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ヤーキーズ・ドットソンの法則~学習には適度なプレッシャーが必要~

2015-08-23 21:50:58 | ビジネス
こんばんは!
夢を信じるコンサルタントの池田です。

今回は、「ヤーキーズ・ドットソンの法則」について考えてみたいと思います。

「ヤーキーズ・ドットソンの法則」とは・・・
学習をする時には、適度な動機づけが必要という法則です。

この法則は、心理学者のロバート・ヤーキースとJ.D.ドットソンがネズミを
使った実験によって発見されました。
その実験とは、ネズミに白と黒を区別する学習作業をさせて、間違えたときに
電気ショックを与えるというものです。
この電気ショックの強さを変えて正答率がどのように変化するかの実験をしました。
その結果、強さを上げると正答率も上昇するが、ある最適な強さを超えると正答率が
低下することがわかりました。

つまり、全くプレッシャーがない状態よりもある程度のプレッシャーがある方が
パフォーマンスは向上し、最適水準のプレッシャーを超えるとパフォーマンスは
低下してしまうということです。
この最適なプレッシャーの強さは人によって違いはあるでしょうし、行う作業の
難易度によっても違ってくるでしょう。

最適なプレッシャーの強さについては、
簡単な課題の場合は、強い動機づけ(プレッシャー)で取り組み、
難しい課題の場合は、弱い動機づけ(プレッシャー)で取り組んだ方が良い結果が
出ると言われています。
これは簡単な課題の場合は、ケアレスミスを防ぐ必要があり、難しい課題の場合は
リラックスが必要とされるからです。

仕事で考えると、期限や責任がないとダラダラと仕事をしてしまいがちですが、
期限が迫ってくると集中力が増して一気に処理できたり、結果が自分の成績に反映
されるような仕事の場合には、いつも以上に力を発揮することがあるはずです。

経営者は自らと社員のパフォーマンスを高めるために、ある程度のプレッシャーを
与えることを考えなければなりません。
そのためには、将来の夢や目標をはっきりと認識できるような経営計画を作ることが
重要です。そしてその目標を達成すれば得られる成果を最適な動機づけとすることが
できれば、いつか必ず成功にたどり着けるはずです。

私はそう信じています!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

池田税理士・中小企業診断士事務所のHP


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