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「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

中国人不正認知事件をめぐる”仲良しこよし”派と”寄らば大樹の陰”派

2009年02月18日 | 日本の安全と再建のために
1.始まった「日本国」の解体
 先週末、偶然だが、いつもは見ない”中国系マスコミ”『NHK』ニュースを見ていて、次のニュースを知った。
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不正認知で子供に日本国籍、中国人逮捕…服役男性の名前悪用

不正認知で子供に日本国籍、中国人逮捕…服役男性の名前悪用
 外国人女性が妊娠した子供を日本人の父親が認知すれば日本国籍を取得できる「胎児認知制度」を悪用し、中国人男女の間にできた子供を不正に認知させたとして、警視庁は13日、いずれも中国籍で、東京都豊島区池袋、無職沈楠(28)と無職王宗(29)、ブローカーの足立区西新井本町、郭清清(34)の3容疑者を有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕したと発表した。
 同庁は、父子の血縁関係の真偽確認に初めてDNA鑑定を活用、日本人の子供ではなかったことを特定した。
 同庁幹部によると、3人は昨年1月22日、王容疑者と沈容疑者との間にできた子供について、別の傷害事件で服役中だった川崎市の日本人男性(56)を子供の父親と偽り、この男性が認知したとする偽の認知届を東久留米市役所に提出するなど、子供に日本国籍を不正に取得させた疑い。
 この男性の戸籍を調べたところ、王容疑者との間にできた子供を認知したとの記録があった。だが、認知届の提出日に男性は服役中で、郭、沈の両容疑者が、男性の名前を悪用していたことが判明。沈容疑者が男性の紹介料80万円を郭容疑者に支払っていたこともわかったという。沈、王の両容疑者はいずれも日本人との結婚歴があり、日本の定住権を取得していた。調べに対し、「子供が日本国籍を取得すれば、日本で長く暮らせると思った」と供述しているという。
 昨年12月の国籍法改正までは、外国人女性が妊娠した胎児だけは、日本人男性の認知で日本国籍を取得できたが、改正後は、出生後に父親が認知した場合も国籍取得が可能になった。
(2009年2月13日14時08分 読売新聞)
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 このニュースも読んでいくと、非常に興味深い。おもしろい点を以下挙げてみよう。
(1)「胎児認知制度」を悪用:一般的に言って、日本にこの10年ぐらいに来ている中国人は本国での学歴が取得できないぐらい能力の低い人が少なくない。10年ほど前の日本語教育学会では講演者から「5流の人材を日本に」は中国の政策だと言われたという話が出た。従って、日本にいる中国人は英語はもとより日本語も満足にできない場合が多いと考えられる。数の多さにより「衆をたのみ」能力の低さもあって、日本にいる中国人の犯罪率は下がらないとも言える。
 依存症の独り言さん:2006年闇にまぎれる中国人犯罪者
 偽装結婚の沈、王容疑者もその類だとすれば、どうして日本語能力が低いのに「胎児認知制度」ができたことを知ったのだろうか?どこか組織的にこうした”法の拔け穴”を伝授している組織が存在していてもおかしくない。それは中国側だけではないはずだ。
 サムライは滅びたかさん:中国人スラムが日本全国に続々と誕生 - 在日中国人が75万人を突破
 
(2)別の傷害事件で服役中だった川崎市の日本人男性:ブローカー郭清清が使ったこの男性だがいったい出処はどこなのだろうか。なぜこの人物の名前や本籍なら、不正が露見しないとブローカー郭清清に分かったのだろうか。可能性としては、服役者や行方不明者など戸籍を偽装しても露見しにくい日本人のリストが司法関係に食い込んでいる某団体、某親中派、あるいは似権派自治体などから組織的に”中国系”犯罪組織に流されているのではないか。
  振り込め詐欺と中国人マフィアの結びつきに関するニュース
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(3)無職沈楠(28)と無職王宗(29)/沈、王の両容疑者はいずれも日本人との結婚歴があり、日本の定住権を取得していた。:いったいあの居住費も物価も高い東京で「無職」の人間がどうやって生活していたのだろうか。日本人の失業者は路上生活者で社会の底辺に置かれているというのに。「派遣切り」で云々と騒いでいるマスコミの人に聞いてみたいものだ。
 しかも、偽装結婚で、「定住権」まで与えられている。
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偽装結婚容疑で組員ら逮捕 高知県警
 高知県警は22日までに、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで、高知市日の出町、指定暴力団侠道会幹部、森木憲一(52)、横浜市中区若葉町、中国籍の無職、林述鋒(30)ら5容疑者を逮捕した。
 調べでは、5人は共謀し、林容疑者の在留資格を得るため、結婚の実態がない高知市の女性との婚姻届を昨年7月15日、高知市役所に提出した疑い。5人とも容疑を否認している。
 県警は、森木容疑者がほかにも偽装結婚に関与していたとみて調べている。
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 こうした記述から言えば、中国人は「無職」でも日本でりっぱに生活できるが、日本人は生活できないと公言しているようなものだ。なぜか?理由は簡単だ。この準不法滞在の中国人には「不輸不入の権(法を破っても罸せられない、税金・保険料を納めなくてよい)」がある。まるで特権階級、貴族階級だが、私達まじめな日本国民には一切こうした特権はないからだ。まるで奈良・平安時代ではないか?
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 農民の悲哀~貧窮問答歌
問いの部分
原文
貧窮問答の歌一首 短歌を併せたり
 風雑(まじ)へ 雨降る夜の 雨雑へ 雪降る夜は 術(すべ)もなく 寒くしあれば 堅塩を 取りつづしろひ 糟湯酒 うち啜ろいて 咳(しわぶ)かひ 鼻びしびしに しかとあらぬ 髭かき撫でて 我を除(お)きて 人はあらじと 誇ろへど 寒くしあれば 麻襖(あさぶすま) 引き被(かがふ)り 布肩衣(かたぎぬ) 有りのことごと 服襲(きそ)へども 寒き夜すらを 我よりも 貧しき人の 父母は 飢え寒(こご)ゆらむ 妻子(めこ)どもは 吟(によ)び泣くらむ 此の時は 如何にしつつか 汝(な)が世は渡る

堅塩:固まりになっている粗製の塩、上質の塩に対する語  取りつづしろひ:少しずつ食べる  麻襖:麻でつくった粗末な夜具  服襲へ:着重ねる  吟び泣く:力のない声で呻き泣くこと


風まじりに雨が降り、その雨にまじって雪も降る、そんな夜はどうしようもなく寒いから、堅塩を少しずつなめては糟湯酒をすすり、咳をしては鼻水をすすり上げる。たいして生えているわけでもない髭を撫でて、自分より優れた人はおるまいと自惚れているが、寒いから麻でつくった夜具をひっかぶり、麻布の半袖をありったけ重ね着をしても、それでも寒い。こんな寒い夜には、私よりももっと貧しい人の親は飢えてこごえ、その妻子は力のない声で泣くことになろうが、こういう時には、どうやってお前は生計を立てていくのか。
解説
「貧窮問答歌」は問いとその答えで構成されており、ここまでは問いの部分にあたります。非常に寒くつらそうなのが伝わってきますが、これはまだましな人のようです。次の答えの部分で、もっと貧しい人の様子が描かれています。

答えの部分
原文
天地(あめつち)は 広しといへど 吾が為は 狭(さ)くやなりぬる 日月(ひつき)は 明(あか)しといへど 吾が為は 照りや給はむ 人皆か 吾のみや然る わくらばに 人とはあるを 人並に 吾も作るを 綿も無き 布肩衣の 海松(みる)の如(ごと) わわけさがれる かかふのみ 肩にうち懸け 伏廬(ふせいお)の 曲廬(まげいお)の内に 直土(ひたつち)に 藁(わら)解き敷きて 父母は 枕の方に 妻子どもは 足の方に 囲み居て 憂え吟(さまよ)ひ 竃(かまど)には 火気(ほけ)ふき立てず 甑(こしき)には 蜘蛛の巣懸(か)きて 飯炊(かし)く 事も忘れて ぬえ鳥の のどよひ居るに いとのきて 短き物を 端きると 云えるが如く 楚(しもと)取る 里長(さとおさ)が声は 寝屋戸(ねやど)まで 来立ち呼ばひぬ 斯(か)くばかり 術無きものか 世間(よのなか)の道 世間を憂しとやさしと思へども 飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
山上憶良頓首謹みて上(たてまつ)る

わくらばに:たまたま  海松:海藻の一種  かかふ:ぼろのこと  伏廬:屋根が低くつぶれたような家  曲廬:曲がって傾いた家  甑:米を蒸す道具  ぬえ鳥:「のどよふ」にかかる枕詞  いとのきて:極端に  楚:細い木の枝でつくった鞭  憂しとやさしと:耐え難い、身もやせるように感じる


天地は広いというが、私にとっては狭くなってしまったのだろうか。太陽や月は明るく照り輝いて恩恵を与えて下さるとはいうが、私のためには照ってはくださらないのだろうか。他の人も皆そうなのだろうか、それとも私だけなのだろうか。たまたま人間として生まれ、人並みに働いているのに、綿も入っていない麻の袖なしの、しかも海松のように破れて垂れ下がり、ぼろぼろになったものばかりを肩にかけて、低くつぶれかけた家、曲がって傾いた家の中には、地べたにじかに藁を解き敷いて、父母は枕の方に、妻子は足の方に、自分を囲むようにして、悲しんだりうめいたりしており、かまどには火の気もなく、甑には蜘蛛の巣がはって、飯を炊くことも忘れたふうで、かぼそい力のない声でせがんでいるのに、「短いものの端を切る」ということわざと同じように、鞭を持った里長の呼ぶ声が寝室にまで聞こえてくる。世間を生きてゆくということはこれほどどうしようもないものなのだろうか。
この世の中をつらく身も痩せるように耐え難く思うけれども、飛んで行ってしまうこともできない。鳥ではないのだから・・・。
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 以上は有名な『貧窮問答歌』だが、ここに出てくる悲惨な家族のように律令国家の「良民」は重い義務を課せられていた。兵役、納税、労役などの義務を負わされ、次第に逃亡する人が増えた。つまり、国家の課す義務から逃れようとする人が増え、国家は国民を管理できなくなっていった。律令国家の崩壊はそこから始まる。
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第四章 律令制下の若越
   第二節 人びとのくらしと税
    三 人びとのくらし
      浮浪と逃亡
 律令国家は人びとを戸籍・計帳に登録し、班田収授を行うとともに租・庸・調以下の租税の賦課を行った。そうした租税の賦課は各人の登録地、すなわち本貫地でなされることになっており、そのため律令国家は人びとが本貫地から離れて他の土地に移住することを原則として禁止した。しかし、実際には本貫地からの離脱、すなわち浮浪・逃亡(律令では本貫地を離れていても課役を納めるのが浮浪、納めないのが逃亡とされているが、実際には両者の区別はあいまいである)は跡を絶たなかった。こうした浮浪・逃亡は、一般には貧窮した班田農民が重い租税負担から逃れるために行ったものとされているが、浮浪・逃亡者は比較的富裕とみられる戸からも出ており、計画的な移住のために本貫地を離れる場合も浮浪・逃亡とされたようである。このように当時はさまざまな理由で本貫地を離れる者が少なくなく、本貫地において租税を徴収するという律令国家の基本政策は次第に維持し難くなっていった。このため、政府は霊亀元年(七一五)に、三か月以上逗留するものには現地で調庸を輸さしめ、天平八年には無貫の浮浪人を現地の戸籍に編付することを停め、別の名簿に録して調庸を出させることにした。若狭国三方郡竹田里から浮浪人の調が出されているのはこうした政策の結果であり(写真60)、こうして戸籍で把握される公民身分とは別に浮浪人身分が形成されていくのである。
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 私達日本人の生活が苦しい、豊かに感じられないのは、税負担、年金・社会保険料などの負担、法律遵守義務、社会的制裁への恐れなど日本人としての義務が非常に重いからである。しかし、今回のニュースから分かるように、「渡来人」はこういった桎梏からまったく自由だ。
 日本国のなかに既に「渡来人(中国人)」という「浮浪人身分」が形成されているのを私達は認識すべきであろう。日本で、この渡来人達は完全に權利だけを享受して、一切の義務と道徳から解放されている。
 日本の”中国系”マスコミが「派遣切り」を問題にする本当の理由(中の中)
 WorldNoteさん:「みかじめ料」を取る「中国残留孤児」系マフィア
日本国民の義務のみあって、この事件の首謀者たちや渡来人マフィアのように「渡来人」という「浮浪人身分」には自由と特権があるという、今の日本国の状態は、崩壊前の律令国家そのものではないか。

2.国籍法改悪をめぐる”仲良しこよし”派と”寄らば大樹の陰”派
 こうした国家の崩壊をもたらしかねない問題の中で、国籍法改悪(正しい歴史認識さん)
に見られるように、今の日本の政治家たちはまったく危機意識を持っていない。中国人の不法な滞在と国籍取得を制限する手段の半分以上は失われた。
 特に公明党の暗躍がひどい。
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 国籍法改正で懸念されていた「不正認知」が現実に、問題が出た以上 早々にDNA鑑定を導入すべきでは?
国籍法改正 なぜ必要か:ニュース|公明党
http://www.komei.or.jp/news/2008/1124/13093.html
> 父と子どもの関係について、DNA鑑定を実施すべきという指摘もあります。ただ、外国籍の子どもにDNA鑑定を実施することは外国人に対する不当な差別につながり、憲法14条の「法の下の平等」に反する疑いがあります。加えて届け出の窓口では、DNA鑑定の真正を審査する能力がありませんし、鑑定費用の負担が届け人によっては正当な国籍取得の障害となる場合もあります。
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 公明党の論を敷衍していけば、”外国人は差別してはいけないからすべての制限を撤廃するべきだ”と言うことになる。では、親子認知でDNA鑑定を始め、あらゆる制約を受けているまじめな日本の市民はどうなるのか?日本の奈良・平安時代化を進めている張本人は、公明党なのである。
 国籍法改正案まとめWIKI
 さまざまな議論がまだできているうちはよい。しかし、それもいつまで持つか分からない。
 麻生総理は、国籍法問題がでたとき、公明党を切る覚悟で、この法案を受け付けるべきではなかった。「治外法権」「不輸不入の権」の現状を知っている民主・日本国の市民は、この法案成立で完全に自民党への信用を失ってしまった。
 これは、小泉首相以後の後継総理には同じように見られる問題であろう。安倍総理、麻生総理に期待した人々も、安倍総理、麻生総理の方向が必ずしも小泉総理のようにならなかったことには大きな失望を感じているだろう。
 安倍総理、福田総理、麻生総理に共通して言える問題のひとつは、権力者間での敵を敵と見定める能力の欠如である。「友好」を掲げるのはいいが、期待できる相手とそうでない相手は区別する必要がある。それは、党内でも、国内でも同じ事で、期待できる相手とはできる限り協力するが、そうでない相手は、逆に「友好」を名目にして相手を掣肘する必要がある。そして、大切なことは係争中の相手を援助してはいけない、「敵に塩を送ってはいけない」ということである。小泉首相は「不倶戴天の敵」であると中国を認識したからこそ、世界中から非難されても靖国参拝を守った。私達日本の稻作社会が2500年前に誕生したときから「渡来人」は最大の敵なのである。
 しかし、最大の失敗は、社会の最前線で”国家崩壊”を肌身で感じているまじめな日本の市民の力を信じないことである。小泉首相は、改革を求める国民を第一の味方にするよう常に動いていた。目標も「金融安定」と「公務員改革(郵政、道路公団)」の二本に絞って集中していた。国民には常に必要を訴えた。発言も常に一定の方向を指すように神経を働かせていた。結果的に改革が大きな次の問題をもたらしたとしても、21世紀の初めに生まれた日本の経済復興のきっかけは小泉改革であり、それがなければ「失われた10年」どころか「失われた20年、泥沼の20年」だったであろう。世界金融恐慌は日本から5年前に始まっていたかもしれない。
 安倍総理、福田総理、麻生総理は軽重の判断をつけることが出来ない。全部を一度に同じようにしようとする。だから、味方の筈の国民は意見が分かれ、バラバラになり、マスコミと中国派の言うなりに切り崩されてしまった。
 麻生総理の最大の失敗は、国籍法に関する判断を誤ったことである。
 国民に大事な一点か二点だけを明示して、まず民主・日本国の”奈良・平安時代化”と”治外法権化”を肌で感じている国民の支持を取り付ければ、次のステップが生まれる。しかし、そうした手腕は安倍総理、福田総理、麻生総理にはなかったようだ。   
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首相の郵政見直し発言、小泉氏が酷評「笑っちゃう」
2月12日21時41分配信 読売新聞
 自民党の小泉元首相は12日夕、党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の役員会で、麻生首相の郵政民営化を巡る一連の発言を厳しく批判すると共に、定額給付金事業を盛り込んだ2008年度第2次補正予算関連法案の衆院での再可決に慎重な姿勢を示した。
 党内に強い影響力を持つ小泉氏が反麻生の旗幟(きし)を鮮明にしたことで、麻生首相の政権運営が一段と厳しくなることが予想される。
 この日の会合で、小泉氏は、麻生首相が5日の衆院予算委員会で「郵政民営化に賛成ではなかった」とした発言などについて「怒るというよりも笑っちゃうぐらい、ただただあきれてしょうがない」と酷評した。さらに首相と10日に電話で会談した際、「首相の方針に若手が批判的な意見を出すと『後ろから鉄砲を撃つな』と抑え込みがかかるのに、衆院選でこれから戦おうという人に前から鉄砲を撃っているじゃないか。発言には気をつけてくれと伝えた」ことを明らかにした。
 定額給付金事業を盛り込んだ2008年度第2次補正予算関連法案については、「(衆院再可決を規定した憲法の)3分の2(条項)を使ってでも成立させなきゃならないとは思わない。もっと参院の意見と調整し、妥当な結論を出してほしい」と述べ、政府・与党の再可決の方針に異議を唱えた。
 同関連法案は与党から16人が反対すれば3分の2の再可決ができなくなる。自民党内には、定額給付金に対する批判がくすぶっており、小泉氏の発言に呼応して16人以上の造反者が出る可能性もある。
 また、小泉氏は「いずれ9月までには国民の信を問わなければならない。政治で一番大事なのは信頼感。特に首相の発言に信頼がなければ、選挙が戦えない」と語った。
 ◆小泉発言のポイント◆
 ▽最近の首相の発言には、怒るより笑っちゃうぐらいあきれる。
 ▽定額給付金は衆院再可決を使ってでも成立させなくてはならない法案だとは思わない。
 ▽首相が前から(選挙を)戦う人に鉄砲を撃っている。「発言には気をつけてくれ」と言っておいた。
 ▽9月までには国民に信を問う。首相の発言に信頼がなければ選挙が戦えない。
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 安倍総理はまだ、国民に訴えようとする姿勢があったが、福田総理、麻生総理はどれが味方かほとんど区別が出来ず、一番声をかけるべき国民(特にネット世代)に呼びかけていない。目標を示していない。今の自民党のように、あれもこれも一度にいろいろ並べ立てるのは口頭表現の場合、ほとんど効果の期待できない話し方である。まして、自分も参加していた内閣の重要問題を3年も経たないうちに、根拠もなく否定するのは、小泉首相もあまりの拙劣さと人情の機微の踈さに呆れてしまったのだろう。
 ことばが決まらないのは、コミュニケーションの目標がなく、聞き手が理解できていないためである。進路が決まっていない以上、この総理と今の自民党に任せておけば船(日本国)は間違いなく沈んでしまう。

3.最悪の”寄らば大樹の陰”派
 対する小沢一郎は麻生総理以上の問題を抱えている。「無見識」「非道徳」という訓練では直しようのない問題である。
 小泉首相の真似をして「国民の生活第一」というスローガンを掲げたが、実際は「中国人・朝鮮人の生活が第一」なのである。
 民主党が進めた国籍法改悪推進が何より、民主党の本質を表している。
 無所属の森田高議員が国籍法改悪推進の民主党の恐怖政治を暴露
  小沢一郎は「中国は強い=強いものにはまかれろ=自身の権力基盤の安定」という公式で、この20年以上、「長城計画」を続けてきた。
 日中(民主党・中国共産党)「交流協議機構・大長城計画訪中団」
(2007年12月6日~12月10日)報告
 この写真を見て、まるで「ナチスか共産党の党大会」ではないかと感じた人は健康な民主社会の感覚の持ち主だ。小沢一郎が目指す国家は、中国や北朝鮮がモデルになっているのは明かである。民主党は、ナチス中国と連係する”ネオナチ”の隱れ簑に過ぎない。 


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