'11-12-09投稿、追加・更新、強調
既報にて、伊豆半島における地震の予兆とも思われる鯨の打ち上げ、ウォータースパウト(海上竜巻)などに係る異常現象を調べました。詳しく見る>>
また、別報の「地震予知に係る記載」から、プレート変動理論に基づいて「巨大地震が襲う危ない地域」として太平洋 房総半島沖、伊豆半島沖などが挙げられています。詳しく見る>>
<火山帯とプレートの位置関係 >
(google画像検索から引用)
プレートと火山帯が交錯している伊豆半島の地殻について、個人的には不詳なので以下に調べました。
(転載開始)
伊豆半島の火山―その生い立ち・現在・未来
伊豆半島をめぐる現在の地学的状況
(静岡大学小山研究室)
「1989年の手石海丘の噴火によって,伊豆東部火山群が活火山であることをあらためて思い知らされました.手石海丘の噴火は,伊東沖の群発地震活動や伊豆東部の地殻の異常隆起現象と密接に関連していることが知られています.
伊豆半島は火山地帯であるばかりでなく,たくさんの活断層が分布し,活発な地震活動や地殻変動がおきつつある場所です.ここ20年ほどの間に1974年伊豆半島沖地震,1978年伊豆大島近海地震,1980年伊豆東方沖地震などの被害地震がおきています.さらに,伊豆半島の北西方の相模湾で神奈川県西部地震,伊豆半島西方の駿河湾では東海地震という大地震がおきるのではないかと心配されています.ここでは,伊豆半島が現在どのような状態にあり,活火山である伊豆東部火山群の状態にどのような影響をあたえているのか,そして伊豆東部火山群の再噴火はありえるのか,などを考えてみたいと思います.
伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動している.駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きている.このプレート沈み込みにともなって,駿河トラフにおいては東海地震が,相模トラフにおいては関東地震や小田原地震が定期的に発生している.ところが,伊豆半島自体は火山によって暖められているために地殻が軽くなっており,沈み込むことができずに本州に衝突している.この衝突による抵抗力によって伊豆半島をつくる地殻はひずみを受け,活発な地殻活動がおきているのである.・・・」本文詳しく見る>>
(転載終了)
⇒火山帯の影響が大きいようです。
伊豆半島(沖)はもともと活断層などで地震が起こりやすい地域のようですが、少なくとも大津波だけは発生しないことを祈ります。
既報で紹介しましたように、熱海で鯨が打ち上げられた現象は我が国と同様な火山国であるニュージランドの地震の前にも起こっています。ウォータースパウトが発生したり、鯨が打ち上げられる原因は火山帯によるどのような因子が絡んでいるのか?
・火山による温暖化作用なのでしょうか?
・岩盤が崩壊するときの圧電効果*や摩擦により発生した電荷の影響なのでしょうか?
(マグマ活動、微弱地震などによって)
「・・・電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。・・・」とも考えられています。詳しく見る>>
*圧電効果とは
また、気候変動の予測を目的とするだけでなく、エアロゾルの変化を地震予知に活かす研究も進められているとも言われており、
・エアロゾルの変化はどのようになっているのだろうか?