人間関係で悩み続ける大学生が感じること

人との関係や自分との関係において、
人一倍、生きにくいと感じたり、
辛い・苦しいと思ってしまうことの多い人々へ

自分が感じる感情から逃げない

2006年01月31日 20時06分06秒 | 人間関係

僕は現在、大学で毎週カウンセリングを受けています。人間関係においてあまりに毎日が辛くて仕方なく、相談室の扉を叩きました。 
僕にはすぐに「劣等感」や「嫉妬」を感じたり、「人と比較」をしては憂鬱な気持ちを感じてしまう心のクセの
ようなものがあります。

サークルやゼミ、バイト等、どのような環境に自分の身を置いてみても、常にその類の「悪い感情」をはっきりと感じ、人間関係の集団の場にいることが苦痛で仕方がなくなります。

その旨をカウンセラーの先生に相談したところ、
『そういう悪い感情を持つこと自体は人間、誰しもある。しかししんじくんの場合、自分の理想とする自分が、そんな「悪い感情」を自分の中に感じてしまうことを拒否している。だから辛くて仕方がない。』
とのアドバイスを受けました。

ああ間違いないな…と思いました。自分の中に悪い感情を感じた時、「こんな感情を抱いてしまうなんて…自分はやっぱりダメ人間だ…」と自分を卑下することで、自分の感情のセンサーが何らかの原因があってそういう反応を示しているのに、その原因を知ろうとすることから逃げていたのだと気付きました。

「悪い感情」を持たない人間はいません。その「悪い感情」を抱いた時に、その気持ちをどう消化していくのか、その気持ちとどう付き合っていくのかが、大切なことです。
人間は多かれ少なかれ、誰しも「悪い感情」を抱えて生きています。だけど僕の場合は「悪い感情」を自分の中に感じた時に、「こんな感情を持つのは人間としてなっていない」、「こんな感情を持つ自分はやっぱりダメ人間だ」と自分を見下すことによって、自分の感じている感情を否定し、その辛い気持ちから逃れたい一心で「悪い感情」を抱えることを拒否しています。
自分を卑下することで安心感を得ようとしているのです。
理想の自己像が真っ白で潔癖で完璧な人間だから、少しでも「悪い感情」を感じることを自分自身が拒否しているのです。

「自分と向き合う」ということは、自分が感じる「悪い感情」を抱えて生きること。そしてその感情をちゃんと味わい、何故そういう感情が自分の中に存在するのかを知るということ。
僕はまだ、自分が感じる「悪い感情」をちゃんと味わえてはいません。僕が現在味わっている苦しみや生きにくさというのは、「悪い感情」を味わっているからによるものではなく、「悪い感情」を自分の中に感じた時に『こんな自分ではダメだ、「悪い感情」を消してしまいたい』と思うけれど、結局はそんなことは不可能で、「悪い感情」を抱えて生きることから逃れようとするけれど逃れられない、そんな苦しみや辛さだと思います。


ブログを開設しました

2006年01月31日 01時22分13秒 | はじめまして
はじめまして、管理人のしんじと申します。
ブログを開設しました。

僕は人間関係や自分との関係に悩む大学2年生です。毎日感じることを、毎日悩むことを、毎日苦しむことを、このブログを通して情報発信していくことで同じように苦しむ人々と気持ちの交流を図ることができたらなと思います。

今、このブログを読んでいる感受性の強いあなたは、その感受性の強さ故に、苦しみもまた多い人生を歩んでいるかも知れません。しかし、同じように苦しんでいる一人の大学生がいることをこのブログを通して知ってもらって、そして少しでもあなたの「生きにくい気持ち」が和らいだならば、管理人としてこれほど嬉しいことはありません。