水徒然

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生物多様性の原点である微生物について調べました。

2010-10-17 | 日記

 以前、投稿しました「微生物」に係るテーマ*1(文末添付)において種々の「微生物」と思われるテクニカルターム(技術用語)を何気なく断片的に引用していましたので、今回の「生物多様性COP10」に因んで、生物の原点である微生物とはどのようなものか?を整理しました。 

ウィキペディア(Wikipedia)によれば
 「微生物とは、肉眼でその存在が判別できず、顕微鏡などによって観察できる程度以下の大きさの生物を指す。・・・・・」
 <特徴 >
 微生物とは、・・・・・体躯が微小であるとの理由のみで区分されるため、極めて広範囲にわたる・・・・・、微生物でないのは大型多細胞生物だけであり、・・・・・微生物真正細菌古細菌のみならず、真核生物藻類原生生物菌類粘菌)や、ワムシのようなごく小型の動物も含まれる。なお、菌類などでは肉眼的なコロニーを作るものであっても、カビのように、その体の構成単位が顕微鏡的大きさであるものは、微生物として扱われる。

<関連する用語>
プランクトン*2(文末添付)という用語は、本来は、生物の大きさを規定する意味は含まないが、時として微生物とほぼ同じ意味に使われることがある。・・・・・定着性の微小藻類や底生の原生動物含まれている。

  単細胞生物とは、その体が細胞に分かれていないものを指す。往々にして微生物であるが、単細胞でありながら肉眼的なもの(有孔虫など)もあり、また多細胞の微生物もあるので同義ではない。・・・・・
 また、ウイルスは生物ではないが、微生物学の中で扱われる。

<大きさ>
 
微生物の大きさの範囲は、はっきりと決まったものではない。・・・・・カビの場合、大きいものは背丈が10cm、コロニーの直径はさらに大きなものがあるが、多くのものでは、その基本構造である菌糸や胞子形成部は1mm以下であり、やはりその構造を知るには顕微鏡が必要になる。 ・・・・・ 古細菌の中にも最大直径0.2μmほどのものがあり、細胞構造を保つ生物としてはこのあたりが最小であろう。・・・・・。
<分布>
 
地球上のあらゆる生物圏に生息。上空5000mから、地下1000km以上、あらゆる水圏や土壌から発見される。他の生物体内にも、寄生、共生、関係不明の多くの微生物が生息している。 微生物の中でも、一般的に生理活性が阻害されると思われる極端な温度、pH、NaCl濃度、有機溶媒、そして圧力の下で生存するものを、極限環境微生物という。」

 *1参考投稿記事
水中の有害微生物の殺菌方法について調べました。
「微生物を利用したエネルギー創出」についての紹介。

オイル成分を細胞内に蓄える単細胞藻類「シュードコリシスチス(Pseudochoricystis)
 (google画像検索から引用)

シアノバクテリアによる水素生産について紹介します


シアノバクテリア(別名:ラン色細菌、ラン藻類)
 
(google画像検索から引用)
生物多様性に係る「減少する植物性プランクトン」の記事を紹介します。
窒素固定に係る記事を紹介します。


(google画像検索から引用)


土砂崩れに及ぼす要因として土壌微生物の影響に係わる記事を紹介します。

 


                  (google画像検索から引用)

*2参考投稿記事 海の透明度についての記載を調べました。

 


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