ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

アイデア広場 その22 1,死後の世界が分かれば素晴らしい 2,楽しい仕事の技術を身につける 3,熊野の化粧筆の成功

2017-03-10 14:07:32 | 日記
アイデア広場 その22 1,死後の世界が分かれば素晴らしい 2,楽しい仕事の技術を身につける 3,熊野の化粧筆の成功

1,死後の世界が分かれば素晴らしい

 スエーデンでは、寝たきりの老人がいないと言います。この国では、自分で食べれなくなったら、無理に食べさせることをしないそうです。衰弱し、食べられなくなると、10日間くらいで老衰で亡くなります。そのとき、痛みを感じないといいます。死は誰もが通る道だから、多少の痛みは覚悟していました。でも、この話を聞いた後、少し楽になりました。死は誰もが通る道なのに、医学も科学も、そして宗教も死後の道程の真実を教えてくれません。死後の世界を見つける方法を考えてみました。イスラム教では、火葬はしません。地獄が火の海だということです。日本は100%火葬です。でも、火葬で地獄に落ちるとはいいません。チベットでは、鳥葬をしています。ゾロアスター教も鳥葬をしています。二つの鳥葬の意味は、違うようです。各宗教が、どのような死後の世界観を持っているのかを調べます。各宗教が死後の世界を明示するものを、自分の好みで選択します。その中で、死後を楽観的に謳ってあるものを選ぶのです。その世界観に基づいて、老後を過ごすようにします。天国に行けて、地獄のない世界観を選びますね。

2,楽しい仕事の技術を身につける

 好きで楽しい職業なら、死ぬまで働くことができます。厳しい職場では、人が減らされ、会議が増え、書類が増え、雑務が増えて、前年1割増しのノルマが課せられています。この20年で、全世帯の所得は660万円から530万円と20%ほど減少しています。この成長が止まっているときに、毎年1割増しの要求には無理があります。昔の職人は、手抜きはしない、腕の落ちる仕事はしないと言えました。これを、理想とします。仕事が、辛いなら早く定年を迎えることです。仕事が楽しいなら定年を過ぎても働くことです。気の進まないことは止めて、やりたいことができる技能を身につけます。里山が、好きな人はたくさんいます。里山の技術には、木の伐採があります。この伐採の技術を覚えるために、約1000時間集中的に学習します。1000時間は、一つの技術を習得する目安になるといわれるものです。伐採の技術を習得した人間は、里山では存在感を持つようになります。次の1000時間は、薪の販売のノウハウを身につけるために使います。残業のない会社で働きながら、時間を有効に使って、自分の技能を次々に増やしていくのです。

3,熊野の化粧筆の成功

 熊野は書道用の筆が、有名でした。でも、学校向けの筆が、中国製品にシェアを奪われ停滞していました。熊野の筆は同業他社が多いため、地域が助け合うことがほとんどありませんでした。そこで現在熊野にいる職人を結集すれば、今より良くなるだろうと考えました。書道の筆ではなく、化粧用の筆にしたら、もっと付加価値が出るだろうと考えました。筆の販売には、古い形式化された商いの慣習がありました。これを変えれば、さらにもっと良くなるだろうと考えました。この3つを軸に、生産と販売、そして品質を向上させたのです。これまでにない肌触りで、自在に化粧を操れる化粧筆を創り上げました。この筆は、ハリウッドで大評判になりました。日本ではなく、外国から評判を取っていったのです。生産をする地元の優秀な職人を自社内に、確保しました。そして、筆を作る工程を細分化し、職人の能力の個人差を高いレベルで平準化したのです。地元の職人を抱え込む形で、全て自社内で生産する方式にしたわけです。さらに、従来の流通システムを変えて、直接販売に切り替えました。結果として、熊野の化粧筆は、化粧品の世界では必要不可欠のものになったのです。顧客満足に貢献し、企業の利益に貢献し、地域の雇用に貢献する会社は、理想的な企業です。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。




アイデア広場 その21 1,御三家が団塊の世代を魅了するステージを企画 2,コンピュータも必要だが人間の記憶も必要です 3,納期を守る仕組み

2017-03-10 09:34:21 | 日記
アイデア広場 その21 1,御三家が団塊の世代を魅了するステージを企画 2,コンピュータも必要だが人間の記憶も必要です 3,納期を守る仕組み

1,御三家が団塊の世代を魅了するステージを企画

御三家といえば、舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦の3人です。団塊の世代が成長するとともに、心の中に入り込んだスターもいえる存在です。昭和30年代、直接ステージに行けば不良とかいわれた時代背景もありました。この世代800万人は、今では大手を振って、御三家のステージに行くことができます。団塊世代にとっては、AKB48などよりより魅力的な存在です。御三家のステージを、2万人から4万人の団塊の世代を集めて行う企画を立てました。ステージは、プロ野球場です。火曜、水曜、木曜の裏開催日に行うのです。団塊の世代は、70歳近くになっています。いつでも暇です。でも、お金には不自由していません。12の球場を一回りする企画を立てます。その地域で、ディナーショーを開くもの良いでしょう。御三家とならば、心ときめきさせながら参加するでしょう。団塊の世代を理解するプロデューサーが、思い切って企画しました。

2,コンピュータも必要だが人間の記憶も磨く必要があります

コンピュータの出現により、記憶型の人間の優位性は低下するといわれています。でも、本当にそうなのでしょうか。情報化社会では、コンピュータにはできない人間の創造性やアイデアが注目されています。これらは、答えのない『解』から作り出されました。でも、理解の基礎には、暗記した知識が不可欠です。例えば、日本の食料廃棄物1700万トンのうち、焼却や埋め立ての処分量は1300万トンです。1700万トンの廃棄物のうち、再利用の量が400万トンになります。この大枠を捉えた上で、廃棄物から再利用を考え出すアイデアが出てきます。大枠を捉えられる力は、人間の記憶力なのです。正確な答えを知らない場合、自分で大枠を作る訓練をすることになります。成功例に溺れる人間は、潰れていきます。でも、自分の持っている知識や経験を使って、新しい知見を見いだす力が必要なことはいうまでもありません。その力の根源が、記憶です。従来の成功の方程式が通用しなくなってます。しかし、成功の新しい方程式は見つかっていません。記憶の訓練が、新しい方程式の解に寄与するかもしれません。

3,納期を守る仕組み

標準化して競争力を失った製品は、新興国に明け渡すことになります。誰でも作れる標準化された部品は、取引先から発注の予定が都合良く示されるわけではありません。いつ発注が来ても、対応できる企業が強いといえます。完璧な納期が、顧客の信頼をつなぎ止めることになります。多品種少量であっても、ユーザーの要望にきめ細かく応えることが生き残る道になります。優れた中小企業では、受注から納入までが5~8日だったものが、午後に受注し、翌朝には納品するまでに合理化をしています。海外でも5日以内に納品ができる体制も整えています。受注に対応する多品種少量生産が、可能な仕組みを構築しています。200人の技能工が400台の工作機械を縦横無尽に使い、精密な部品づくりに精通しているのです。無理な発注にも、楽々と納期を守る企業に、勤めたいものです。


ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。再度申し上げますが、現実の世界ではありません。虚偽の世界のお話の中に、有益だなと思うことがあるかもしれません。虚偽の世界のことを、現実の世界で試してみることは、推奨されることはあっても、禁止されることではありません。ただし、利益をあげても損害を受けても、自己責任ということをおわすれなく。