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東京階段研究会 ブログ

0955 青松寺境内から愛宕山へ

2022-03-16 | 港区  
No.0955
所在地:港区 愛宕 1−5・2−2(Google Map
型  :クランク
段数 :123段(下から10・10・4・8・8・13・14・14・-10・-11・15・15・15・10・8段)
Photo 2019.4.17

 青松寺境内から愛宕山の山頂へ上る長い階段。上写真は途中の13・14・14段部分。愛宕グリーンヒルズの再開発に際して新しく造られた山頂へのルートである。

 下部以外の大半はボードウォークとなった階段で、青松寺の境内から81段上り、墓地裏のデッキを通る。その後、いちど21段下って、愛宕トンネル上部を渡った後、後半で63段上って愛宕山山頂に至る。

 青松寺境内から北へ、高層住居棟であるフォレストタワーの方へ向かって上る(フォレストタワーと階段は直接はつながっていない。)。境内はかなりの部分が盛り土もしくは人工地盤。この階段もその上を上るもの。
 青松寺境内は東側の道路より高く、この階段下も道路から16段上った場所である。

 フォレストタワーに沿って西へ曲がりボードウォークへ向かう。この部分は緩やかな坂道段々。

 8段×2の部分から先はボードウォーク。この階段を上ると愛宕山の斜面に取り付く形になる。写真奥で右折して墓地裏を歩いていくと、1枚目の部分に至る。

 1枚目の13・14・14段部分を上から。斜面に杭を打ってそこにボードウォークを造っているため、起伏からは離れているため、ステップの蹴上げや踏み面の大きさは歩きやすく造られている。
 左のフォレストタワーと階段の間は墓地。奥の瓦屋根は青松寺、その奥のオフィスビルは愛宕グリーンヒルズ森タワー。

 途中でいちど下ってしまう部分。何故そうなっているのかは未把握。右側は愛宕山の山頂へ至るエレベーター。愛宕トンネルのわきから上り、上部のブリッジを介して山頂へ行くことができる。この場所からエレベーターに乗ることはできない。愛宕トンネルの脇にはエレベーターだけでなく階段もあり、そこからの道とこの道は合流している。

 後半の63段部分。撮影時点では右側は空地などだったが、近々に再開発される予定という。奥に見えているのは虎ノ門ヒルズ。愛宕山は超高層ビルが建ち並ぶ中にある。

 最上部から後半の63段部分。斜面に沿って上って行く階段で、愛宕山の木々が覆い被さっている。周辺は都心のオフィス街だが、緑に多く触れられる階段でもある。

 階段を上りきって左折すると、NHK放送博物館前の広場に出る。そこから北へ少し行くと愛宕神社の社殿前に至る。


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