発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

さよなら夏の日、または「アレクサ」は博多弁

2018年09月01日 | 日記

◆今年の夏は

 ずっと仕事してた。仕事が多いというのもあるし、外に出たくなかったというのもある。仕事じゃない遠出は、7月に小倉にミュージカル観劇に行ったくらいかな。外出していない割には日に焼けてるような。祇園太鼓の時期だったけど、遠慮がちに写真撮ったので、いまいち。小倉に行ったらたいてい井筒屋に寄り、デパ地下のケーニヒスクローネに行く。ケーニヒスクローネは福岡市内の各デパートにもあるけど、持ち帰りのみである。下関とか佐賀のデパートにはイートインがあるが、小倉のがいちばんゆったりしてる。熊さんのクッションなんか置いてあって和む。ここはアイスティーがアールグレイで、とてもおいしいのだ。

◆さくらももこ氏死去

 「ちびまる子ちゃん」の漫画からは、ノストラダムスの大予言の話を、ここで取り上げたことがある。1970年代、ノストラダムスの大予言の本がベストセラーになり、1999年の7の月に人類が滅亡する話は、子どもたちの間でも話題になった。どうせ人類は滅亡するのだからと、テスト勉強もしないでぐうたらするまる子に、お姉ちゃんは「予言だから、はずれることもある。もしはずれたら、1999年7月以降あんたはバカな大人として生きることになるのよ」というようなことを言い、まる子はあわててテスト勉強をはじめる、という話があった。あさって人類が滅亡してもおかしくはないと思っている自分としては、世界中のまる子たちの努力が無駄にならないように心から祈るのである。漢字圏の新聞のテレビ欄では「ちびまる子ちゃん」は「櫻桃小丸子」であるが、「麵包超人」は「アンパンマン」、「蠟筆小新」は「クレヨンしんちゃん」である。人生は無限ではない。時限発火装置のように各々の導火線には火がついている。時間と命は大切にしませう。

◆「アレクサ、キッチンペーパー注文するったい」

 「アレクサ」は、博多弁というか、北部九州で頻繁ではないが普通に使われていることばである。ネイティヴしか使用しないのでわたくしは使わない。「くさ」は「そうさ」の「さ」に近い使われ方をしているもようである。「それくさ」は「それさ」、「よかくさ」は「いいさ」、「あれくさ」は「あれさ」と言い換えて差し支えないようである。というわけで、アマゾンエコーを導入した博多の家庭では、「アレクサ」は呼び出されっ放しになることが考えられる。というか、こてこての博多弁がウェイクワードなのであるのは興味深い(?)。


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