富山大学考古学研究室が8月2日から発掘調査を行っている富山大杉谷キャンパス(富山市)の杉谷古墳群6号墳(3世紀前半~4世紀)の裾野を確認し、墳丘の長さが約49mであることが明らかになった。(これまでは約45m) また、大小の石を敷き詰めた「石敷」が見つかった。
石敷が見つかったのは、南側斜面に接するほぼ水平な地面の土中。地表から30cmほど掘り進んだ層に、こぶし大から人頭大の石が石畳のように敷き詰めてあった。
石を配した古墳は県内でも珍しく、南側は富山平野に面していることから古墳の正面にあたるとみられ、古墳の豪壮さを示すための飾りか、祭事に使われた可能性があるという。
現地説明会が4日(土)午前10時、11時の2回開かれる。
[参考:読売新聞、富山大学考古研究室HP]
過去の関連ニュース・情報
2010.8.3 富山市・杉谷古墳群 6号墳(方墳)の発掘調査開始
石敷が見つかったのは、南側斜面に接するほぼ水平な地面の土中。地表から30cmほど掘り進んだ層に、こぶし大から人頭大の石が石畳のように敷き詰めてあった。
石を配した古墳は県内でも珍しく、南側は富山平野に面していることから古墳の正面にあたるとみられ、古墳の豪壮さを示すための飾りか、祭事に使われた可能性があるという。
現地説明会が4日(土)午前10時、11時の2回開かれる。
[参考:読売新聞、富山大学考古研究室HP]
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