愛媛県埋蔵文化財調査センターは4日、今治市朝倉南にある古墳時代後期(6世紀後半~7世紀)の円墳「鳥越1号墳」で、ほぼ完全な形の横穴式石室を確認し報道陣に公開した。
鳥越1号墳は世田山の北西尾根から南に下る丘陵先端部の標高約77mに位置する。
同古墳は標高77mの丘陵に位置し、直径14m、高さ3m。
調査の結果、円墳内部に玄室(奥行き3・2m、幅約1・5m)と0・8mの羨道からなる横穴式石室を確認した。また、玄室の床が低く、羨道がほとんどないなど横穴式石室初期(6世紀)の特徴があるという。
玄室の中央には埋葬者を囲むように、碧玉製の管玉やガラス製の丸玉、銀製の耳飾りなどの十数点の装飾品が置かれ、壁沿いには約20点の須恵器も見つかった。ほかに鉄製鋤先や鎌など農具があった。
現地説明会は6日(土)午後1時~午後3時開かれる。隣接の朝倉南今若遺跡と合わせて行う。
[参考:読売新聞、愛媛新聞、今治市HP]
鳥越1号墳は世田山の北西尾根から南に下る丘陵先端部の標高約77mに位置する。
同古墳は標高77mの丘陵に位置し、直径14m、高さ3m。
調査の結果、円墳内部に玄室(奥行き3・2m、幅約1・5m)と0・8mの羨道からなる横穴式石室を確認した。また、玄室の床が低く、羨道がほとんどないなど横穴式石室初期(6世紀)の特徴があるという。
玄室の中央には埋葬者を囲むように、碧玉製の管玉やガラス製の丸玉、銀製の耳飾りなどの十数点の装飾品が置かれ、壁沿いには約20点の須恵器も見つかった。ほかに鉄製鋤先や鎌など農具があった。
現地説明会は6日(土)午後1時~午後3時開かれる。隣接の朝倉南今若遺跡と合わせて行う。
[参考:読売新聞、愛媛新聞、今治市HP]
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