台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

門司港 バナナの叩き売り

2011年09月06日 | 日本 おすすめ観光

旗山のバナナの話から、思い出して、以前、門司港を訪れたときの写真がでてきたので、紹介します。これは、2009年の8月18日ごろだったと思います。息子と、目的も決めずに門司港を訪れたら、ちょうど観光課のみなさんによりバナナの叩き売りのイベントをやっていました。


バナナより犬に興味あり。


バナナマンと一緒に
中国語では、バナナの数え方は、「串」です。「香蕉1串」というふに数えます。
こののバナナ、1串12~15本ほどついていたので、息子と二人で食べるにはあまりに多く、掛け合いに参加することができませんでした。

現代の叩き売りには、少子化や核家族のことも考えて、1本、2本でも売ってほしいですね。

今、門司港レトロでは、1年中、さまざまなイベントがあります。

去年の9月には、バナナフェアがあったようです。
門司港で、台湾のバナナが船旅を経てやってきたころのことを想像しながら過ごしてみませんか?

「門司港レトロ イベント情報」
http://www.retro-mojiko.jp/asobu/


北海道開拓の村 2010年

2010年08月26日 | 日本 おすすめ観光
教育旅行のコースに、外せないのが「北海道開拓の村」。
日本の中で、近代に大きく変化をしたのは北海道。
ある意味、台湾と同じ、移民により開拓された新天地。
そして先住民族(台湾では、「原住民」と表記)の作り上げた文化伝統も残るエリアです。

台湾の学生さんたちの教育旅行において、北海道を理解してもらうためには、二風谷のアイヌ文化博物館と北海道開拓の村で見たり、知ったりすることが大切だ思い、コースに入れるようにしてます。

旭川を午後2時に出発したのでので、開拓村に到着したのは4時少し前。
見学時間は、1時間しかありません。
私のおすすめ見学ルートは、馬車鉄道の出発時間が間近であれば、入り口付近から農村群まで乗っていき、そこから農村群の建物を少し見て、漁村群の「ニシン御殿」へ向かい、そこから市街地群の大通りを歩いて戻ります。
今回、1時間で説明しながら回りました。最低でも2時間はほしいですね。

馬車鉄道 片道270円(冬季は、馬ソリになります)

ショップで売っていた「生キャラメル」。
箱もステキで、食べ終わった後、参加者の女性の方が記念にとお持ち帰りしました。


「北海道開拓の村」」http://www.kaitaku.or.jp/

旭山動物園 2010年夏

2010年08月25日 | 日本 おすすめ観光

ここ数年、日本の動物園といえば、「旭山動物園」とすぐに名前が挙がるほど人気のある動物園。
台湾でも、旅行会社の作る北海道のコースでは、この動物園参観を売りにする商品も数多くあります。

今回も、台湾の学生の教育旅行のモデルコースとして、旭山動物園をアレンジにいれました。

 ペンギン館 
この時期、産卵して卵を抱いている(擁卵)しているペンギンが多かったです。
人気の高いペンギン館。スイスイと飛ぶように泳ぐ姿はいつまでも見飽きません。

 しろくま館 
ここも人気のしろくま館。この日(7月11日)は20分ほど待って入れました。
真近で見ると迫力あります。
しろくまさんも人間に興味があるのか、何度も目が合いました。

 この日は昼間の登場無し。夜行性だから、、、。

7月の日曜日の昼11時半ごろに到着。午後1時には、ここのモグモグテラスでランチを予約してあったので、1時間強の園内散策です。人気のあるエリアでは、入場までしばらく並びましたが、予定通り人気のあるエリアを回り、時間通りランチを取れました。

旭山動物園の動物エリアは楽しいのですが、東ゲートの施設の混雑振りが大変です。
トイレも少なく、混雑すると、トイレで20分待ちという状況も。
団体で訪れて、出発時間が決まっている場合は、お客様も困ってしまいます。

関係者の方、ぜひ、入り口エリアのトイレの数を増やしてください。




「アートコレクション福原記念館」と「神田日勝記念美術館」

2010年08月10日 | 日本 おすすめ観光
今回の北海道教育旅行下見ツアーでは、鹿追町にも行きました。
毎年行くのですが、今年初めて「アートコレクション福原記念館」も見学しました。
小雨降る中、広い庭のアプローチから入ったのですが、一つ一つの植木鉢に傘が差し掛けてあるのが印象的でした。
    
然別湖のホテル福原の関係施設でもあるので、然別湖をテーマに書いた絵画もあります。
今回宿泊した2泊3日のうち、中1日小雨でしたが、帰る日の朝には、朝日に輝く湖面と「くちびる山」を見ることができました。

今回は、鹿追町立「神田日勝記念美術館」へも立ち寄りました。
毎年、鹿追高校を訪問させてもらって、神田日勝氏の絶筆となった馬の絵のレプリカを見ていたのですが、それまでは正直、「何で半分の馬の絵、、」と思っていたなぞが、ここに来て初めて分かりました。
神田画伯の生い立ちや絵に対する周囲からの影響要因の解説を聞いてから、氏の作品を見ると、すーっと絵の中に入っていけるようになりました。
私の中の好きな作家リストに加わりました。

ここ数日、瀬戸内国際芸術祭でも多くの美術館へ行き、北海道でも博物館や美術館へ行きましたが、現場で解説を聞きながら見たり感じたりすると、理解度が大幅に上がります。
そして、その作者の世界に入っていくことができます。
私は不器用なので、絵は上手に描けないし、物作りは得意じゃないのですが、作品を見て、自分がその擬似世界のなかで作者と同じような気持ちを体験するのが好きです。

観光もそうですね。
地元ガイドに、きめ細かい解説をしてもらって巡るのと、観光マップを見ながら巡るのでは、その場所の感じ方も違ってきます。
費用は割高になるにしても、観光されるときには、現地のガイドをお願いしておくと、時間も有効に使えるし、理解度も深まって印象深い旅になると思います。

「アートコレクション福原記念館」
http://www.art-fukuhara.jp/

「神田日勝記念美術館」
http://kandanissho.com/

然別湖畔 ホテル福原
http://www.h-fukuhara.jp/

二風谷アイヌ文化博物館

2010年08月06日 | 日本 おすすめ観光

台湾からの教育旅行のコースとして、北海道に来たら、外せないのが「アイヌ文化」の紹介。
前日、登別に宿泊したので、平取町までは約2時間。
道内でも、この施設のみが公立で博物館です。

事前アポをしてあったので、駐車場にバスが到着したときには、職員の皆様の歓迎がありました。


    

          アイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」の演奏。

午前中に到着すれば、アイヌ文化の紹介と体験学習(民謡舞踊、ムックリの製作と演奏、木彫りコースター、刺繍など)をし、昼食はアイヌ文化食を食べ、約4時間の行程が組めます。

団体での申し込みが基本のようですが、木彫りと刺繍の文化体験学習は、事前予約すれば、一人からでも可能だそうです。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館
 URL:http://www.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/nibutani/


登別温泉  からくり閻魔堂

2010年08月05日 | 日本 おすすめ観光

               普段の閻魔様。毎日ある時間になると、、、。
         
               
               地獄の音楽とともに、腕が上がり顔の前に

               
               腕がさっと下りた瞬間の顔は、、、

               
               いろいろ人間界のことを嘆き怒る閻魔様。
               閻魔様のお嘆きは、ごもっとも
               口上が終わると、またもとの閻魔様に戻ります。

からくり閻魔堂は、平成5年にできたそうで、毎年8月の最終土曜日と日曜日に、登別地獄祭りが開かれ、その際には、山車に乗って地獄行列の先頭で練り歩くそうです。

登別温泉に行ったら、からくり時間を確認してから、温泉通りにある「からくり閻魔堂」も見に行ってくださいね。


登別地獄谷の鬼花火 2010年

2010年07月31日 | 日本 おすすめ観光
7月8日に台湾の桃園国際空港から、全日空航空で成田空港乗り継ぎで、千歳空港へ。
午後5時に到着し、専用チャーターバスで、登別温泉へ向かいました。

この日の目的は、「鬼花火」です。
今回の北海道への教育旅行研修ツアーも、これをまずは見てもらいたいと思い、木曜日の出発にしました。

千歳に到着したときは、あいにくの小雨。
雨の場合、中止と聞いていたので、夕食の時も外を見ながらソワソワ。
8時に、本日開催との連絡を受け、お客様を案内して、ホテルの隣にある地獄谷へ。

道沿いには、主催者の観光協会のホテルや商店街の人々が明かりを持ちながら、お客様を誘導しています。お客様に挨拶しながら、丁寧に案内する姿は、「日本のおもてなしの心」として、台湾の教育関係者のみなさんの関心を集めました。
温泉の源泉が流れる地獄谷。

 鳴り物とともに鬼たちが登場。


6人(匹?)の湯鬼人が、4回づつ手筒花火を上げます。合計24発。
人々の幸せを願い、厄を取り払うという鬼花火。幻想的で迫力がありました。
2010年は、6月1日から8月13日まで、毎週木曜、金曜の夜8時半からの開催。


宿泊した第一滝本館のフロントでも、出かける前に、「外は冷えるかもしれないので、毛布をお持ちください」と携帯用毛布の貸し出しがあり、さらには、鬼花火終了後も、お客様が整然と帰るところや、あれだけ大勢の人が集まったのに、まったくゴミが落ちていなかったことも、「さすが日本、日本人の行動は、こういうところがすばらしい」と感心されていました。

登別温泉 第一滝本館
 http://www.takimotokan.co.jp/
   


「東山魁夷せとうち美術館」と「MIMOCA 猪熊弦一郎現代美術館」

2010年07月29日 | 日本 おすすめ観光
下見ツアー最終日は、琴平町から坂出市の瀬戸大橋ふもとにある「東山魁夷せとうち美術館」へ。
瀬戸大橋を眺めながら、公園内にある美術館へ。入口からまっすぐに伸びたコンクリートのアプローチ。見学を終えた後に、建物の設計について、香川県の担当者のD氏からいろいろ伺って、外壁ひとつにもさまざまなストーリーがあり、見方が変わるのを感じました。
http://www.pref.kagawa.jp/higashiyama/


次に向かったのは丸亀市の駅前にある「MIMOCA 猪熊弦一郎現代美術館」へ。
建物自体がとてもアートで、知らないで行ったら、駅前の公会堂と思ったかも。

実際、私が感じたとおり、人々が集い、ふれあい、安らぎを得る場所でありたいというコンセプトで設計されたそうです。美術館のほかにも展示場(アートギャラリー)やホールとしての機能もある会館。

http://www.mimoca.org/

      

   

中野スーベニアショップは、息子へのおみやげに買ったのは、絵本の「いのくまさん」。

店員の方が、中にある絵のコピーで、塗り絵をするものを2枚サービスでくださいました。
息子には、「いのくま画伯になった気持ちで、色を塗ってごらん」といい、内心「これで、夏休みの宿題1つ完成」と算盤をはじいたのでした。
http://www.mimoca.org/petit/shop/inokumasan/inokumasan.html

開催中です!
瀬戸内国際芸術祭2010  http://setouchi-artfest.jp/


金刀比羅宮と「こんぴら狗」

2010年07月28日 | 日本 おすすめ観光
下見ツアー3日目は、琴平町に宿泊。
以前も2回来た場所ですが、まだこんぴら様には参拝していません。

ここに泊まると聞いたのは前日だったので、参拝する予定はなく、足元といえば7センチヒールの靴のみ。日ごろから履きなれた靴だし、普段は楽で見栄えもいい靴。
しかし、この靴では男木島も女木島も坂道や洞窟を上ったり下りたりするには不向きでした。

それでも今回参拝しなかったら、次はないかもしれないと思い、前日の宴会で使い果たした体力を6時間の睡眠で補充し、朝5時出発。同行したのは、私を含めて6名。
Sさんは、日ごろから台中市の北にある大坑のトレッキングコースをしょっちゅう歩くので慣れたもの。一人でスタスタと階段を上っていきます。

大坑風景区 http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003112&id=A12-00047

 朝5時半前参道前を出発。

 振り返ると、御来光。雲に隠れていますが見れました。

 785段上って、念願の御本宮への参拝。汗だくです。

金刀比羅宮 http://www.konpira.or.jp/

この後は、先に上がっていたSさんと下りへ。後から上ってきたメンバーとすれ違います。
一人は途中(300段目あたり)で諦めたものの、思い直して100段目くらいから上り直したそうです。結果として、400段も余計に上ったので、思い切って上っていけばよかったと後悔。
ゆっくりと休みながらでも上れば上れるので、がんばりましょう。

ほかのメンバーは、御本宮の神札授与所でしか買えない「幸福の黄色いお守り+ミニこんぴら狗」(1500円)を買い求めていました。眠いといって上らなかったメンバーの分も。
http://www.konpira.or.jp/info/0022/set.html

余談ですが、前日の宴会で、仲居のお姐さんから習った「金毘羅船船」。
階段上りがきつくなってきたころ、私の頭の中には、
「こんぴらふねふね おいてにほかけてしゅらしゅっしゅしゅ~う♪」
とこのメロディーがエンドレスに流れていました。
踊りもちゃんと覚えました。
今後、台湾で香川県を紹介をすることがあれば、この踊りを披露することになるでしょう。
台北の日本観光協会のJOYが、朝食時に仲居のお姐さん方に踊ってもらったのをムービーで撮影していました。そのうち、台湾でも流行すると面白いですね。
さらに余談ですが、私には、この踊りの方が、「台中音頭(*台中日本人学校で踊られる)」よりはるかに簡単だと思いました。

瀬戸内国際芸術祭2010 直島④

2010年07月27日 | 日本 おすすめ観光
食後は、レストラン横のスーベニアショップへ。
草間彌生氏の作品系のおみやげものがいっぱい。
それにしてもアート系のおみやげは、予算オーバーのものばかり。
黄かぼちゃの大きなクッション17000円、今でもまだ悩んでいます。
黄かぼちゃのペーパーウエイトが3500円だったかな、、、。
一緒に参加したメンバーは、これを買っていました。ペーパーウエイトは、直島のあちらこちらで売っていましたが、このショップにしかないものもたくさん。面白くて、ここにいるだけでアートも楽しめます。

   となりのパークにあるたくさんの作品。
その先には、。夜になったらライトアップもされるとか。
それにしても、不思議なかぼちゃ。見ていて飽きないし、いろんな表情を見たくなるのです。

香川県庁の方の名刺には、夕日をバックにした黄かぼちゃの写真つきがあります。

下見ツアーの台湾旅行業界関係者に、「黄色」と「赤」のどちらが好き?と尋ねたら、圧倒的に、この黄色かぼちゃが人気でした。私も「黄色」に1票。

開催中です!
瀬戸内国際芸術祭2010  http://setouchi-artfest.jp/