野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

チャノキとサザンカ

2021年11月23日 | 武蔵野の記憶
10月下旬だったか11月上旬だったか、NHKの朝のニュースを見ていたところ、気象予報士の南さんがサザンカ(山茶花)の花を紹介していた。そのときは白い花だったこともあって、チャノキ(茶ノ木)の花と勘違いしてしまった。これまで常緑樹で白い花を付けるのは大抵チャノキと思っていたので、お茶の花として紹介していたものがサザンカだったかもしれないとちょっと不安になった。そこでチャノキとサザンカの違いを調べてみると、チャノキは花首ごと落ちるのに対して、サザンカは花弁が散るという。なんだかサザンカとツバキ(椿)との違いに似ている。またチャノキのほうがサザンカ、ツバキと比べて葉が小さいという特徴もあるという。

実際に違いを確かめたいので、近所の畑に行ってチャノキを見てみることにした。所沢市の北部は茶畑が多いのだが、売り物のチャノキは短く刈ってしまって花はあまりない。むしろ生垣代わりに植えられたもののほうが観察がしやすいのだ。





(お茶の花 ちょっと小ぶりなのが特徴)


(こんな感じで実が成る)


(地面を見ると確かに花首ごと落ちている)


(花びらが散らないのがサザンカとの違い)


(なお地面にはお茶の実も一杯落ちていた)

次はサザンカだが近所にはなさそうだ。航空公園にないか調べてみると野外ステージの辺りにあるという。残念ながら白い花のサザンカはなかったが、とりあえずの比較にはなるだろう。

(サザンカの花 お茶の花よりもだいぶ大きい)


(葉はこんな具合 チャノキより大振りらしいのだがあまり違いはわからない ただ若干厚みが薄い感じがする)


(11月中旬ということもあって花が盛り)


(結構大きな木で4~5メートルはありそう なおチャノキも野生化したものは大きな木になるらしい)

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