国立扶余文化財研究所は24日、百済末期に造成された全北益山王宮里遺跡(왕궁리 유적、史跡 第408号)で曲水路がある大型後苑(후원)と北門跡を確認したと発表した。
王宮里5層石塔の北側丘陵地帯から、半楕円形状の水路に囲まれた後苑(南北長さ約240m、東西幅71m)を確認した。
また、後苑の空間で最も平坦で四方を眺望できる高い場所からは、正面と側面が各々4間(10m)の正四角形の建物跡が発見された。儀礼や祭礼などと関連した空間だったものとみられるという。
北側城壁の中央からやや東に偏った地点で、正面3間(長さ4.4m)、側面2間(幅3.9m)の北門跡が発掘された。 これで東西南北全ての門跡が確認された。
さらに、「大官官寺」の字が彫られた瓦が北壁で発見され、5重の石塔北東側からは中国青磁が割れ状態で出土した。
[参考:2010.11.24聨合ニュース]
過去の関連ニュース・情報
2009.10.29 韓国・益山市王宮里遺跡 百済宮廷後苑を発見
王宮里5層石塔の北側丘陵地帯から、半楕円形状の水路に囲まれた後苑(南北長さ約240m、東西幅71m)を確認した。
また、後苑の空間で最も平坦で四方を眺望できる高い場所からは、正面と側面が各々4間(10m)の正四角形の建物跡が発見された。儀礼や祭礼などと関連した空間だったものとみられるという。
北側城壁の中央からやや東に偏った地点で、正面3間(長さ4.4m)、側面2間(幅3.9m)の北門跡が発掘された。 これで東西南北全ての門跡が確認された。
さらに、「大官官寺」の字が彫られた瓦が北壁で発見され、5重の石塔北東側からは中国青磁が割れ状態で出土した。
[参考:2010.11.24聨合ニュース]
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