せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ノラニンジン

2013-07-28 | 日記



いつもの公園に行くとセリ科の花が群生していた。花はレースフラワーと似ている。オルレヤ(セリ科)とも似ているが個々の花が小さいし、葉の形もニンジンのように見える。


ニンジンかなあ?繁殖力が強いと見えてどんどん拡大している感じ。試しに一本引き抜いてみた。根は太くないし色も赤くない。ネットで検索するとセリ科ノラニンジンの可能性が高そう。ニンジンが野生化したものかその逆に食用にされる前の野生のニンジンかわからない。





花序をアップするとセリ科の花でよく見られるように外側の花の花弁が大きいのが分かる。



後ろ姿。







実の成熟に伴い果序が鳥の巣のようになる。アカスジカメムシがこの花を気に入っている様子

ムクゲ、アメリカフヨウとフヨウ

2013-07-25 | 日記
畑地の隅の木陰に農家の老婆が座っていた。近寄っていくと野菜の直売という札がある。しかしこの暑い中一時間に一人も通る人はいないだろう。「何を売っているんですか?」と聞くと目の前の畑でできているナスやキュウリなどを切り売りしているらしい。野菜を買うつもりはないのですぐ横に咲いているムクゲの写真を撮った。今度はそのお婆さんが「花の写真をとっているんですか?同じ種類の花で人の顔くらい大きなものが家の庭には植えてあるよ。」という。そんな大きなムクゲはあり得ないからきっとアメリカフヨウのことだなあと思った。


ムクゲ アオイ科







花の中心部。


八重のムクゲもある。






アメリカフヨウ アオイ科

近くの公園のアメリカフヨウを見に行ってみた。一輪だけ少し形はくずれていたけど咲いていた。


あとはまだつぼみ。これからだなあ。アメリカフヨウは木ではなくて宿根草。


花の中心部。




フヨウ アオイ科

職場と駐車場の間の道端には毎年フヨウが花をつける。毎日少しずつ咲き始めている。花の色が可愛い。


花の中心部。

夏の散歩道 ~ ハグロトンボ、セミの抜け殻、ソクズ、ヘクソカズラなど

2013-07-25 | 日記
懐かしいのでアニメ『タッチ』のテーマを聞いていたらその「青春」の歌詞が耳に残った。

ねえ音もたてず
過ぎてく青春には
さよならがいっぱい
ねえ楽しい日々
お願いこのまま
Stay Stay Stay
時よ動かないで

青春を人生に置き換えてみてもいい。



ハグロトンボ

暑くても午前中は散歩が一番。水辺でひらひらと飛ぶ黒いトンボを見つけた。追いかけてとまったところを撮影。黒緑色に輝く腹部が素晴らしい。



オオシオカラトンボ



田んぼの畦で見つけたオオシオカラトンボ。シオカラトンボよりも腹部の横幅が広くて一回り大きい感じ。力強いなあ。



ヒメギス



沼の近くを歩くと何やら一斉に足元で飛び跳ねる。コオロギかな?とよく見ると背中が緑色をしている。ヒメギスだろう。ヒメギスは全身が黒褐色で背中は緑色または褐色のキリギリス。胸部の後方は、白線でふちどられている。翅は通常は短いが、長いもの(長翅型)もいるらしい。写真では下は産卵管があるので雌だろう。



ハクウンボク  エゴノキ科



公園の中はアブラゼミやミンミンゼミの合唱でうるさいほどで一層暑さが増す感じ。ハクウンボクがたくさんの果実をつけていた。上を見上げて写真を撮っていると散歩する老人が何かいますか?と尋ねてきたので、いやハクウンボクの果実を撮ってますと答えると、フ~ンと不思議な顔をして去っていった。樹木を撮る人は少ないからなあ。


セミの抜け殻が葉裏についていた。昨夜羽化したのかなあ?



シナノキ  シナノキ科

シナノキにも果実が実っていた。ここにもセミの抜け殻が付いている。アブラゼミかなあ?



ハナゾノツクバネウツギ スイカズラ科





公園の生垣にはハナゾノツクバネウツギ(別名:アベリア)が花をいっぱいつけていていい香りがあたりに漂っている。花冠は筒状の鐘形で先は5裂。萼は5枚のプロペラ型。



ソクズ  スイカズラ科

畑地の近くの野原はもう草が生い茂り藪のようになっている。その中に白い花をつけたソクズが群生していた。葉は大型の奇数羽状複葉で対生しておりニワトコとそっくり。別名クサニワトコというのもうなづける。ソクズの下に咲いているのはコヒルガオ。


花にはところどころに黄色の杯状の腺体がある。花には蜜がなく腺体に蜜を貯めるらしい。



コヒルガオ  ヒルガオ科



ソクズの周りにはヒルガオに似たコヒルガオが群生。ヒルガオには花柄の上部には縮れた狭い翼があるのが特徴。つるの巻き方は右肩上がり。



ヘクソカズラ  アカネ科

畑の周りにはヘクソカズラが群生している。つるの巻き方は左肩上がり。


葉柄の根元に三角形の托葉があるのがわかる。


柱頭が2個見える。

うろこ雲と月

2013-07-24 | 日記



数日前の夕方、高い空にはうろこ雲が遠くまで広がり、もう秋が来たのかと錯覚させるほど涼しい風が吹いていた。それまでの猛暑がうそのよう。


湿地帯にはガマの穂が夕日を浴びていた。


 
空港から離着陸する飛行機が絶え間なく大空を横切る。国内線かな国際線かなあとぼんやり考えながら眺めた。




飛行機を追っていくと月の前を横切った。こんなに涼しい風が吹くと夏をとばして月見の季節がもうすぐのような気がしてくる。月が光を受けて明るいので思いっきりズームして撮ってみた。このコンパクトデジカメではこれが限界。でも意外とクレーターも見える。

コボウズオトギリ

2013-07-23 | 日記
全英オープンゴルフでフィル・ミケルソンが優勝した。先月の全米オープンでは最終18番ホールで、安全にパーを狙えば単独2位で終わることはできたのに果敢にバーディーを狙い強くまっすぐに打った。解説の丸山茂樹が「勇気ある、男らしい」と叫ぶ。無理は分かっていても優勝を狙う気持ちが伝わった。結果は2位タイ。あの全米を見た時ミケルソンはきっと次回は優勝するだろうと思った。


コボウズオトギリ オトギリソウ科

農家の庭先に植えてあった。赤い実をたくさんつけてとても目立つので車を止めて写真を撮った。




コボウズオトギリの正式名はヒペリカム・アンドロサエマム(Hypericum androsaemum) 。赤い可愛い実を付けるキントラノオ目オトギリソウ科ヒペリカム属の半落葉小低木。花はヒペリカムの仲間なのでビヨウヤナギやキンシバイとそっくりらしい。来年は花の頃に来てみたい。

夏の定番 ~ ミソハギ

2013-07-16 | 日記
ミソハギ ミソハギ科



ボンバナとも呼ばれるミソハギが沼に続く湿地帯で満開。真夏にふさわしい明るい色。目がくらむほどの光を受けて輝いている。








全体に無毛だけれども、ミソハギにしては萼筒の付属物はやや長く開出せずに直立傾向にある。ミソハギの偽者かな?



エゾミソハギ?

畑の横にもみごとなミソハギ?が育っていた。見た目には沼の横のものとそっくり。






毛が多いのがわかる。ミソハギには毛はないはずだからこれはエゾミソハギだろうか?ネットで検索するとミソハギとの違いとして「エゾミソハギは全体に短毛があり茎の上部や萼にも毛状突起があり、萼筒の付属物はやや長く、開出せずに直立する。葉には柄がなく、基部は幅広く、茎を抱く」という。


さらにややこしいことにミソハギとエゾミソハギの種間雑種にメミソハギというものがあり両種の中間的な形質を呈しているらしい。となるともしかしたら上のミソハギと思ったものはメミソハギかも。

ゴジカ

2013-07-15 | 日記
昨日会合の後でせっかくだからと思い近くの大きな公園の大温室を訪れた。暑さ倍増だった。


ゴジカ アオギリ科



午の刻(正午)に咲くからゴジカと名前がついている。浅山英一の花ごよみ「夏の花」を読んでいてゴジカだけはまだ見たことがなかった。原産地インドでは水田の雑草らしい。




アオギリ科と言われてもアオギリの花とは似ても似つかない。がく片、花弁は5、雄しべは15、仮雄しべ(飾り雄しべ)が5。雄しべは短い。長く伸びたものが仮雄しべで葯はないけど花粉はついている。


葉は鋸歯があって細長く互生。


花は夜になると落ちてしまうらしい。下の水面にいくつもの花が落ちていた。これがまたいい

ヤマユリとオニユリ

2013-07-15 | 日記
昨日は都内のホテルで会合があった。ホテルの中庭には滝があって池には鯉がのんびりと泳いでいる。すぐ隣のホテルはこの暑さの中現在解体工事中だった。うちの職場も現在新しい建物の建設中なので何となく親しみをもって眺めていたがここ数日の猛暑で作業効率も低下している感じ。熱中症に注意だなと思いながら庭を散歩してみた。ホテルにはプールがあって大勢が泳いだり日光浴したりしている。高級外車で乗りつけたご婦人と二人の子供たちがプールに入っていった。入り口でプール使用料をみると大人20000円、子供16000円。宿泊客なら3000円、2000円となっていた。さすがに高級ホテルのプールだなあ。初めて大学生になって上京したとき毎日代々木のプールで泳いでいたことを思い出した。プール利用料は200円位だったと思う。授業が終わって夕方井の頭線で渋谷にでて代々木の競技場のプールへ直行。2時間ほど泳いでくたくたになって久が原のアパートに帰る生活だった。ある日いつもよりハードに泳いだせいか体の重力を強く感じ歩けなくなった。仕方なくプール入り口の前の植え込みの芝生で横になってしばらく休むことにした。いつの間にか眠ってしまい目が覚めた時はもう真っ暗で人影は無く時刻は夜9時を回っていた。こんなところで眠ってしまったことが自分で恥ずかしかった。空には月が出ていた。その月明かりを頼りに歩きながら今の自分は何と自由なのだろうと感じ、何にでも挑戦できるように感じた。闇にひそむ邪悪な視線も誘惑も人間同士の醜い争いや策略も当時の自分には全く見えていなかった。



オニユリ

ホテルの中庭に咲いていたオニユリ。


久しぶりで霊園の裏の畑に行ってみたらオニユリ満開。アゲハが嬉しそうに飛び回っていた。









ヤマユリ

霊園内のイヌシデの林ではその下草の藪に交じってたくさんのヤマユリが咲いていた。ヤマユリを目当てに暑い中出かけてきたのでちょうど満開でうれしい。やぶ蚊に刺されながらもたくさん写真撮った。どんな園芸品種にも負けない美しさ。












色々なユリの品種


アジアテック・ハイブリッド



近くの公園横の畑に植えられていたユリ。上向きに咲くのが特徴。



これは先月アジサイのころに咲いていた。





面白い桃色の斑紋。



オリエンタル・ハイブリッド

農家の畑横に植えられていた。先週見たもの。強い香りの大輪花。





ユリのいい香りがあたりに漂う。



トランペット・ハイブリッド

これは先月見たもの。

キク科の花達

2013-07-11 | 日記
朝から暑いし夜も暑い。本格的な夏だなあ。昼間だけは建物の中にいるから涼しい。虫歯のために詰めていたものがとれてしまい昼休みに職場向かいの歯科を受診した。麻酔をしたから口半分がしびれて感覚がなくなった。診察台に座るとまさにまな板の上の鯉になった気分。もっと歯のケアをしなければ。


あちこちでキク科の花が咲いている。



オオキンケイギク

鮮やかな黄色の花をつけ 道端や河原などでよく見かける。







チョコレートコスモス

公園の花壇で寄せ植えされていた。





メランポジウム

ヒマワリをとても小さくした感じ。






 
アゲラタム カッコウアザミ属






ジニア・リネアリス






ルドベキア・タカオ

小さなルドベキア。




花の真ん中にある筒状花はこげ茶色。周りにつく舌状花は8枚。





ルドベキア



グロリオサデージーはルドベキア・ヒルタの改良種。



エキナケア



エキナケアはギリシア語でハリネズミを意味するエキノースに由来。花床には堅い橙赤色の鱗片が着き、この鱗片が筒状花より長く先端が尖って刺状になってハリネズミに見える?





ガイラルディア  オオテンニンギク






ガイラルディア  テンニンギク・イエロープルーム?








ハルシャギク

野原の一角に群生。


中心部の赤い斑紋はその大きさは株によって様々。







シロタエギク 別名 ダスティーミラー(Dusty miller)





地中海沿岸原産のキク科の植物。



ヒメジョオン

野原に群生し次々に咲いている雑草。でも光いっぱい浴びた姿は美しい。





エリゲロン・カルビンスキアヌ

花はヒメジョオンに似ていてとても小さい。




キク科ムカシヨモギ属、別名ペラペラヨメナ。



カカリア

とても小さい花だけれどもその明るい赤がいい。


別名エフデギク(絵筆菊)、ベニニガナ(紅苦菜)。原産地は東部インド。



キバナコスモス

今満開。


一緒にクレオメが混じって咲いている。





夏到来~ショウジョウトンボ、ノシメトンボ、コシアキトンボ、ツマグロヒョウモン、ジャノメチョウなど

2013-07-09 | 日記
先日NHKスペシャル「足元の小宇宙~生命を見つめる 植物写真家~」で植物写真家の埴沙萠(はにしゃぼう)さん82歳の日々の生活を紹介していた。いつまでも自然の中でそれを観察して生きていけることは何と幸せなことだろう。

もう梅雨が明けたそうだ。ここ数日とても暑い日が続いていて外を散歩するのも覚悟が必要。炎天下にもかかわらずトンボやチョウたちは元気に飛びまわっている。



ショウジョウトンボ 雄

ロープにとまったショウジョウトンボはお尻を上げている。


直射日光の下では一層高く尻を上げて逆立ち姿になる傾向がある。直射日光の当たる体表面積を少なくして暑くなるのを防ぐためだとネットでは説明されているが果たして本当かなあ?本人に聞いてみなくては分からないわけだから人間の推測にすぎない。赤い服を着たショウジョウトンボは体内が暑くなりやすいから逆立ちして体液を頭部や胸部に集め虚脱しないようにしているのかもしれない?


ノシメトンボ 雌?



コシアキトンボ 雌



ツマグロヒョウモン 雄

アジサイにとまったツマグロヒョウモン。ツマグロヒョウモンの雌は色が違う。もっと美しいかも。


ジャノメチョウ 

ヤブの中から出てきたジャノメチョウ。いつも日陰にいるので日向ではなかなか撮らせてくれない。


ベニシジミ 雄

セイヨウノコギリソウ(ミレフォリウムAchillea millefolium)にとまったベニシジミ。雄かなあ?

ギシギシ4兄弟 ~ ギシギシ、アレチギシギシ、ナガバギシギシ、エゾノギシギシ

2013-07-08 | 日記
以前は木造家屋が多かったせいか時々近所で火事が発生することもあり、それを野次馬で見に行ったりした。その焼跡に残された焦げ茶色の家屋の骨組みはしばしばいつまでもそのままで放置されていた。その焼けた家屋を連想させるように野原の緑の中で焦げた姿を無残にもさらしているのは一体何だろう。


ギシギシ タデ科

遠くから見ても何かわからないけれどタデ科 ギシギシ属であることまではわかる。


びっしりと果実をつけている。アカツメクサのピンクの花が咲いているのも何となく不自然。


近づいてみると果実は見えないが3枚の内花被片に包まれているのはわかる。翼状の内花被片には細かい鋸歯がある。その内花被片には大きな瘤体が3個付いていてその瘤体は大きさがほぼ同じ。ここがポイント。在来種のギシギシだと思われる。



アレチギシギシ

ギシギシの近くで両手を横に広げたような姿でか細い感じのギシギシ属があった。アレチギシギシだろう。


花序はまばら。色はギシギシほど褐色が濃くない。


左はアレチギシギシで右はギシギシ。


そう果を包む翼状の内花被片は全縁で3個の瘤体はほぼ同大。帰化植物。



ナガバギシギシ



河原の土手の近くで全体が焦げ茶色に変色しびっしりと果実をつけたギシギシ属。一見ギシギシかと思ったがそう果を包む翼状の内花被片は全縁で、それについている3個の瘤体は1個だけが大きい。たぶんナガバギシギシだろう。帰化植物。ただし在来種のギシギシとナガバギシギシとは交雑し易いというからその雑種の可能性ももちろんある。


近くに生えているまだ若い個体を取り上げて観察。


下から見上げると瘤の大きさが異なるのがわかる。



エゾノギシギシ

同じく川岸の土手近くで見つけたギシギシ属。


果実の中心にある球体が赤みを帯びているのが目立つエゾノギシギシのようだ。帰化植物。


そう果を包む翼状の内花被片には細かい鋸歯があるのが最大の特徴。瘤体は1個。

アーティチョーク

2013-07-06 | 日記
アーティチョーク キク科

アーティチョーク(朝鮮アザミ)がスーパー横の畑に植えられている。このアーティチョークは1mほどの高さしかないが原種は2mの高さにもなるそうだ。以前京都の植物園で見たことがある。


花は拳大ほどの大きさがある。つぼみが花を開かないうちに総苞片をはがして花托と未熟な花の部分をサラダにして食べると美味しいらしい。


こんな美しい花を食べるのは惜しい気もするなあ。

花弁の多いアガパンサス

2013-07-06 | 日記
アガサ・クリスティーのテレビドラマ『ミス・マープル』を見ていたらイギリスの花壇にユリ科アガパンサスが咲いていた。


青と白がある。




この爽やかな青がこの季節には気分を盛り上げてくれる。ユリ科は一般に外花被片3枚、内花被片3枚の計6枚の花弁を持ち、雄しべは6本で子房上位の特徴を有する。


写真のアガパンサスは少し変わっている。花弁が多い。


目が回るような気がするけれど数えてみると11枚あるようだ。八重というわけではない。

クリナム

2013-07-06 | 日記
アメリカのテレビドラマ『HOMELAND シーズン1』を昨夜見終わった。面白いので途中でやめられない。イラクで戦争捕虜となったアメリカ人がアルカーイダによってにより洗脳を受け帰国後スパイとしてテロを招く話。死んだと思っていた家族に起こる悲劇とさまざまな問題。早くシーズン2を見たいなあ。


ハマユウ(ハマオモト 浜木綿) ヒガンバナ科





海岸近くのビルの横に植栽されていたハマユウ(ハマオモト 浜木綿)。花弁が細くヒガンバナとも似ている。しかし花茎や葉は大きくてたくましい。ハマユウは日本の海岸に自生するクリヌムの一種。





インドハマユウ? クリナム・パウエリー?

公園に植えてあるヒガンバナ科クリヌムは淡紫紅色の花をたくさんつけている。


名札にはインドハマユウと書いてあるが本当だろうか?インドハマユウは白色大輪大型で種ができないのが特徴らしい。


耐寒性が強いのはパウエリー種らしいからクリナム・パウエリーかなあ?

クリナム・パウエリーCrinum x powelliiは アフリカハマユウ Crinum bulbispermumとクリナム・ムーレイ C. mooreiの交配種であるが、しばしばアフリカハマユウやインドハマユウ C. latifoliumと混同されているらしい。








別の公園近くの畑にも白のクリナムが花を咲かせている。種まではわからない。

ヘメロカリス

2013-07-04 | 日記
先週からあるアイデアが湧き、ささやかな研究を始めたのでデータ集めで急に忙しくなった。いい結果がでればいいのけれど。眠い目をこすりながら北欧ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」を見終えた。オーレスン橋は海底トンネルと斜張橋からなり全長16キロメートルでデンマークのコペンハーゲンとスウェーデン南部のマルメとを結ぶ。この橋の上で切断された遺体が発見されてドラマは始まる。主人公の女刑事の仕事一筋のキャラクターがとても面白い。


ヘメロカリス ユリ科

朝陽射す公園の土手で咲くヘメロカリス。


淡黄色の花だからニッコウキスゲではないかと思った。とはいうもののニッコウキスゲを実際に見たことはない。日光霧降高原のニッコウキスゲがテレビで紹介されていた。一度見たいなあ。





近くの畑でみたもの。


セセリチョウが入り込んだ。


花芯にセピア色の斑紋がはいっているから、ミカドという品種かもしれない。





公園の荒れた花壇で深紅の花のヘメロカリスを見つけた。これは目立つ。






キスゲもカンゾウもヘメロカリスの仲間で、八重咲きのヤブカンゾウは3倍体で種ができないが、一重のものなら交配できるからいくらでも面白い花が生まれる可能性がある。



これは八重でも雄しべがあるなあ。