6月6日(旧暦5月2日 干支=己未 九星=五黄 六曜=赤口)
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
私の住む増田町が重伝建地区に選定されてから、建築のみならず、街並みというものに深い興味を抱くようになりました。
建築というものは、その地域の風土と生活様式によって異なり、その建築の集合体に、川や樹木などの自然物、道や橋、塀などの工作物が加わって、その地域の街並みが形成されるものだと考えています。
例えば、ここ増田町は湿った雪がたくさん降ります。
雪は降り積もると重くなり、1メートル四方あたりの重さは370㎏から500㎏ほどにまでなります。
20坪程度の屋根の面積は、約70㎡くらいですので、1メートルの屋根の雪の重さは26~35トンほどにまで達します。
この雪に対しては、おろすか、おとすか、のせたままか、とかすか、いずれの方法しか取れません。
2011年以来の豪雪が、何年か続いていましたが、今年はじめの雪は久しぶりに量が少なく済みました。
とはいっても、町部で1メートルほどは積りましたので、雪下ろしも何度か行いました。
雪の話になってしまいましたが、いずれにしても増田の街はそういう気候風土にあります。
春から秋にかけては、猛暑になる年もありますが、おおむね過ごしやすい天候が多く、沿岸よりも風はあまり強くもなりません。
増田の街並みにおいては、重伝建地区内はもちろん、その周囲は横手市の景観重点地区として、建築物や工作物、樹木の形状や色の変更に厳しい規制がなされるようになっています。
例を挙げれば、屋根や外壁の塗装を行うことも、事前の届出や許可が必要になりますし、色についても、黒や白、こげ茶以外の鮮やかな色を用いることが原則できないこととなっています。
電飾付きの派手な看板ももちろんダメです。
建物の形に関していえば、重伝建地区の建物の特徴として、「切妻屋根・妻入り」「下屋庇(げやひさし)」「壁白しっくい塗・板張り」「木製建具」といったところがあります。
道路に対して、屋根が三角に見える形になっており、敷地の間口は狭く、奥行きは100メートルほどあるところもあり、「短冊形」の敷地に建物が配置されています。
隣との境は軒が接しているところもあるため、冬の時期には雪で屋根同士がくっついたようになるところもあります。
切妻妻入りの建物の例。
屋根の三角部分が道路から見えます。
私の現在仕事をしている事務所と自宅は、そうした地区からは外れているため、直接規制が暮らしに与えている影響はありません。
しかし、5分ほど歩けば重伝建地区および景観重点地区にも入りますし、買い物や仕事など昔から馴染みの深いところでもあります。
自分の地元ですので、書き出せばきりがなくなりますので、またの機会に地元自慢をしたいと思います。
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
私の住む増田町が重伝建地区に選定されてから、建築のみならず、街並みというものに深い興味を抱くようになりました。
建築というものは、その地域の風土と生活様式によって異なり、その建築の集合体に、川や樹木などの自然物、道や橋、塀などの工作物が加わって、その地域の街並みが形成されるものだと考えています。
例えば、ここ増田町は湿った雪がたくさん降ります。
雪は降り積もると重くなり、1メートル四方あたりの重さは370㎏から500㎏ほどにまでなります。
20坪程度の屋根の面積は、約70㎡くらいですので、1メートルの屋根の雪の重さは26~35トンほどにまで達します。
この雪に対しては、おろすか、おとすか、のせたままか、とかすか、いずれの方法しか取れません。
2011年以来の豪雪が、何年か続いていましたが、今年はじめの雪は久しぶりに量が少なく済みました。
とはいっても、町部で1メートルほどは積りましたので、雪下ろしも何度か行いました。
雪の話になってしまいましたが、いずれにしても増田の街はそういう気候風土にあります。
春から秋にかけては、猛暑になる年もありますが、おおむね過ごしやすい天候が多く、沿岸よりも風はあまり強くもなりません。
増田の街並みにおいては、重伝建地区内はもちろん、その周囲は横手市の景観重点地区として、建築物や工作物、樹木の形状や色の変更に厳しい規制がなされるようになっています。
例を挙げれば、屋根や外壁の塗装を行うことも、事前の届出や許可が必要になりますし、色についても、黒や白、こげ茶以外の鮮やかな色を用いることが原則できないこととなっています。
電飾付きの派手な看板ももちろんダメです。
建物の形に関していえば、重伝建地区の建物の特徴として、「切妻屋根・妻入り」「下屋庇(げやひさし)」「壁白しっくい塗・板張り」「木製建具」といったところがあります。
道路に対して、屋根が三角に見える形になっており、敷地の間口は狭く、奥行きは100メートルほどあるところもあり、「短冊形」の敷地に建物が配置されています。
隣との境は軒が接しているところもあるため、冬の時期には雪で屋根同士がくっついたようになるところもあります。
切妻妻入りの建物の例。
屋根の三角部分が道路から見えます。
私の現在仕事をしている事務所と自宅は、そうした地区からは外れているため、直接規制が暮らしに与えている影響はありません。
しかし、5分ほど歩けば重伝建地区および景観重点地区にも入りますし、買い物や仕事など昔から馴染みの深いところでもあります。
自分の地元ですので、書き出せばきりがなくなりますので、またの機会に地元自慢をしたいと思います。
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お問い合わせ先
有限会社 千葉建築
〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4
電話 0182-45-2325 FAX 0182-45-2304
携帯 080-1837-5342
mail kchiba@poem.ocn.ne.jp
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