渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

燃え尽きた

2011-12-03 18:36:47 | Weblog
第38節VS岡山戦終了しました。

出場停止の佐藤に代わりドウグラスが入ったのと、右SBにスンジンが入った他は変わりなく。

今日の試合は多くの方が実際に見ていたと思いますので、もう余分な話は要らないのかなと思いますが。

立ち上がりから動きが重たかった。

何がそうさせたのかは分からないですが。

思った様な攻撃展開が出来ずサイドから乱暴に放り込む形が散見されました。

終始良い攻撃の形は作れなかったといってもいい。

中盤でのプレスがさほどキツくなく、相手のシュートの精度もさほど高くない。

そんな中ですら、思った様な攻撃の形が出来ないとは。

相手どうこうの問題でなく、やはり自分達の問題。

一言でいうなら自滅したというべきか。

『普段通り』『普通に』が出来なかった。

全くもって自分達のペースに出来なかった。

相手に押し込まれては引いてしまい、攻撃どころではなかった。

スンフンが踏ん張っても。それだけでは厳しい。

それでも少なくとも訪れた先制のチャンスはクロスバーに嫌われ。得点ならず。

入る様なボールが入らないというのは次第にリズムを崩す。

PKが外れてしまったのも運が無かったとしか。フォローも出来なかったし。

とにかく。気持ちばかりが焦って思う様な展開にはならず。

ここ迄信じ続けて来たチームですが、明らかに勢いがなく。

時間ばかりがトントンと過ぎていってしまいました。

そして、最後の最後に失点…こんなに切ない試合があっただろうか。

そも1点も取れなかった時点でとっくに昇格の権利はなかったのですが。

全力で取り組んで来て、全力で挑んだ昇格への道は目の前でプツリと途切れてしまった。

終了のホイッスルと共にヘタリ込んでしまった。

色んな気持ちが込み上げて来て堪え切れずに涙涙。

終わってみれば0-1の敗戦。昇格圏には遥か届かず。

初めての昇格チャレンジは遂に、潰えました。

何がどうといって、チーム全体としての全ての力が及ばなかったという事です。悔しいですが。

それでも。最終節迄望みを繋いでくれた選手達を責める気にはなれない。

本当にシンドく、愉しいシーズンでしたから。

結果がついてこないのでは大違いだと言われるでしょうが、本気で昇格争いに加わった今シーズンは今迄の比でない程に濃く、熱く、烈しいものでした。

3年連続最下位の苦杯を舐めたチームがようやく、ここ迄大きく成長する事が出来た。

そこに関しては疑い様のない事実です。

唯、ここから更に上に行く為の勢いと強さが無かったのかなと。

特に終盤に関しては感じました。

鳥栖のペースにハマり3失点してしまったのも、歴然とした事実。

こんなに違うのかと愕然としてしまったのが正直な所。

そうした部分の詰めを来年は取り組んでいくのかなと。

また新しいチームになるのだろうから何とも言えないですが。

経験してみないと分からないあれこれがあるのだなと今年1年に関してはつくづくと感じたシーズンでした。

昇格を目標に掲げ、目指した結果が4位ですので、『良くやった』とは言えないのが苦しいですが。

アウェースタンド総立ち、パブリックビューイング千人越えとこの終盤に来て実現したものも少なくはない。

こうしたひとつひとつのものを糧に、更に強いチームになっていくしかないのだと思います。

結局、今日は何を書いてもまとまらない。申し訳ない。

岡山へ遠征された皆さん、PVで応援して下さった皆さん、TVやパソコン、携帯で経過を追ってくれた皆さん。本当にお疲れ様でした。

最後迄休む事なく声を振り絞りました。風邪っぴきの上に、またもやノドがガラガラです。

それでもチームの背中を押し切れなかったのだろうかと思うと……。

選手の皆さんに感謝します。こんなに熱いシーズンを経験出来たのも彼等あっての事。

今のチーム全員でプレーする事はもうありませんが、闘い抜いた記憶は忘れる事はないだろうと思います。

試合中は呼び捨て御免でしたが。本当にひとりひとりにハグしたい位感謝です(あ、いらんか…)。

そして監督も、お疲れ様でした。
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