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秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

彼岸とこまちと桜

2010-03-18 08:36:19 | 横手市 増田町
3月18日(旧暦2月3日 一白 仏滅 丁卯)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日消えた雪も、また夜からの積雪であたりを雪景色にかえてしまいました。

春分の日の前後は「暴風雪」の予報が。冬も最後の一仕事といった形でしょうか。


今日から彼岸の入りとなります。

春分・秋分の日を中心として、前後7日間を彼岸と称し、入りから4日目を「彼岸の中日」としています。中日には墓参りを行う習慣があります。

もともとは、「彼岸会(ひがんえ)」という7日間にわたって行う法要を意味しており、「彼岸」とは、迷いと煩悩だらけの現実世界の向こう岸にある、悟りの極地の世界と考えられています。

また、この期間に太陽が真西に沈むことで、西方にあると考えられている「極楽浄土」に一番近づく日として、祖先の供養が行われます。


また今日は、「精霊(しょうりょう)の日」という日にもなっています。

これは、万葉歌人の柿本人麻呂と、平安期の女流歌人の和泉式部と小野小町の命日が一緒という伝説から、その霊を慰める日としています。

中でも小野小町は、秋田県人にとっては湯沢市雄勝出身の有名人(あくまで伝説上で、出生には諸説があります)ということから、米の「あきたこまち」、秋田新幹線「こまち」の愛称の由来として身近に感じられます。

美女に関しては、時代とともに美の基準が異なるため、一概に考えることはできませんが、本当に美しい歌を多く残しています。

時期はまだ早いですが、有名な春の歌を一首。


「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」


▲写真はフリー素材より。場所はわかりませんでした


彼岸が過ぎると、桜の開花が待ち遠しい季節となります。

先日の記事でも触れましたが、増田町の真人公園、十文字町の梨木公園、横手城公園など、横手には桜を愛でるにふさわしい場所がたくさんあります。


私たちの住む増田の真人公園は、平成2年の「日本さくら名所100選」に挙げられた桜の名所となっています。

毎年4月29日には観桜会としてイベントが行われ、その中で春のたらいこぎが行われます。

ちょうど昨日の夜に、春のたらいこぎに関しての会議があり、そちらに行ってまいりました。

訪れる観光客の方々、たらいこぎに参加する方々に増田の春を満喫していただければ大変嬉しく思います。


お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp


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