東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0612 高輪のS字型抜け道階段

2013-07-14 | 港区  
No.0612
所在地:港区高輪4-14と品川区北品川6-1、6-2の間(Google Map
型  :蛇行
段数 :52段(下から1・13・細く長い道・38段)
幅  :2.0〜2.7m
長さ :約85m
蹴上 :不規則
踏み面:不規則
Photo 2007.4.1 上部
 品川区北品川6丁目から港区高輪4丁目の高台へ上るS字型の抜け道。抜け道の大半は品川区側。
 下部はL字型、中間は長い坂道で、上部はカーブしている。
 中間部は以前は下写真のように側溝上の非常に狭い道だったが、2008年に隣接地の建て替えに伴い拡幅されている。
 「東京の階段」p.102

下部、写真手前で屈折している。
Photo 2007.4.1

0611 クランクしたアプローチ路的な抜け道・下段

2013-07-12 | 品川区 
No.0611
所在地:品川区北品川 6−1−10(Google Map
型  :直
段数 :54段(下から7・5・3・1・5・5・3・6・7・7・2段)
幅  :狭い。奥の方は更に狭くなる。
長さ :約40m
蹴上 :不規則
踏み面:不規則
傾斜 :?
Photo 1995.4.6

 三田用水末端部の道場谷、仏所護念会の少し南側から、港区との区界の方へ向かって東向きに上る。写真はクランクしたアプローチ路的な抜け道の上り口部分。

 下部はあまり利用されていないようで整備もされていないが、道は上部でクランクして港区側に一応つながっており、そちらは高台上の側からのアプローチとして利用されている。


Photo 2017.2.16

 段々は斜面に石を置いただけ、もしくは後からそこにモルタルを塗ったもの。ところどころは崩れていて上りにくい。北側は大谷石の擁壁の上にブロック塀。途中には街灯も設置されている。下部はやや急だが、上部は少し緩やか。万年塀の隙間を行くと、樹木もはみ出している。


上部から Photo 2017.2.16

 途中の家屋は撤去されており、一部は空き地。おそらく新築もしにくい状況だ。上部北側は廃墟状態で万年塀も崩壊している。南側は建て替えられた新築家屋の模様。当然別ルートからがメインアクセスになっている。

 最上部で右(南)へ細道は折れる。門扉のないアルミ製門柱の間を通り、フェンスの間を抜ける。ここからは道が良くなっている。この部分は当初、つながっていないものと認識していたため、中段部(No.1674)、上段部(No.1508)は別扱いにしている。(将来記述予定)


0610 島津山東側

2013-07-10 | 品川区 
No.0610
所在地:品川区東五反田 3−10・11(Google Map
型  :直
段数 :47段(下から11・15・21段)
Photo 2008.4.12 (撮影時、まだ改修工事中)
 島津山の東側で西向きに上る。階段を上りきってしばらく進むと、No.0609の階段に至り、西へ下る。
 以前からコンクリートモルタルの階段だったが、2008年4月頃までに改修が行われ、両側にスロープが付けられた。
 この改修で、手摺も鉄製からアルミに替えられ、手摺には点字で、階段上り、踊り場、階段下りが記された。


Photo 2016.3.26

 また2009年頃にはステップがレンガ色に塗装された。煉瓦でできているような目地があるが、これはレンガ色の塗装に白い塗料で目地を描いたもので、コンクリート造のベースには変化はない。


Photo 2017.2.16


0609 島津山・清泉女子大学北西側

2013-07-08 | 品川区 
No.0609
所在地:品川区東五反田 3−7・16(Google Map
型  :直
段数 :46段(下から11・12・20・3段)
幅  :3.6m
高低差:8.5m
長さ :約26m
蹴上 :18cm
踏み面:28cm
傾斜 :33°
Photo 2007.4.1
 島津山の西側、清泉女子大学北西側で桜の木の下を上る。階段上部の家から張り出した大きな桜の木が印象的。散り際には階段に花びらが散らばる。
 北側の高い石垣と古い土管も階段の古さを感じさせる。
 上の23段と下の23段の間に長い平場がある。
 2007.4に訪れた際、滑り止めを付加する改修が行われていた。
 改修では、やや柔らかい素材にザラザラした粉をまぶしたものを、ステップの角に塗布したが、暗い時でも見えるように、黄色(山吹色)の塗料を用いたため、上から見ると階段が黄色っぽくなり、やや印象が変わった。
 「東京の階段」p.70

0608 本立寺南側で東へ上る

2013-07-06 | 品川区 
No.0608
所在地:品川区東五反田 3−6・8(Google Map
型  :直
段数 :13段
Photo 2012.6.30
No.0607の階段を上った後、屈曲した路地を抜けた先で西へ下る。
手前は自動車も通る道だが、階段上の路地の方に自動販売機がある。
中央には斜路があり、また北側には膝上程度の高さの側壁と、低い鉄製手摺が付く。

0607 本立寺南側で西へ上る

2013-07-04 | 品川区 
No.0607
所在地:品川区東五反田 3−5−19(Google Map
型  :直
段数 :10段
Photo 2006.3.10
以前(90年代まで)は大谷石の階段だったが、その後、モルタルで覆われ、踏み面角に滑り止めも付けられた。
手摺も替えられたようだが、現在も鉄製手摺になっている。
階段の左わきは近辺の住宅の車庫。通り抜け可だが恐らく私道。