「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

第10回活動報告「稲刈りをしよう!」

2017年09月12日 | 活動報告
9月9日(土)天気:晴れ 参加人数:大人16人・子ども10人(合計26人)
活動テーマ;「稲刈りをしよう!」大変な農作業の後に、信州のソウルフード“おやき”を作ってお腹を満たそう。
活動内容:稲刈り、秋野菜の種まき、畑の草取り、おやき作り


(稲刈りする参加者ら)

まもなく新米シーズン。長野市芋井広瀬の芋井社会会館を拠点に活動している「天空の里 いもい農場」(山岸茂晴代表)は9日、みんなで5/20にお手植えした田んぼの稲刈りをしました。大人子ども合わせて26人が参加。初めて稲刈りを体験する子どもたちはおおはしゃぎ。稲を刈る人、束ねる人、はざかけ棒にかける人がそれぞれの役割を分担。大人も子どもも交じって、稲刈りの共同作業に打ち込むうちに参加者の間に一体感が生まれました。


(全員で協力して稲刈りしました)
「よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・」。米田ルミさんは長女の夏菜子さん(4)と一緒に鎌を持ち、稲の根元を切っていきます。高橋奈々さん(9)は「お手伝いがとても楽しかった」とはつらつとした表情を浮かべました。

(稲刈りの合間、「はい、チーズ!」)


(稲こうじ病の病粒を取る)
よく見ると、黄色い穂の中に黒くなった実が混ざっていました。カビの「稲こうじ病」です。みんなで協力して病粒をつまみ取りました。曽根康平君(11)は「初めて見たけど、コメなのに真っ黒で驚いた」。と話しました。



(はざかけしたコメ)
刈り取った稲はみんなではざかけしました。天日にさらすと、甘くておいしいお米になるそうです。

昼食には、スタッフの浦中綾子さんと県シニア大学生、子どもたちが中心になって作ったおやきをみんなで味わいました。具はキャベツとナスとカボチャ。農作業が立て込んでいましたが、県シニア大学の小林徳子さんら、おやきづくりの「名人級」の参加者がいたおかげで、みんなでおやきを味わうことができました。


(おやきの中身を説明する小林さんら)
変なかたちのおやきもご愛敬ということで、子どもたちがみんなで作った芸術品です。信州のソウルフード、おやき。モチモチしていて、おなかを満たすことができました。


(子どもたちの芸術品級おやき)

今日は、午前・午後ともに農作業。午後は畑で、カブ、コマツナ、チンゲンサイ、ホウレンソウの種まきを行い、草を刈りました。

(畑へ向かう参加者)

「種を播きすぎると、間引きが大変だから、1㎝間隔の筋なるように播いて、最後に土をそっとかぶせて。」副代表の五味美穂子さんからレクチャーの後、種で筋になるよう、丁寧に播いていきました。

(コマツナの種を筋まきする県シニア大学の谷川さん(左)、BLOG担当で運営スタッフの牧野さん(右))

今年度の活動も、残すこと4回。回を重ねる度に秋が深まっていくことでしょう。天空の里 いもい農場で、季節の移ろいを感じながら、収穫の喜びを味わっていきたいと思います。(牧野・西沢)


【次回、9/30(土)の予定】
活動テーマ「超新米を味わおう!」稲刈りで残ったわらを使って、チョット早いしめ縄づくり体験。
活動内容:脱穀、草取り、秋野菜間引き、秋野菜などの収穫、超新米ごはん、ワラ遊び
※運営体制の都合上、超新米ごはん、ワラ遊びは延期の可能性があります。



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