今日もばか夫婦

人生のよしなし事をそこはかとなくひとこと多く書きつくる。

ツマランようなら

2006-02-28 20:41:56 | 読む
「最近ツマランねぇ」と焼き鳥屋で友人夫婦とサラリーマン同士、痛飲しながら、「面白い本ない?」と聞かれて思いついたのが「泳げ、唐獅子牡丹」。笑えます。

舞台になっているのは盛岡。以前、ばか夫婦がつなぎ温泉から寄って牛肉食べて、何やら撮影中の野々村真と坂東英二に出くわしましたところです。青空に岩手山(だったっけな)が映える町であります。

伊達に年を重ねたわけじゃない

2006-02-19 20:47:17 | 鑑賞する
テレビ「新日曜美術館」でチラと見た今井繁三郎。コメンテーターが「中年に最盛期を迎える画家が多い中、彼は最晩年が最も良い」というのに納得。ルノワールとか…晩年は絵筆が若いモデルに降参してるものね。晩年のシゲさんも曾孫の可愛らしさに降参していたようだけど、絵は逆にイキイキ。

昼は東京ステーションギャラリー「前川国男 建築展」へ。これも晩年がいい。なぜだろう。若い頃のモダニズムは今となっては流行りじゃないからか。

はにかみ全開

2006-02-18 20:20:22 | よしなしごと
例によって金曜はテレビ。
前夜に見たオリンピック・スノーボードクロスの思わぬスピード感、今夜も期待して女子の試合の放映を待つ。その間、つい観てしまったのが、番組の設定したコースに従って芸能人が「なんちゃって」デートする、というこの番組。初めて観たけれど、もしかして傑作の回だったのではなかろうか。今夜のゲストは田中圭くんと大塚ちひろちゃん、と言われても世代が違いすぎて芸能人であることすら知らないけれど、とーってもキュート!圭くんが雪原に書いたスキ、の文字に、驚いて雪の中にひっくり返るちひろちゃんがいい。

美味しさは刺激的

2006-02-12 13:24:42 | よしなしごと
昨年の九州旅行の折に買った柚子胡椒。びっくりするほど辛い。
最近のお気に入りの使い方は、ツナ缶、マヨネーズ、酢、塩とこの柚子胡椒で作る和えごろも。ただのキュウリですら美味しくて止まらない。
より強い刺激を求め、日々、柚子胡椒の量が増える。

アートは話す

2006-02-10 23:41:01 | 鑑賞する
金曜夜のオペラシティアートギャラリーの良いところは、遅くまでやっていて、空いていること。
アートと話す アートを話すは、子ども向けに現代美術を紹介する活動から派生した展覧会で、入り口で渡される冊子も易しい。この絵は何色を使っているかな?何に見えるかな?と具体的に答えやすい質問が用意されていて、作品を見ながら答えていく仕組み。そして、用意された質問以上の疑問や感想を持ってほしい…というのが恐らく主催者の思惑。夜だったので子どもの姿はなかったけれど。

今回のお気に入りは、「60の名前の水彩画」。何枚もの色の違うパネルにそれぞれ、人名や車種(ダイムラークライスラー財団の後援する活動だからね)の名前がいろんな字体で書いてある、というだけのもの。名前とロゴと色だけで、イメージって膨らむなあ、と。もう一つは、「気のあう二人」。これも、沢山の色違いの同じ間取り図に、二人の短い紹介文。それだけでイメージが膨らむ、キュートな作品。なぜか言葉の力に気付いた展覧会でした。

Simone Westerwinter
Are You Meaning Company


ようこそ青江様

2006-02-05 23:16:36 | オット
散歩をしていたら骨董屋さんを発見。我が家のめだかに良さそうな、趣きのある鉢をしげしげ眺めている間に、オットは茶碗に一目ぼれ。茶碗にめだか5匹は飼えない。でも、小ぶりの形も淡い色合いも可愛らしい。ということで、我が家に仲間入り。

正月休みには藤沢周平の「用心棒」シリーズを読んでいたオットと私。主人公の青江又八郎は、江戸の長屋でその日の米もない貧乏暮らし。以来、美味しいものを食べると「青江に食べさせてやりたい」と言うのが我が家のお約束。年始よりウチでは数限りなくこの台詞は出てきたけれど(本当よっ!)、今日も茶碗を手にご満悦のオット、「青江が使っていた茶碗かもしれん」。ええ、そうかもしれませぬ。