K's BAR

新潟県上越市で地域に根ざした建築設計・まちづくり活動を行う建築士の夜の”ひとりごと”

たちばな乳児保育園の事務室増築工事を行っています。

2007年10月31日 09時14分01秒 | 建築

春日山町にある私の設計した「たちばな乳児保育園」の事務室増築工事を行っています。
10㎡以下の小さな増築工事ですが、鉄骨造で既存本体とEXP.Jをとるなど工事としてはそれなりにかかります。
幼稚園園庭の安全確保や、重機般出入のための鉄板敷きなど仮設工事にも万全の体制で進めています。

中越沖地震で被災した地盤修復の見学会に行ってきました!

2007年10月29日 12時31分07秒 | 建築

昨日、柿崎区の割烹「帰雁荘」で行われている地盤対策工事の見学会に行ってきました。
たてもの修復支援ネットワークの長谷川氏(新潟で設計事務所を主宰)から被災建造物の修復についてのレクチャーを30分ほど受け、現場の見学をさせていただきました。
現場は地盤が最高20数センチ沈下をおこしたそうで、80本近いジャッキで建物を水平にして、その後アンダーピーニング工法と呼ばれる工法で鋼管杭を圧入する作業を行っていました。
このような修復作業は改修・修復設計の専門家と大工さん・工務店さん、そして曳き屋さん(鳶さん)のチームワークが大切だと長谷川氏も言っておられました。

改修や地震による被害の修復依頼などは、お施主様から直接設計事務所に来る事は本当に稀な事。ほとんどがそのお宅を建てられた大工さん・工務店さんに話が行く事と思います。
このとき、その建物の被災状況を正しく判断できないと、まだ十分活かして使える建物も(工事が楽だからなどの理由で)解体・建直しとなってしまうこともありえます。
お施主様にとって最適な修復方法は何か?

地元の大工さんと設計者がもっと意見交換をしたり、ざっくばらんに家づくりについて語り合える環境づくり、お互いの職能に敬意を払いながら協働できる関係(ネットワーク)づくりから取組まなくてはと感じた見学会でした。



幼稚園の作品展に行ってきました!

2007年10月28日 07時10分08秒 | 家族

昨日、今日と娘達の通っている幼稚園の作品展があり、昨日家族全員で行ってきました。昨日は生憎の雨でしたが、たくさんの方が見えられていて、食堂などは長蛇の列。
小さな子供や孫のこととなると、皆さん都合をつけてこられるんですよね!
うちの子は年長さんと今年10月から行き始めた未満児の2人が通っています。
今年の年長さん作品展のテーマは「ゲゲゲのようかいやしき」、廃材で作った創作妖怪が部屋一杯に飾られていました。
みんな工夫を凝らして、とっても上手に作っていましたよ!(とはいえある程度自宅で親と一緒に考え、作っていくのですが・・・親の作品展だったりして

今度11月24日(土)に「子育て世代の家づくり」と題したミニセミナーを行います。
子育て真っ最中の私たち家族と我が家をご覧頂き、家づくりのポイントをお話しますのでぜひお越しください!
詳しくはホームページで!

「安江の家」の瑕疵工事

2007年10月26日 13時39分26秒 | 建築

本日、今年の3月に竣工した「安江の家」の不具合の修繕工事を行いました。
場所は2Fの床で床暖房を入れたお宅です。
竣工後にお施主様がフローリングに茶色のしみのようなものを発見し、当初からあったものなのか(ヤニツボ)?後から出たものなのか?様子を見ていたのですが、確実に広がっていることが確認できたため、先週施工業者、建材メーカー、床暖房のメーカーを呼んで修繕の段取りを行い、本日工事をしたわけです。

原因は床暖房のパイプを施工段階で釘打ちしてしまい、微量の不凍液がじわりじわりと出て、フローリング表面の突き板層にまで浸透しヤニツボのような色になっていたのでした。

竣工後1ヶ月の事務所検査で気付き、その後何度となく訪問し様子を見ていたのですが、本当に微量の液漏れだったので、状況が明らかに確認できるまで様子を見てもらっていたのです。
本格的な冬になる前に、手直し工事ができ一安心です。

引渡し前は当然、圧を掛けて試運転するわけですが、その段階では分からない事も有ります。
今回のように液漏れの進行が極端に遅い場合は、不具合の状況確認・原因の特定が遅くなってしまいます。
その間お施主様には、「なかなか直してくれない」と歯がゆい思いをさせたかもしれません。
申し訳ご座いませんでした。

ただ設計者としては、不具合の状況を明確に確認でき、施工者にも納得して直し工事をしてもらう段階まで様子を見させていただきました。
(構造的な安全が問題となる部分ではなかった事も一因です)

今回のように問題解決に至る時間がかなりかかる場合もまれにあり、その間お施主様へのアフターケア(たまに様子を見に行ったり、お話をお聞きしたり・・・)も大切な設計事務所の仕事なのです。





11/24(土)に住宅ミニセミナーを行います!

2007年10月23日 09時36分35秒 | 建築

来月の11/24(土)我が家のオープンハウス(PM2:00~5:00)の時、「子育て世代の家づくり」と題した住宅ミニセミナーを行います。

我が家の作り方や私が日頃考えている家づくりの「ツボ」を実際の建物を体験していただきながらレクチャーしたいと思います。
時間は家を少し見ていただき、3時から行う予定です。(約1時間程度)

今後月1回のオープンハウスの時に、様々なテーマで私の家づくりの考えをお話していく予定ですので、ぜひ続けてきてください!
もちろん、無料ですが資料準備の都合上、参加希望の方は前もって御連絡いただけると助かります。
12月のオープンハウスは12/16(日)を予定しています。またセミナーの内容は「2世帯住宅について考える」がテーマです。

住所は上越市西本町1-7-7 連絡先は025-543-6226 地域住環境建築研究所 磯田までお願いします。
場所の地図は当社のホームページをご覧下さい。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/tiikiken/

直江津駅前でイベント

2007年10月22日 10時06分55秒 | まちづくり

昨日、一昨日と直江津駅周辺でイベントが行われました。
信越本線の「直江津~柏崎間」開通110周年の記念イベントです。
メインは本物のSL(形式C57 180)がやってくる事でしたが、それに合わせて直江津中心市街地活性化のさまざまなイベントが同時開催され、大変にぎわいました。
(先般の安国寺通り一方通行のイベントとは比べ物にならないぐらいの賑わいです!)
第7回目となるアート商展街in直江の津(手作りアートのお店が並んで街全体で盛り上げる催し)やストリートダンス、大道芸、フード縁日、クラシックカーの展示など様々な催しが行われ、我が家の家族もミニSLに乗ったりして半日を過ごしました。
昨日は近くの小学校も文化祭でしたので、相乗効果で人が出ていたと思います。
いつも思うのですが、この駅前のイベント時には、結構人が出てくるのですが終わったとたんにいつもの寂しい街に戻ってしまうのです。
これは、常設的に街に人を呼ぶ魅力が無い(イベントの時は行ってみようという気になるのですが・・・)わけで、組織運営・プロモーション活動・街のデザイン・経済の立て直しの4つを同時並行的に、なおかつ継続して進めていかなければイベントも「打ち上げ花火」に終わってしまうと思います。
アート商展街も第7回と定着してきたし、もう少し長い期間やったり春・秋の2回開催とかでもいいのではないでしょうか?
駅前商店街は先般の安国寺商店街(西部振興会)とは違って、いわば直江津の街の生命線
ここの建て直し・賑わいこそが、まず必要なのです。
その意味で、安国寺通りの一方通行化社会実験もいいのですが、駅前モール化の実験の方が先だったのではと個人的には思っています。


OPEN HOUSEを行いました。

2007年10月21日 09時57分59秒 | 建築

昨日、オープンハウス&無料住宅相談を行いました。
来ていただいた皆様、生憎の雨、そして風の中、わざわざ足を運んでいただき有り難うございました。
昨日、今日と直江津駅前でイベントがあり、我が家の前の通りも普段より人通りが多かったのですが残念ながら飛び込みでは、いらしていただけませんでした。
もう少しPRしたほうがいいなあと思っています。
今月は上越タイムスのレシピ欄に広告を乗せてみました。
これから少しずつ当事務所をPRしてゆくつもりです。

今日はこれから子供達と駅前のイベントに出かけ、直江津南小学校の文化祭に行ってきます。

上越市の木造住宅耐震診断追加募集が始まりました

2007年10月19日 13時57分01秒 | 建築

上越市では新潟県中越沖地震の発生を受けて、木造住宅耐震診断の追加募集をはじめました。
(写真は中越沖地震で、応急危険度判定のボランティアに行ったときの柏崎の様子です)
当初今年度枠25件が終わりましたが、地震発生に伴いさらに25件の追加を決定したようです。
詳しくは上越市のホームページをご覧下さい。
http://www.city.joetsu.niigata.jp/
なお、上越市では耐震改修にも補助金を出しているのですが、補助を受ける条件として「上越市の耐震診断」を受けた方で評点を1.0以上にすることが必要です。
(上越市の耐震診断を受けていないと、改修の補助が受けられませんのでご注意ください!)
また補助額は耐震工事費の1/3以内または50万円までとなります。
この耐震診断の追加募集の締め切りは11/2までですので、もしご心配の方は応募されては如何でしょうか?
住宅規模にもよりますが通常6万円かかるところを上越市から5万円の補助があり、自己負担は1万円です。

私は今年度も上越市の耐震診断員として診断を行っておりますし、個人的にも診断と耐震改修設計を承っております。
耐震改修設計では評点を1.0まで上げる為に色々なルート(考え方)があるわけですが、診断を基に何処が弱点なのか?どうすれば一番費用をかけずに改修できるかを考えながら改修設計を行います。
ぜひご用命頂ければ幸いです。

上越市の対応に不満です!

2007年10月17日 10時34分14秒 | ひとりごと

我が家の前の歩道の舗装がかなり前から、陥没(たいした状態ではないが)して雨が降るといつも水溜りが出来る状態でした。
昨年から何とかして欲しいと町内会から市へ補修のお願いを上げていただき、今月やっと補修工事をしていただいたのですが、その工事が何ともお粗末!
市の管理もいいかげんなら、施工者も市の担当者から言われた事だけをこなして帰るだけ。
そのあとの状態がどうなっているか?雨水がたまらないようになっているか?など気にもとめない様子。
写真は最初の補修工事後の状況です。長年住民・市民に迷惑をかけて来たという認識は皆無で、ただへこんだ所をアスファルトでオーバーレイしただけ。問題の解決は全然なっていない工事をして帰っていくのです。これじゃ本当に税金のムダ遣いもはなはだしい!
第1回目の工事の後、写真を見せて市に再補修をしてもらったのですが結果はまた同様の施工しかしないのです・・・
現状の水溜まり部分だけを補修しようとするから、すぐまた補修したつなぎ目に水が溜まる状態なので、じゃあどうすればきちんと水が排水されるか検討もしようとしません。
「歩道中央付近に峰を作って左右に水勾配をきちんと取って施工すれば」とアドバイスしたのですが施工業者は市に言って下さいという感じだし、市の担当者は「これで勘弁した下さい」というだけです。
市の担当者は私の電話に「いい迷惑だなあ」という感じで、その気持ちが受話器からひしひしと伝わってきてさらに情けなくなりました。
建築でもクレーム処理は最重要課題。どんなに配慮していても問題が起きることは有ります。
その問題を早急に出来るだけお客様の納得していただける形で対応する姿勢があるか無いかで、顧客満足度は天と地ほども差があるのです。
上越市の職員はもっと真摯に市民と向き合い、誠意を持って対応していただきたいと思います。

友人がカフェOPEN!

2007年10月15日 09時26分58秒 | ニュース

一ヶ月ほど前に妻と共通の友人がカフェをオープンいたしました。
なまえは「つぼみ屋」カフェ、直江津の閑静な住宅街に「隠れ家」のようにOPENしました。
住所は上越市石橋2-6-27 TELは025-545-6332 です。
営業時間は平日は10:00~19:00、土日祝は8:30~17:00でランチもやっています。
インテリアは残念ながら私は携わってはいないのですが、明るく感じのよいお店です。
夜は少人数の集会(16人程度)にも使えるそうです。
一度、足を運んでみてください!おいしいコーヒーを入れていただけますよ!