*と き :12月26日(日)19:00~21:00
*参加人数:27名
*ところ :吉野川市山川町 さくら診療所デイケア室
*講演者:大坪加奈子(住民啓蒙担当、TICOカンボジア事務所長)、渡部豪(プロジェクトマネージャー)、下地美歩子(業務調整員)
*テーマ :「誰もが安心してかかれる救急医療」を目指して(TICOカンボジア事業終了報告会)
とうとうTICOカンボジアの3年間の事業が終了しました~
ということで、2夜連続の12月地球人カレッジ第2夜は、カンボジアで活躍してきたTICOの3名による事業終了報告です
カンボジアでは、救急医療システムへの信頼が薄く、例え交通事故が起こっても救急車を呼ぶことをしないそうです。
救急車を呼んでも、もしそれが私立病院の救急車だったら高額な料金を請求されるため、多くの人にとって救急車は“怖い”存在であるとのこと。
このような状況であるため、多くの助かる命が失われているそうです。
そこでTICOカンボジアでは、「すべての人がアクセスできる救急医療」を目指すべく、カンボジアで3年間奮闘してきました。
「低所得者の人々の命を守るセーフティネット強化」事業として、次のような活動を行いました。
*救急対応ガイドラインの作成
*医療従事者へのトレーニング
*住民への啓発
カンボジア事業の詳細はこちら
▲住民啓発用の紙芝居
報告では、達成できたことのほか苦労した話なども色々聞かせてもらったのですが、私の印象に残ったのは、次の“やってよかったエピソード”のひとつです。
「今まで患者が病院に来ても遠巻きに見ているだけだったお医者さんたちが、自分から自然に患者に歩み寄っていくようになった」
「ガイドライン作成」、「医療従事者側の知識・技術向上」という成果ももちろん大事ですが、“ひと”を中心に事業を捉えたとき、医療従事者側のこのような“行動の変化”こそ大事な成果の一つといえるのではないかな、と私は思いました。
TICOの事業は一応の終わりを迎えましたが、カンボジアの人々にとってはまだ始まったばかり。
TICOではこれからも、カンボジアの救急医療の現場を見守っていきたいと思います。
1月の地球人カレッジは1月8日(土)。
テーマは「日本の木材消費と世界の森林~フェアウッドにシフトしよう~」です。
詳細はここをクリック
文責:事務局(滝川)
*参加人数:27名
*ところ :吉野川市山川町 さくら診療所デイケア室
*講演者:大坪加奈子(住民啓蒙担当、TICOカンボジア事務所長)、渡部豪(プロジェクトマネージャー)、下地美歩子(業務調整員)
*テーマ :「誰もが安心してかかれる救急医療」を目指して(TICOカンボジア事業終了報告会)
とうとうTICOカンボジアの3年間の事業が終了しました~
ということで、2夜連続の12月地球人カレッジ第2夜は、カンボジアで活躍してきたTICOの3名による事業終了報告です
カンボジアでは、救急医療システムへの信頼が薄く、例え交通事故が起こっても救急車を呼ぶことをしないそうです。
救急車を呼んでも、もしそれが私立病院の救急車だったら高額な料金を請求されるため、多くの人にとって救急車は“怖い”存在であるとのこと。
このような状況であるため、多くの助かる命が失われているそうです。
そこでTICOカンボジアでは、「すべての人がアクセスできる救急医療」を目指すべく、カンボジアで3年間奮闘してきました。
「低所得者の人々の命を守るセーフティネット強化」事業として、次のような活動を行いました。
*救急対応ガイドラインの作成
*医療従事者へのトレーニング
*住民への啓発
カンボジア事業の詳細はこちら
▲住民啓発用の紙芝居
報告では、達成できたことのほか苦労した話なども色々聞かせてもらったのですが、私の印象に残ったのは、次の“やってよかったエピソード”のひとつです。
「今まで患者が病院に来ても遠巻きに見ているだけだったお医者さんたちが、自分から自然に患者に歩み寄っていくようになった」
「ガイドライン作成」、「医療従事者側の知識・技術向上」という成果ももちろん大事ですが、“ひと”を中心に事業を捉えたとき、医療従事者側のこのような“行動の変化”こそ大事な成果の一つといえるのではないかな、と私は思いました。
TICOの事業は一応の終わりを迎えましたが、カンボジアの人々にとってはまだ始まったばかり。
TICOではこれからも、カンボジアの救急医療の現場を見守っていきたいと思います。
1月の地球人カレッジは1月8日(土)。
テーマは「日本の木材消費と世界の森林~フェアウッドにシフトしよう~」です。
詳細はここをクリック
文責:事務局(滝川)