野老の里

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西武鉄道の秩父漫遊きっぷを使ってみた感想とか(訂正あり)

2018年06月20日 | tokoroの日常
※秩父漫遊きっぷのバスフリーパスの利用について誤りがあり、訂正いたしました。お詫び申し上げます(平成30年6月20日)。

先日、城峯山を歩いた際に西武鉄道が企画している「秩父漫遊きっぷ」を使ってみました。交通費が節約できればいいなと思って使ってみたのですが、結果的には交通費は節約になりませんでした。ただ全体としてみればやっぱりお得な切符だったので、その辺の事情も含めて気付いたことを記しておこうと思います。


まず秩父漫遊きっぷに限らず、西武鉄道が企画しているおトクなきっぷについていくつかの切符を除き自動券売機で購入することができるようになりました。以前は窓口でしか購入できず、早朝出発を予定している場合には前日までに窓口で購入しなければならないということが度々ありました。その当時既にJR東日本では自動券売機でフリー乗車券が購入できたので、旅客サービスとしては劣っているなと感じていた部分ではありました。この部分の改善は素直に嬉しいところではあります。


つぎに秩父漫遊きっぷについての特徴ですが、その前に古くから存在していた「秩父フリーきっぷ」についても触れておきます。
「秩父フリーきっぷ」は
 ① 西武線発駅から西武秩父駅までの往復乗車券
 ② 芦ヶ久保駅から西武秩父駅および秩父鉄道秩父本線の三峰口駅から野上駅の間が2日間乗り降り自由
がセットになっているフリー乗車券です。なお温泉や資料館などの割引サービスも受けられます。

ハイカーにとっては奥秩父方面や宝登山に訪れる際に使うケースが考えられます。ボクの場合は小手指駅から乗ることがほとんどなので、発売額は1800円です。小手指・西武秩父間は往復で1000円(パスモ・スイカなどのICカードだと988円)なので、800円以上秩父鉄道を使えば元を取ったことになります。単純に往復するだけなら野上方面なら親鼻以降、三峰口方面なら白久以降の駅で乗降すればお得となるわけです。ただボク自身は母親と三峰や宝登山を訪れたときに使ったくらいで、山歩きに使った記憶はほとんどありません。上記に記したように以前は窓口でしか購入できなかったので、これまでは利用しづらかったんですよね。


他方「秩父漫遊きっぷ」は
 ① 西武線発駅から西武秩父駅までの往復乗車券
 ② 高麗駅から西武秩父駅の間が2日間乗り降り自由
 ③ 漫遊まる得クーポン券
がセットになったフリー乗車券です。こちらも割引サービスの適用があります。「秩父フリーきっぷ」との違いはフリー乗降区間が秩父鉄道ではなく、西武線の高麗駅から西武秩父駅の間になっていることと、クーポン券が付いていることです。

クーポン券は
 ① 西武秩父駅に併設されている「祭の湯」の温泉エリアの入館券(土休日は100円追加で利用可)
 ② 「祭の湯」内にあるフードコートのお食事券(大人930円分)
 ③ 「祭の湯」内にある物販エリアのお買物券(大人930円分)
 ④ 西武観光バスのバスフリーパス(2日間)
 ⑤ 三峰神社行き急行バスの片道乗車券
 ⑥ レンタカーの割引券
のうちどれか1つだけ利用できます。ちなみに小手指駅からだと発売額は1730円です。

ボクは当初バスフリーパス券としてクーポン券を利用するつもりでした。しかし吉田郵便局から西武秩父駅までだと520円にしかならないので、途中下車でもしない限り損です。またバスフリーパス券は西武秩父駅前にある西武観光バスの営業所でフリーパス券に引き換えなければならない秩父営業所の営業時間外はバス乗務員が引換を行うとのことです)ので、どう利用するか迷っているときはちょっと使いにくい部分があります。そこでバスフリーパス券には引き換えをせずに「祭の湯」で利用することにしました。温泉に入るならもちろんのこと、お食事券・お買物券としてであっても930円分使えば結局お得になるという計算になります。まあバスフリーパスも小鹿野役場や中津川、秩父湖辺りまで行けば十分に元が取れてしまうので、山行予定に応じてクーポン券を使い分けるのが賢いかと思います。

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