Ommo's

古い曲が気になる

LPレコードのジャケット

2016-07-01 | 日記・エッセイ・コラム

 

 きのうのブログで紹介したアルバム、「チャーリー・パーカー with ストリングス」のジャケットのイラストを描いているは、デヴィッド・ストーン・マーチン(1913―1992)。

 デヴィッド・ストーン・マーチンは、友人であるノーマン・グランツが創設したヴァ―ヴ、パブロなど五つのジャズ・レーベルで100枚を超すジャケットを描き、その他のレーベルも含めると400枚以上のレコードジャケットを描いた。

 

 

 

 

 

 

 アナログ・レコードのLP、30センチ×30センチのジャケット・サイズだからこそ、これらの歴史に残るアート作品を生む。そのパッケージに秘められレコード盤から、どんな素敵で刺激的な音楽が聴けるのか‥‥心震わす期待感。ジャケットを手にした人の心を激しく揺さぶる力。デヴィッド・ストーン・マーチンの絵に、その強烈な力がある。

 しかし、そのアートな力も、サイズが小さくては弱い。CDサイズではダメだ。アナログのLPの、この30㎝×30㎝の大きさこそ、じつに適切だったのだ。

 

 デヴィッド・ストーン・マーチンは、レコード・ジャケットのイラストだけじゃなく、ダウンビート誌の表紙も描いている。