教圓寺坊守だより

宇島の浜風とともに…

仏壮法座です  お参りください

2011年01月29日 | Weblog

1月29日・30日 仏教壮年会法座です。

仏壮会員に限らず、どなたでもお参りくださいませ。

今日・明日はかなり冷え込み、雪も降りそうですが・・・

本堂を暖かくしてお待ちしております。

 

法座前の清掃、

去年2月から1年間、魚町長者町の方々にしていただきました。

今月の掃除をもって終了です。(来月から宝来町さんです)

1年間本当にありがとうございました。

今後はお聴聞においでくださいませ。

また、本日は仏壮法座ということで、仏壮会員さんも多くお手伝いに来られ、

外回り、高い所等々、隅々まできれいにしていただきました。

ありがとうございました。

 

 


火鉢登場

2011年01月24日 | Weblog
ようやく火鉢登場です。
Y子坊守さんに教えていただいた
「夏下冬上」を忘れずに…。
今朝は上手くいったようです。鉄瓶からシュンシュン湯気が出ています。
美味しいお茶がいただけそう。

アリガタサ

2011年01月18日 | Weblog

一昨日の猛烈寒波で水道管破裂!

多分、一昨日午後あたりから水漏れしていた???

U総代さんが気付いてくださり、取りあえず我が家の水道の元栓を閉める。

業者さんに連絡するも、この寒波で一昨日からテンテコマイらしい・・・。

はてさて水が使えない・・・。幸いなことに井戸水もあるので、それほどの緊迫感?不自由感?はないものの・・・・

つい忘れて、台所の蛇口をひねり・・・「あ、水出なかったんだ」

つい忘れて、洗面所で歯磨きしようとして・・・「あ、水は・・・(ーー;)」

つい忘れて、トイレに駆け込もうとして・・・「あ、水を流せない・・・(ーー;)」

 

朝食後だったので、取りあえず、食器は流しに置いて・・・

食後の歯磨きは、ポットのお湯を少しもらって、大事に大事に使用・・・

切実なトイレモンダイは・・・・・・・・・、お寺の水洗トイレは井戸水使用だったので・・・・よかったよかった・・・・。

 

日ごろ「水がいつでも使える」という恩恵を、どれだけ当たり前のようにして過ごしていたか・・・と反省。

どれだけアリガタイことか・・・ということをわずか数時間の断水で感じた私・・・。

 

そうこうするうちに、ちょうど、仏壮会員さんである水道工事業者Sさんが近所の修理に来られていたので、飛び込み依頼?で修理していただき、

わずか数時間の断水も無事解決。

ありがとうございました。

 

「水の使えるありがたさ」をひしひしと感じたのもつかの間・・・・・

あれま、すぐに、従来通りの使い方をしている私・・・・・・・^_^;

「限りある資源、大切に!」

 

 


成人式迎えました

2011年01月16日 | Weblog

遅ればせながらのブログアップ・・・

 

先日8日は豊前市の成人式でした。

我が家の末っ子・次女も3月には二十歳になります。

20年前、教圓寺御正忌報恩講が終わると同時に生まれ出た次女です。

あれからもう20年経ったのか・・・・と感慨もひとしお・・・・

・・・・と親は思っておりますが、当の本人は同級生との再会、お楽しみ会にルンルン・・・

阿弥陀さまにお礼をして・・・・

施設入所のおじいちゃんにも晴れ姿見ていただきました。


親鸞聖人ご命日

2011年01月16日 | Weblog

本日1月16日は親鸞聖人のご命日です。

全国各地の浄土真宗寺院で御正忌報恩講が勤められてます。

もちろん、京都・西本願寺でも1月9日~16日まで勤修されました。

 

今年は、私も本山御正忌にお参りさせていただきました。

学生時代以来、30年ぶりの本山御正忌参りです。

組内のM坊守さんといっしょにお参りさせていただきました。

 

ご門主さま、新門さまご出勤での法要

M坊守さんご子息(本山で勉強中)も出勤

朝6時からのお晨朝、あたりはまだ真っ暗・・・・

冷え込む中、たくさんのお同行がお参り。

阿弥陀堂お荘厳

御影堂お荘厳

 

京都でM坊守さんとお別れして、私は実家の御正忌報恩講に・・・

前日、急死した叔母の葬儀もあり、予定を繰り上げて・・・

本堂修復工事中のため、お内仏にてのおつとめ

 

講師の足利先生、昭和6年生まれとは思えないような力強いお取次ぎ。

「お念仏が絶えず口からこぼれる日暮しを・・・・

 ここでの法話を、帰りにお寺の門をくぐった途端に忘れるでしょうが・・・

 それでいいんですよ。

 いま、このとき、ご法義につかるだけで・・・

 いま、このときだけは何もかもわすれて、はい、はい、と素直にご法縁に遇うことが大切なこと。

 ナンマンダブのお念仏と共に、お聴聞の日暮しをしましょう・・・」

 

ナンマンダブナンマンダブ・・・・・・・・・・・・・

 

お内仏での法要のため、おときのお膳が並べられないので・・・

私が生まれる前から使用しているという「わりご」にお精進のおときを詰めて・・・

久しぶりにふるさとの味付けを楽しみました。

 

 


帰るところ

2011年01月07日 | Weblog

一昨日、長女夫婦(・・・という言い回しにまだ慣れていなく、少々気恥ずかしい坊守)がやってきました。

長女の第一声は

「ただいま」

 

昔々は、娘を嫁がせる時には

「〇〇家の一員になったんだから、

 もう、貴女の『帰るところ』は〇〇家よ。

 ここ(実家)ではないのよ。

 そのくらいの覚悟で・・・」と言われていたようですが・・・

 

30年前、私は、そこまでは言われませんでしたが・・・

暗黙の了解のように、実家に「行く」ときは「ただいま」とは言わなかったような・・・。

 

・・・というわけで、長女が「ただいま」・・・と言ったときにはちょっと戸惑いつつも、

喜びは隠しきれない私。

そう、

〇〇家も「帰るところ」

我が家も「帰るところ」

ということで・・・・・・・・・・・。

 

里帰りの娘に、「ただいま」と言われ、ちょっと嬉しかった・・・母の独り言。

 

 

長女夫婦からのお年賀のお菓子「花びら餅」と、

弟妹たちへの「お年玉」

結婚したら、こんな気遣いもできるようになって・・・と、またまた喜ぶ私(^^♪

 

 


「先生に」

2011年01月05日 | Weblog

今、「くじけないで」という詩集で注目されている「99歳の詩人・柴田トヨさん」の特集が、年末のテレビで放送されていました。

 

 

 『くじけないで』

ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで

陽射しや そよ風は
えこひいきしない

夢は
平等に見られるのよ

私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった

あなたも くじけずに

 

 

99歳とは思えないような艶のある、そして柔和なお顔、ほんのりお化粧もして可愛らしく・・・。

ご自分の詩を朗読されていましたがそれがまた何とも言えぬ味のある口調、リズム・・・。

 

台所仕事をしながら横目で観ていました。

どの詩も温かく、心にしみるものばかりでしたが、

この詩のときにはハッとして、ドキッとして・・・

涙が出ました。

 

 

 

『先生に』 

 

私をおばあちゃん と 

 呼ばないで

「今日は何曜日?」

99は幾つ?」

そんな バカな質問は

しないでほしい

 

「柴田さん 西条八十の詩は

 好きですか?

小泉内閣を

どうおもいます?」

こんな質問なら

うれしいわ

 

(平成1712月)