Ommo's

古い曲が気になる

藤森食堂で天丼を

2016-07-30 | 日記

 35年ぶりに帯広・藤森食堂で天丼を食べた。

 

 夏休みで帯広にやってきた小学生の孫娘と、ディズニーのアニメ『ファインディング・ドリー』を観た。映画が終わり、駅前のシネコンを出て、ランチ。

 孫と会うのは1年ぶり。それにわたしは、昼まったく街中に出ない。孫娘との、このランチが楽しみだった。

 

 きのうの場合、帯広駅前・西2条の昼飯は、六花亭、バイプレーン、そして、ふじもりの三択だ。

 孫は、一昨日、六花亭に行ったという。ならば、ぜひ、”ふじもり” さんに行きたい。

 

 「お子様ランチ、食べるかい?」と、孫に提案した。一年ぶりに会うじいちゃんに緊張している孫は、「うん‥いいよ」と言う。(年に一回会う祖父は、近所、町内の老人より距離感があるだろうな、きっと‥‥‥)。

 

 4年前、帯広にもどって、閑散とした西2条通りを歩いたとき、駅前のレストラン”ふじもり” を見て、「この西2条で、藤森食堂さんは、がんばってるんだ!」と、感動した。

 1968年から帯広駅前で、レコード店”サウンドコーナー”をやっていたわたしは、週に何度も町内の藤森食堂で食事をした。ラーメンから丼物、定食、なんでも美味くて安い、駅前の大衆食堂だった。その藤森食堂の隅にインディアンカレーが開店したのは、わたしのサウンドコーナー駅前店の開店と同じ年。

 

 西2条通りの同じところで、綺麗になった店舗で営業している”藤森食堂” に入ってみたい、と、ずっと思っていた。

 ショーウインドの”ちびっ子ランチ” のサンプルを差して、「これでいいかい?」と尋ねると、「うん、これ、食べたい」と孫が言ってくれた。

 店に入って驚いた。綺麗になった店内だけでなく、満席、大繁盛していた。

 

 孫に”ちびっ子ランチ”、わたしは、天丼を注文した。40年も前、毎週のように食べていたラーメンや親子丼や卵丼、そして、カレーライスも食べたかったのだが、メニューを見て迷っていると、天丼も安くて美味かったな、と思い出した。

 天丼、758円。期待どうりであった。安くて美味い。「天丼 てんや」の”オールスター天丼” と十分競える。帯広・ふじもり、偉い!

 

   帯広 ふじもり http://www.fujimori-kk.co.jp/fujimori/ 

 

 

 


ロシアン・スナイパー

2016-07-28 | 日記・エッセイ・コラム

 映画『ロシアン・スナイパー』を、DVDでやっと観ることができた。劇場で観たかったのだが‥‥‥‥。この町、帯広のシネコンでは封切りにならない。

 

 クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』は、イラク戦に従軍したアメリカの名狙撃手、クリス・カイルの伝記的映画だ。クリス・カイルは、160人を狙撃した。

 

 そして、ロシア映画の『ロシアン・スナイパー』もまた、実在のソ連・赤軍の女性狙撃手、リュドミラ・ミハロヴィナ・パヴリチエンコがモデルだ。彼女は、309人の敵を狙撃した。

 

 映画『ロシアン・スナイパー』、わたしは、日本の女の人に観てもらいたい映画だ。

 

 


小池百合子さん、がんばって

2016-07-21 | 日記・エッセイ・コラム

 都民じゃないから、小池百合子さんがんばって、と、エールを送るしかないが‥‥‥。

 都民だったら‥‥‥何の迷いもなく、小池百合子さんに投票する。残念だ。

 

 

 帯広川もやっと、夏っぽい景色になった。この瀬で、ニジマスとブラウントラウトがよく釣れる。在来のウグイは、ぴん子だ。

 ぴん子と小さいウグイしか釣れない。が、しかし。ウグイのぴん子が川じゅうにいるわけだから、それを産む親がいるわけだ。外来の、悪食のニジマスやブラウン、凶暴なやつらが支配する環境で、どういう力関係なんだろうか?

 

 川のなかの、政治闘争も、また、たいへんだわな。

 


コスモス、月見草

2016-07-18 | 日記・エッセイ・コラム

 猛暑に苦しむ本州の人には申し訳ないが、ここは涼しい。涼しいどころか、寒い。非常に寒い。昼間でも半袖で外を歩くと、寒い。日高山脈から吹きおろす西風がひどく冷たい。

 わたしがジジイだから寒いのかと思ったら、家の前を歩く小学生たちが、長ズボンに長袖シャツ、その上にパーカーまで着てる。(小学生の男子てのは、真冬でも短パンだろ。千葉・浦安では‥‥‥‥)。

「今日も寒いですね」、隣人との挨拶だ。7月後半真夏の帯広の挨拶。

 秋の花のコスモスが、そこらで満開だ。

 月見草も咲いてる。この花も、晩夏から初秋の花ではないだろうか?

 

 「富士には月見草が似合う」という、太宰治の小説の一節が有名だが、この花かどうかは諸説があるらしい。(それは、わたしにとってたいした問題ではない。太宰治が書いた月見草とは、これ)

 

 山梨県甲府市の銭湯「朝日湯」に入ったとき、脱衣所の鏡に古い新聞の切り抜きが張ってあった。「太宰治が毎日入った銭湯」という記事だ。

 ギョエーィ!

 高校生のときに読んだ『富嶽百景』は、フィクションではなく、リアルな私小説だったのか‥‥‥‥‥

 銭湯から出て、道を下り、県立図書館で『富嶽百景』を数十年ぶりに読んだ。

 

 

 老婆も何かしら、私に安心してゐたところがあつたのだらう、ぼんやりひとこと、
「おや、月見草。」
 さう言つて、細い指でもつて、路傍の一箇所をゆびさした。さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあざやかに消えず残つた。
 三七七八米の富士の山と、立派に相対峙(あひたいぢ)し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には、月見草がよく似合ふ。

 

 


When I'm Sixty-Four

2016-07-16 | 日記・エッセイ・コラム

 64歳どころか、わたしは、もうすぐ70歳。

  ビートルズ  When I'm Sixty-Four    https://www.youtube.com/watch?v=vAzaOZfgf0M

 1967年だったろうか、このアルバムが発売になったのは。そのとき、わたしは、札幌大学外国語学部ロシア語学科の2年で、地元に帰って家業のレコード屋さんになる、など夢にも思ってなかったな。

マジカル・ミステリー・ツアー
ユニバーサルミュージック
 

 


黄昏のビギン

2016-07-13 | 日記・エッセイ・コラム

 永六輔さんが亡くなった。悲しい。

 わたしは、『永六輔&長谷川きよし』という不思議なコンサートの、北海道のプロモーターで、永さんと一緒に旅をした。

     高橋真梨子  黄昏のビギン  https://www.youtube.com/watch?v=Nh3N61CqKV0

 中村八大・永六輔で、名曲はたくさんあるが、「黄昏のビギン」も好きな曲だ。


うらほろ太郎さんにお会いした

2016-07-08 | 日記・エッセイ・コラム

 先週土曜日(9日)のこと。うらほろ太郎さんこと、厚地修さんにお会いすることができた。

 70年代洋楽のファンらしい「浦幌太郎」さんから、わたしのブログにコメントをいただいのは、かなり前からではないだろうか。

 

 「ゴルフと同窓会で、7月、十勝に行きます」と、コメントをいただいた。それは、5月の終わりだろうか。

 

 その、”浦幌太郎” さんとは、誰か?

 是非、お会いしたい、と思った。

 

 

 ”うらほろ太郎”こと、厚地修さんと、わし。

 

 

 


WBS

2016-07-06 | 日記・エッセイ・コラム

 「小池百合子さんは、テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』の、初代のメインキャスターだったね」と、帯広の人に同意を求めると、「そうなんだ‥‥知らなかったな」という。小池さんがキャスターのとき、TVH(テレビ北海道)では放送していなかったのだろうか?

 この番組をみてから寝る、という生活を長くやっていた。翌朝、4時に起きてシャワーを浴び、弁当を作って朝飯を食べ、東京メトロ東西線・浦安発5時11分の始発に乗る(東西線の混み方は尋常じゃないから、出来るだけ早く電車に乗りたい)。現場の朝礼は8時だが、2時間前には制服に着替えて現場周辺を掃除していたい。

(帰りの船橋方面行・東西線は、終電までどんな時間も絶望的に混んでいるが、一日の仕事は終わって部屋に帰って寝るだけ。諦めて、超満員の電車に耐える。そんな生活をけっこう長くやっていた)

 

 テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』、いまのキャスターは、大江麻理子さん。

 『出没!アド街ック天国』『モヤモヤさまぁ〜ず』が、好きな番組だったが、「わたしは、じつは番組ではなく、大江麻理子さんのファンなんだな」と自覚した。大江麻理子さんなしの『モヤモヤさまぁ〜ず』が、わたしにあまり面白くない。


 

 

 


「シング・ストリート」を観たいが‥‥‥

2016-07-02 | 日記・エッセイ・コラム

 

はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]
 
 

 アイルランドのジョン・カーニー監督の、2013年の作品「Begin Again はじまりのうた」をやっと観た。ジョン・カーニー監督は、「ONCE ダブリンの街角で」(2007年)で知った。

 ジョン・カーニー監督は、映像作家になる前、アイルランドのロックバンドのベーシストだったという。

ONCE ダブリンの街角で [DVD]
 
 

 ジョン・カーニー監督の最新作「シング・ストリート」は、今週土曜日、9日の封切りだが、北海道・帯広で観ることはできない。

   「シング・ストリート」予告編  http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

 

 


LPレコードのジャケット

2016-07-01 | 日記・エッセイ・コラム

 

 きのうのブログで紹介したアルバム、「チャーリー・パーカー with ストリングス」のジャケットのイラストを描いているは、デヴィッド・ストーン・マーチン(1913―1992)。

 デヴィッド・ストーン・マーチンは、友人であるノーマン・グランツが創設したヴァ―ヴ、パブロなど五つのジャズ・レーベルで100枚を超すジャケットを描き、その他のレーベルも含めると400枚以上のレコードジャケットを描いた。

 

 

 

 

 

 

 アナログ・レコードのLP、30センチ×30センチのジャケット・サイズだからこそ、これらの歴史に残るアート作品を生む。そのパッケージに秘められレコード盤から、どんな素敵で刺激的な音楽が聴けるのか‥‥心震わす期待感。ジャケットを手にした人の心を激しく揺さぶる力。デヴィッド・ストーン・マーチンの絵に、その強烈な力がある。

 しかし、そのアートな力も、サイズが小さくては弱い。CDサイズではダメだ。アナログのLPの、この30㎝×30㎝の大きさこそ、じつに適切だったのだ。

 

 デヴィッド・ストーン・マーチンは、レコード・ジャケットのイラストだけじゃなく、ダウンビート誌の表紙も描いている。