交通事故の被害者は大損する

交通事故の被害者には味方がいない。
交通事故対応の内実をフィクション形式で書くブログ。

13 思い込みの失敗(2)

2017-10-16 19:56:49 | 日記

13 思い込みの失敗(2)

 

「さぞおつらかったでしょう…」

こんな言葉ですら、とても励まされるほど疲れていたのでしょう。

それに、知人の知り合いの紹介となれば、「きっと悪いようにはならない」と思うのも無理からぬところ。

けど、知人の知り合いだからといって、私とは縁もゆかりも特にない。

それなら、余計に頑張ってくれるなんて思うのは、勝手な「片思い」。

当時はわかりませんでした。

結局、私は次のことをここまで間違えています。

 

1 無料相談を最初に利用した。

 ① 初期費用をかけてまで、スカを掴みたくなかった。

 ② 無料相談が入り口であるのは「それだけ自信があるから」と勝手に解釈していた。

 ③ 弁護士は、たいていはビジネスであることを理解していなかった。

 

2 検証もなしに弁護士を丸ごと信じてしまった。

 ① セカンドオピニオンも、その弁護士がよいか悪いかの基準を、

   その弁護士の広告ブログを基準に考えてしまった馬鹿らしさがある。

 ② 予習が全く足りなかった。

   

3 インターネットの中に「答え」があると思い込んでいた。

 ① 書籍ではなく、ネットの中に、「最短の道」があると思っていた。

 ② ネットこそ、広告の世界なのに、書籍を広告ツール、ネットは真実に近いものがあると誤解していた。

 

そんなことで、弁護士に「丸投げ」してみた結果、何にも実のある報告は来ず、

姉の無念を晴らせるような内容も届かず、時間だけが過ぎて行きました。

私たちは、きちんと罰してほしかったことを伝えていたのに、

弁護士さんはなんら働きかけをしていませんでした。

 

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〔今になって思うこと〕

相談する相手を間違えていた。

きちんと証拠保全をすべきだった。

相談に足りる人物を見つけておくべきだった。

セカンドオピニオンを取るべきだった。

もっと深く読むべきだった。

 

後悔ばかりです…。

いまならば、まず、最初に何をすべきか、誰を頼るのかわかったのに…。

 

 

 

 



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