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 ダイナミック・リコンフィギュレーション(DR)機能のメリット
 ・PSoCリソースの再利用を行うことができる。
 ・たとえばCY8C27シリーズでは8個のデジタルブロックリソースがあり、このうち2個のデジタルブロックを常時動作、残りの6個のデジタルブロックを時分割動作と設置することで8個より多くのデジタルブロックを使った設計ができる。
 ・ただし同時に動かすことができるデジタルブロックは8個まで。
 ・したがって常に動作させるユーザーモジュールと、時間的に切り替えて動作させるユーザーモジュールを分ける必要がある。

 常時動作させるユーザーモジュールはベース・コンフィグに配置する
 時分割動作させるユーザーモジュールは追加コンフィグに配置する

 ダイナミック・リコンフィグの注意点
 ・追加コンフィグをロードすることで、でデバイスに関する設定は全て上書きされる(ベースコンフィグとの差分のみ)。
 ・ユーザーモジュールの名称はプロジェクト内でユニークでなければならない。
 ・追加コンフィグの上から追加コンフィグをロードしない。別の追加コンフィグに移る際には、すでにロードされている追加コンフィグをアンロードする。
 ・追加コンフィグをアンロードする際、その追加コンフィグ上のユーザーモジュールは停止処理を行う。

 プロジェクト名はDR_TEST
 手持ち8ピンPSoCのCY8C72143-24PXIを使います。
 コンフィグレーションを4つ作ります。
 ・ベースコンフィグ PWM16_1 (ベースコンフィグ上のPWM16_1は常に動作させる)
 ・追加コンフィグ1 PWM16_2
 ・追加コンフィグ2 PWM16_3
 ・追加コンフィグ3 PWM16_4

 今回はソフトウェアディレイを使うのでCPU_clockをSysclk/32に設定


 追加コンフィグのGrobal Parameterはベースコンフィグの設定がコピーされるので、追加コンフィグを作る前に設定する必要がある。

 Interconnectからコンフィグを追加する




 ベースコンフィグのレイアウト




 追加コンフィグ1のレイアウト


 コンフィグ1に切り替えて配置配線。ベースコンフィグの配線も行う。



 追加コンフィグ2のレイアウト


 コンフィグ2に切り替えて配置配線。ベースコンフィグの配線も行う。



 追加コンフィグ3のレイアウト


 コンフィグ3に切り替えて配置配線。ベースコンフィグの配線も行う。



 ダイナミックリコンフィグAPI

 #include "psocdynamic.h" をユーザが記述する

 void LoadConfig_コンフィグ名(void); 追加コンフィグをロード
 void UnloadConfig_コンフィグ名<void); 追加コンフィグをアンロード
 main.c





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