ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

アイデア広場 その29 1,トラックドライバー不足でJR貨物が黒字に 2,宅配の再配達をさせない民度の高い地域 3,林業改革はドイツ人フォレスターに託す

2017-03-16 19:16:31 | 日記
アイデア広場 その29 1,トラックドライバー不足でJR貨物が黒字に 2,宅配の再配達をさせない民度の高い地域 3,林業改革はドイツ人フォレスターに託す

1,トラックドライバー不足でJR貨物が黒字に

宅配のドライバーが不足しています。宅配便の取扱数は、2015年37億個で2014年より4%増えました。ネット通販がこのままの勢いで増えれば、現在の状況はより悪化します。2020年には、トラックドライバーが10万人不足するとも言われています。『他人の不幸は蜜の味』ではありませんが、トラックから鉄道へ輸送を切り替える「モーダルシフト」に注目が集まっています。トラック運転手の有効求人倍率は2倍を超えています。トラックが、調達できないリスクも高まっているのです。確実に製品を届けられる輸送手段の確保が求められています。JR貨物は、企業の要望に添う形で、確実な輸送を行っています。空コンテナを運ぶ無駄を減らすなど、効率を高める工夫を積み上げてきた結果の黒字でしょう。さらに効率を良くするための工夫を提案します。コンテナをトラックから貨車に移す動きがまだまだのようです。これからコンテナの量は、ますます増えるでしょう。コンテナの種類も増えていくことが予想されます。多様なコンテナを、スムーズに積み替えられるクレーンの開発が望まれます。新しい分野の製品を安全に収納するコンテナの開発などにも必要になりますね。

2,宅配の再配達をさせない民度の高い地域

宅配のドライバーは長時間労働の割りに低賃金です。ドライバーの年間所得は大型で1割、中小トラックで2割低く、他産業よりエイジングが早いのです。宅配のドライバーは長時間労働の割りに低賃金です。長時間の原因に、2割を占めるとされる再配達があります。再配達は約束の時間に届けても、受取相手がいないために受け取ってもらえず、再度配達することです。労力と時間がかかるにもかかわらず、追加料金は得られないのです。そこで、地域でこの問題を解決してみました。小学校が2つあり、公民館が一つある地域で、宅配の再配達をさせない運動を始めました。公民館では子どもの遊び場を準備します。ここに地域の高齢者が集まり、自分の持つ特技を教える場を設けたのです。高齢者を中心にいろいろな人が、放課後集まる子どもに、一輪車やベイゴマ、囲碁将棋、英数国などを教えています。宅配のドライバーが、配達できなかった荷物を、夕方公民館に持ってくるのです。そこから子どもや高齢者が家に帰るとき、近くの配達先に届ける運動をするわけです。未配達の荷物を公民館に持ってくれば、ドライバーができなかった配達ができるようにするわけです。荷物一つに100円ほどの配達料を受取り、公民館での『子ども遊び場』の運営費に当てます。ドライバーの方には、8時間労働で元気に働いてもらいたいのです。地域のちょっとした工夫で、可能になることです。子ども達も、多様な経験をすることになります。

3,林業改革はドイツ人フォレスターに託す

温暖化防止の数値目標達成のために、間伐面積が増えています。間伐は、森林を健康にするために、木材の一部を伐採することです。もちろんこの間伐材も木材や燃料などに利用されていきます。この間伐に、多額の予算が向けられるようになってきたのです。補助金が画一的な条件で縛りをつけるために、荒っぽい間伐を招いてる面があります。間伐の際に、残存木の幹に傷をつけることは、後の木材の商品価値を低下させます。健康に育った材木は、商品価値が高くなります。荒っぽい間伐は、その木材の将来的価値を失う伐採なのです。残存木に傷をつけることなく作業できる技能者を、養成することが必要です。でも、日本人の林業技術者は局所戦には強いが、全体のシステムを作れない傾向があります。ドイツのフォレスターは、全体の枠組みやシステム、手順、分担を重視します。そして、時間を非常に大事にします。正直に言うと日本人の技術者による日本人技能者養成では、間に合わない状況です。日産再生をカルロス・ゴーン氏に、託したような過激な手法が求められています。ドイツ人のフォレスターに、技術指導を託すのです。ドイツは、森林先進国です。その技術の先進性は、日本の林業を再生する力になります。ドイツのサッカーの指導者クラマーによって、日本のサッカーが興隆したように!


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。



アイデア広場 その28 1,ガソリン車の技術蓄積を大事にする 2,好奇心を育成できる塾は素晴らしい 3,辞めない学生を見つける

2017-03-16 18:31:21 | 日記
アイデア広場 その28 1,ガソリン車の技術蓄積を大事にする 2,好奇心を育成できる塾は素晴らしい 3,辞めない学生を見つける

1,ガソリン車の技術蓄積を大事にする

 ガソリン車の時代は終わり、電気自動車の時代になると騒がれています。でも、今までの自動車産業の技術的な蓄積は、莫大なものがあります。日本で車を1台作るににしても、国内環境影響はもとより、アメリカの株主、中国の労働者、南極のオゾンホールまでの関連を考慮して製造しています。単に、自動車の軽量化、エンジンの高性能化、部品の小型化だけを求めてきたわけではありません。自動車会社では、過去30年くらいの失敗事例を記録して、新しい設計を逆算的に行ってきました。事故や失敗を想定して、そこから遡り、設計や企画に生かしているわけです。電気自動車も、単に性能だけでなく、ガソリン車の技術的蓄積を理解することです。電気自動車は、現在20万キロメートル程度の走行距離における技術の蓄積しかありません。ガソリン車は、50万キロメートール以上の技術の蓄積があるのです。ガソリン車の技術者を電気自動車製造において、活かす工夫をする時期がきます。新興国では先進国でリストラされた技術者の中から、貴重な人材を手に入るチャンスを虎視眈々と狙っているかもしれません。

2,好奇心を育成できる塾は素晴らしい

早期教育に、力を入れている家庭があります。これは、将来の見返りを期待した投資です。できれば、この早期教育で好奇心を育てたいものです。頭の良い人間を作り出す教育と、状況を適切に判断する人間を作る教育は違います。好奇心を持っていたからこそ、人間は科学や技術を発展させ、今日の繁栄を築づいてきました。好奇心のある子どもは、強い脳を作る囲碁将棋などのゲームに夢中になり、読書の意欲も旺盛です。夫婦仲が良いことも、一つの条件になるようです。子どもと工作をしたり、はしゃぎまわって一緒に遊んでいる父親のもとで、子どもは好奇心を育てていきます。でも、今の家庭では難しいのが実情です。そこで、好奇心や遊び心を伸ばすプログラムを、学習塾や学童保育などで準備します。学力と好奇心を伸ばす学習塾や学童保育として売り出します。

3,辞めない学生を見つける

 大学生の就職活動が始まっています。会社の希望は、辞めない学生を採用することです。確かに、3年後に3割近くの新規採用者が辞める現実があります。会社も就職者も、『もったいない』と考えてしまいます。心理学には、因子分析という手法があります。辞めない人の特徴や辞めていく人の特徴を挙げて、有力な因子を抽出するというものです。辞めない人のモデルは、会社内に大勢います。10年、20年の優良勤続者を見ればわかります。とは言え、時代も変わっているいるのでしょう。辞めない人は、ストレス耐性のある人です。耐性のある人は、いろいろな体験をしています。困難な体験を乗り切るには、ストレスとの葛藤もあったはずです。英数国の成績が悪かったにもかかわらず成績を上げていった人などは、良い人材の目安になります。サークル活動で生産的な成果を上げてきた人も、良い人材の目安になります。これらが揃っていて、試験官があるユーモア言ったとき、笑った学生は買いです。さらに、そのユーモアにユーモアで応じた学生を逃がしてはいけません。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。