6月7日土曜日は定例のログハウス教室の日だったが、今回はお休みして近くの二箇という地域で毎年行われている「ほたる祭り」のお手伝いに行ってきた。
このイベントでは、ありがちなホタル観賞イベントと異なり、ホタル狩りをした後、最後に参加者全員で同時にホタルを放すのである。いっせいに放たれたホタルが、地面から光の水蒸気のように立ち上る様は、超高速度撮影された宇宙のビッグバンをスローモーションで見ているようで思わず息を呑んでしまう。
(1) (2) (3)
(1)ビッグバン直後。
(2)真ん中の明りと人影は、注意を守らず写メのフラッシュをたく心無い人。
(3)ビッグバン後の宇宙のよう。
一度捕まえたホタルをいっせいに野に帰すという、子供達はもちろん大人にもすばらしい幻想の世界を見せてくれて、同時に小さな虫の命についても考えさせる。やってみれば簡単なことだけれど、なかなか思いつかない素晴らしい演出だ。
地元のオッちゃん、オバちゃんと都会から来た子供達が、一緒に地元の竹や乾燥させたカラシナを使って伝統的なホタルほうきやホタルかごなどの道具作りをして夜のクライマックスへと気持ちを盛り上げていく。夜のクライマックスまでの間、地元産品の販売や食事、いも掘り、さかな釣り、餅つきなどの行事もある。官製ではない、住民がホストとなって訪問者をもてなす村興しイベントとしても大いに参考になる。
餅つき
わが田舎暮らし応援団も珍木・銘木のお店を出させていただいた。
せっかくの珍木・銘木も都会からの参加者には使い道を思いつかないのか、なかなか売り上げが伸びず、なんとか盛り上げようと叩き売りオークションもやって、なんとか半分を売り上げた(一生懸命作っていただいたUさん、ごめんなさい)。
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