28日朝席にてご満座でした。
御俗抄拝読の後、松月先生の最後のお取次ぎ・・・
「私たちは浄土に往生して、南無阿弥陀仏の仏さまとならせていただく身を、今、生かさせていただいているのです・・・・」と。
みなさん、最後のご法話を涙ぐみながらお聴聞されていました。
一週間、本当に尊いご縁をいただきました。
松月先生、
引き受けの宝来町のみなさま、
お聴聞のみなさま、
お参りいただいた組内ご法中のみなさま、
本当にありがとうございました。
最後に・・・
先生から教えていただいたので・・・
来年の課題をひとつ・・・
「お荘厳の立華、素晴らしいですが・・・
今、お庭にも白梅が咲いているのだから・・・
これを使えばよかったですね・・・」と。
ご満座のご法話にて、ご絵伝四幅目に描かれている白梅のお話を伺いました。
四幅目の親鸞さまご往生の絵のところに白梅(寒梅)が描かれています。
寒梅は極寒の厳しい気象状況において、馥郁(ふくいく)とした香りの花を咲かせます。
親鸞さまも当時の厳しい時代背景の中において、寒梅を咲かせるがごとく
おみのりの花を咲かせられました・・・
親鸞さまはまるでこの寒梅のごとし・・・と描かれた・・・とされているそうです。
「・・・・・ですからね、来年は是非、梅を立華に生けこんでもらってください・・・」と。
ナンマンダブナンマンダブ・・・・。