九州・熊本の森元裕二くんからの電話で「今日は、”アローン・アゲイン記念日”です」という。
今日やっと”アローン・アゲイン”をオリジナルどおりのコード進行でギターで弾くことができた、という。「じつに45年かかりました」 と。
”アローン・アゲイン”とは、もちろんポップス史に永遠に残るギルバート・オサリバンの名曲。1972年(昭和47年)㋆の全米ナンバー1の大ヒット曲だ。日本でもヒットした。
1972年、高校生だった森本くんが最初に感動した洋楽の曲で、いまも最も好きな曲だという。来日したギルバート・オサリバンの福岡でのライブも観たという。
「”アローン・アゲイン”は、ギターを弾いて歌ってきたのですが、けっこう難しい曲で、やっと今日ほぼ完ぺきに弾くことができました。英語の歌詞もだいたい理解して歌えるようになりました。45年かかりました。だから今日は、ぼくの ”アローン・アゲイン記念日” なんです」と電話をもらった。
(森本くんは、リバプールに行ったり、メキシコに居たり、ニューヨークで焼肉店の店長をやっていたり‥‥‥巧みに英語に話す人だ。「森本くん、この歌詞カードの和訳、すこし違うように思うんだけど‥‥‥?」と、40年も前のこと、帯広畜産大学の学生の森本くんに、わたしは、ロッド・スチュワートやジョー・コッカーの歌詞を訳してもらった。)
しかし‥‥‥45年も前の高校生のときに感動した曲を、
猛烈に忙しい仕事の日々のなかでも、練習して完ぺきにマスターしたい‥‥‥この、音楽を愛する熱い思いに心打たれる。
ギルバート・オサリバン Alone Again https://www.youtube.com/watch?v=BD4yL-fXU6s
ギルバート・オサリバン オフィシャルサイト http://www.gilbertosullivan.co.uk/