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京都府精華町・椋ノ木遺跡 古墳時代中期の円墳4基を確認

2011年02月03日 | Weblog
 京都府埋蔵文化財調査研究センターは2日、精華町下狛の椋ノ木遺跡(むくのきいせき)で、古墳時代後期の円墳4基が見つかったと発表した。
 円墳は直径約12~18mと中規模で、現在の木津川堤防から約50m西側に南北約70mの間に並んでいた。 いずれも墳丘部は削られ、周囲を巡る溝跡が確認された。 円墳は木津川の氾濫に備え、自然にできた当時の堤防上にあったとみている。
 円墳上部の地層からは、木津川の舟運に関連する遺構とみられる平安~鎌倉時代の掘立柱式の建物跡2棟や条里制の溝跡、井戸・土坑なども見つかった。また、下部の地層からは、弥生時代の土坑・溝などを検出した
 現地説明会は5日午前10時半から開かれる。
[参考:京都新聞、京都府埋蔵文化財調査研究センター]

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