前立腺がん闘病記 88歳までの生存を目指して

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腰椎後方椎体間固定術(PLIF)

2013-09-13 13:43:00 | 健康・病気

持病の脊柱管狭窄症の治療のため8月29日に調布市のS脊椎クリニックに入院し、8月30日に腰椎後方椎体間固定術(PLIF)を受け、今日退院した。2007年1月に同じクリニックで部分椎弓切除術を受けたが、その後老化が進行し坐骨神経痛や間欠跛行の症状が悪化したため今回2度目の腰の手術を受けることになった。今回の手術の体への負荷は前回の手術に比べて倍に感じられ、6年8か月の加齢による体力の衰えもあって、結果的に非常にきつい手術となった。生来貧血傾向であったが、手術によるトータルの出血量が400ミリリットルを超えたことから、手術後2日目以降に貧血状態が悪化したと思われ1週間目の血液検査で血色素の値が6.6にまで落ちてしまい9月6日と7日に各2単位の輸血を受けた。それまでは食欲もなく、息切れもしてなんとなく活力がなくなっていたものが、輸血後は食欲も回復し院内の廊下を歩くこともできるようになり、11日と12日には連続して30分歩くことができるようになった。手術の効果としては坐骨神経痛が軽快し、間欠跛行の症状も大分改善した。手術後全身麻酔が切れた後は麻薬系の鎮痛剤が2日間投与されたため、幻覚や幻聴の症状が出た。これは他の方も同様の症状が出たそうで、改めて麻薬の恐ろしさを実感できた。手術後1週間ほどは開創部の痛みが強く苦しかったが、1週間を過ぎたころから痛みも徐々に和らぎ10日を過ぎたころからは手術の効果を実感できた。手術後便秘が続いたことや輸血という事態になったことによる精神的ストレスで慢性腸炎による血便が起こり貧血状態を助長した。またどのような姿勢で寝ても痛みがあったためすっかり不眠症になり、その結果頻尿も酷くなってしまって夜間に10回もトイレに起きるようになってしまった。早くストレスを鎮め熟睡できるようになりたい。今後は今回のような手術を受けるのには体力が持たないと思われるので、畑仕事や庭の草取りなどは極力減らして体に負担をかけないように心掛けたい。30日にPSA検査を受けるがこの手術のストレスが影響していないか少し不安だ。入院から退院まで時系列でブログに掲載し、同病者の参考にしてもらおうと思っていたが、体調が十分回復していないため一括して概括的に記載した。このブログをご覧いただいている方で、色々と質問事項のある方にはメールをいただければ個別にお答えさせていただきます。