10月16日のエントリ(KATAKANA part3)の続き。
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今回は「前後を無視して文脈から切り離せるカタカナ語」を取り上げる。たくさんあるので、○△×の中で○とするもので次の条件のものをまとめてみる。
・カタカナ語以外が(ほぼ)使われない。
かつ
・固有名詞・国名・組織名称など。
全連参加者が、これを使うことをとやかく言う方が変ではないかと、(なんとなく)思う語である。
今回も、便宜的に番号を振る。演説の中で出てきた順ではなく、50音順になっている。(13語、単語の後の数字は、演説で出てきた回数)
なお、これまで◎としていたが、何かお墨付きでも与えているようで、変な気分なので以後○にする。
1.ASEAN(1)
2.アインシュタイン(2)
3.アジア(7)
4.イラク(2)
5.インド(1)
6.オーストラリア(1)
7.日ロ関係(1)
8.ホワイトハウス(1)
9.ロシア(1)
10.GDP(3)
11.NGO(1)
12.NPO(1)
13.WTOドーハ・ラウンド交渉(1)
1.のASEANは東南アジア諸国連合と言い換えてもアジアが入るな。
2.は人名だし、3.4.5.6.9.は国名&地域名、7.8.は政治用語(?)だな。
10.のGDPは国内総生産、11.のNGOは非政府組織、12.のNPO非営利組織・団体、13.WTOドーハ・ラウンド交渉は世界貿易機関が貿易障壁をとり除くことを目的として主催する国際会議のことだ。
1.10.11.12.は日本語にする努力があってもいいかもしれない。でも、ほとんどの場合、そのまま使われている。それ以外のものは、カタカナだからといって他に言いようがあるかというと、実質的にはないと思う語である。亜細亜と漢字で書いても、カタカナで書いても、口からでる音は同じである。亜細亜と書くと口から「亜細亜」って文字がでるわけではない。
これまでカウントして109というのは、やはり何かバイアスがかかったいい方だろうと思う。
次回は残りを○△×で分類する。