教圓寺坊守だより

宇島の浜風とともに…

御正忌報恩講には白梅を・・・

2011年03月02日 | Weblog

 

28日朝席にてご満座でした。

御俗抄拝読の後、松月先生の最後のお取次ぎ・・・

「私たちは浄土に往生して、南無阿弥陀仏の仏さまとならせていただく身を、今、生かさせていただいているのです・・・・」と。

みなさん、最後のご法話を涙ぐみながらお聴聞されていました。

一週間、本当に尊いご縁をいただきました。

松月先生、

引き受けの宝来町のみなさま、

お聴聞のみなさま、

お参りいただいた組内ご法中のみなさま、

本当にありがとうございました。

 

最後に・・・

先生から教えていただいたので・・・

来年の課題をひとつ・・・

「お荘厳の立華、素晴らしいですが・・・

 今、お庭にも白梅が咲いているのだから・・・

 これを使えばよかったですね・・・」と。

ご満座のご法話にて、ご絵伝四幅目に描かれている白梅のお話を伺いました。

 

四幅目の親鸞さまご往生の絵のところに白梅(寒梅)が描かれています。

寒梅は極寒の厳しい気象状況において、馥郁(ふくいく)とした香りの花を咲かせます。

親鸞さまも当時の厳しい時代背景の中において、寒梅を咲かせるがごとく

おみのりの花を咲かせられました・・・

親鸞さまはまるでこの寒梅のごとし・・・と描かれた・・・とされているそうです。

 

「・・・・・ですからね、来年は是非、梅を立華に生けこんでもらってください・・・」と。

 

ナンマンダブナンマンダブ・・・・。


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