Aspies and ADHDes

AspieとADHDの特性があり、テキトーな医師が診断しました。(自分では、第4の発達障害ではないかと思っています)

非定型は教える才能がある

2017-12-10 | 発達障害

「非定型発達者は教えるのが上手い」とは、よく言われている。

私も職場などで仕事を新人さんとかに教えると、「わかりやすい」とよく言われ、なにかあったら私に聞いてこられた。私になら安心して聞ける様子であった。

その共同体の文化、構造の中にどっぷり埋もれることのない非定型なのだから、これは尤もだろうと思う。

教えるのが下手な人というのはこの逆で、その構造の中からしかものを見れない視野の狭い人である。その構造の中でのみ最適化している人は、その構造自体をメタ的に捉えることができず、外部から入って来た人の状態を想像することができず、自分の見え方、自分の尺度でしか説明しないからひどくわかりにくいのである。つまり教えるのが下手な人というのは、教養がない人である。

自分のいる世界、そこでのやり方、そこでの当たり前、といった 内側からしか物を見れない人のことである。私はそういう人と接するのがとても苦手である。そういう人は、自分がバカなくせに相手をバカだという構図にしてくる。

そういう人は、自分のいる狭い枠内での文化、やり方を絶対視していて、その枠内にいない人を「劣っている」「頭が悪い」と位置づけてくるバカである。

非定型は、その中にどっぷり骨まで浸かるということはなく、いつだって他者性を持ち合わせているから、外から入って来た人に、わかるように説明するのが上手いのである。

また、非定型が教えるのが上手い別の理由として、下心がなく純粋にその人にわかること を目的にして教えるからというのがある。自分の先輩面、メンツ、優位性の確保、なめられてはいけない そういうくだらない幼稚で低レベルな劣情がなく、その人にわかることを目的にして教えるから というのも大きい。


コメントを投稿