「天空の里いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

第4回活動報告「ぬか漬け作り体験~発酵の世界を体感!~」

2017年06月18日 | 活動報告
6月10日(土)天気:晴れ 参加家族:8家族25人
活動テーマ:「ぬか漬け作り体験~発酵の世界を体感!」きゅーりのキューちゃんでおなじみ、東海漬物さんを講師に、ぬかについて学びます。
活動内容:ハツカダイコン・カブの収穫、ダイコン間引き、ぬか漬けの学習

第4回目の活動は、採れたての野菜をもっと美味しくいただくための知識を広げる場として、キュウリのキューちゃんでおなじみ、東海漬物さんを講師に、ぬか漬けについて勉強しました。ぬか漬けの歴史から科学的な漬け方のコツ、ぬか漬けクイズをおりまぜて、親子で楽しく学ぶことができました。





(ハツカダイコン収穫)
ぬか漬け学習会の前に、手短にハツカダイコンとカブの収穫、ダイコンの間引きを行いました。本当は、草取りも行いたい所ですが、1週間後の6月17日に草取りをメインにした活動を設定しているので、今日はぬか漬け学習会を中心にしたスケジュールです。


(ネギ坊主を取って成長促進)
ネギは、ネギ自身の陰も嫌がる、日なた大好きな野菜。ネギたちに1週間草取りを我慢してもらう中で、ネギ坊主だけ取りました。


(東海漬物(株)のみなさん。ぬか漬けの試食と実演で使う野菜の下準備をいただきました。)
今回の学習会は、東海漬物さんで実施している食育活動の一環で開催となりました。天空の里 いもい農場では初めての企画。企業とのコラボも初めてでした。


(今回教材に使う「熟ぬか床」とぬか漬け用の野菜)
時期的にいもい農場の野菜収穫はもう少し先なので、市販の野菜を使ってぬか漬け体験を行いました。間引きダイコンだけ、収穫したてのいもい農場産です。


(講師の今村さん(東海漬物(株)甲信越営業所所長2級漬物製造管理師))
今回の学習会は、昨年から温めてきた企画でした。今村さんと数回、打ち合わせの場にご足労いただき、今回開催に至りました。今村さんは、この間、いろいろな会場で大人向け・親子向け企画の講師を務めていて、難しい話しの中に笑いを織り交ぜながら、子どもを巻き込んだお話をいただきました。2013年には、コープこうべで「ぬか床講座」をやられたこともあるそうです。


(学習会の様子)
座学では、ぬか床の原料やぬか漬けの歴史、栄養、発酵、なぜぬか床をかき混ぜるのか等、科学的にお話を頂きました。その後に、子どもと一緒にぬか床クイズ。ぬか床に入れて良いモノ悪いモノなど、クイズ形式でみんなで考えながら学びました。


(東海漬物のスタッフから手ほどきを受けながらぬか漬け作り開始)


(ぬかを容器に移します)


(キュウリやナス、間引きダイコンにぬかを塗りつけた後に漬けていきます。)


(いもい農場のスタッフも一緒に勉強、参加しました。)


(学習会の終わりに、参加者に感想をいただきました)
今回参加の8家族中3家族は、お父さんが参加でした。お父さんは、学んだことを家に持ち帰って、お母さんの前で披露するという大役の中で、真剣に参加していました。家に帰ったお父さんは、想像ですが、お母さんに「こうやって漬けるんだよ!」というレクチャーを通じて、ヒーローになったのでは・・・と思います。

□野菜をおいしくいただくための食育の場になりました。
ぬか漬けを食べたいけど、ぬか床の管理ってどうすればよいのか分からない、とか、よく分からないからハードルが高い、といった疑問が解決できた場になりました。今村さんより、ぬか床の風味をアレンジできる野菜をおしえていただく中で「家庭それぞれの味をいろいろ試しながら見つけてみてください」との話しがあり、参加者それぞれで野菜をおいしくいただくためのレパートリーが広がった様子でした。ご協力いただいた東海漬物のみなさんに、この場を借りて御礼申し上げます。


□山岸代表所有の蝶の標本を展示しました

天空の里いもい農場の活動の他に、地域のボランティア活動で多忙な山岸代表。数少ない参加の今回、蝶の標本の展示を行い、学習会や昼食交流の合間で生き物の交流を行いました。


□今日の花

ズッキーニ(ウリ科カボチャ属)。一般的に開花して4~5日の20㎝程度の幼果が食材として流通している。花も「花ズッキーニ」として、花芯を取ったものを食用となる。天空の里 いもい農場のズッキーニは、活動日の関係で適時に収穫ができない場合、繊維質が堅く感じられる50㎝超えのバズーカー級で収穫となる。


□今回の企画にご協力頂いた東海漬物さんのホームページへのリンク
東海漬物(株)のホームページ

今回使用した「熟ぬか床」紹介のページ

天空の里 いもい農場掲載ページ


【次回、6月17日(土)の予定】
活動テーマ:「芋井の竹取物語」竹に関することや、芋井に伝わる昔ながらの伝統について学びます。
活動内容:草取り、竹の伐採、タケノコ収穫

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【報告】東海漬物株式会社のHPに掲載がありました

2017年06月15日 | 活動こぼれ話
東海漬物株式会社のご協力をいただき、6月10日に開催したぬか漬け学習会の様子、東海漬物株式会社ホームページに掲載をしていただきました。活動の様子を是非、ご覧下さい。

掲載ページはこちらをクリック!


東海漬物株式会社のホームページも是非ご覧下さい。

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【報告】活動で使う備品を譲り受けました

2017年06月14日 | 活動こぼれ話


昨年、くらしささえあい応援金をいただいた”ながのボランティア・市民活動支援ネットワーク”では、ボランティア・市民活動が進める団体・グループに様々な資源(物品、情報、資金、人材等)を提供し、活動の基盤強化を図ることを目的にした仲介事業を行っています。

この度、企業で不要となった炊飯器を天空の里 いもい農場で譲り受けました。炊飯器が活動拠点の芋井社会会館に無かったため、活動の充実につなげるよう、大切に活用していきます。
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朝活と畑の様子

2017年05月27日 | 活動こぼれ話

天空の里 いもい農場の活動は、5月20日(第3回)から6月10日(第4回)の間で3週間空いてしまうため、中間管理の一環で草刈りを行いました。畑の様子も含めてお伝えします。


苗の植え直し・・・前回田植えをした田んぼで、株間が空きすぎていたり、深植えしすぎていたりする箇所を、地主の和田さんにフォローいただきました。


草刈り・・・この時期は、野菜たちも元気に育つのと同時に、雑草も勢いよく伸びます。50㎝以上伸びた雑草をバッサバサ刈っていきます。


アカハライモリ・・・きれいな水だから、どこを泳いでいるのか丸見え。


ヤマバトと畑・・・ヤマバトがジッとこちらを見ていました。かなり近づいても警戒しつつ逃げずにいました。


落花生・・・不織布をかけて鳥のエサにならないようにした箇所で、無事に芽をだしました。今年は、たくさんの落花生、期待できそうです。


ジャガイモ・・・メインのジャガイモ畑。


ジャガイモ・・・今年、フードバンクや子ども食堂へ収穫したジャガイモを贈呈しようと、作付けを増やした箇所。


エダマメ・・・鳥のエサにならず、無事に芽を出しました。


ニンジン・・・本葉が出てきました。


サツマイモ・・・5月20日以降の晴天続きで枯れている様子ですが、安心してください。乾燥に強いサツマイモ、生きています。


ミニトマト・・・そろそろ支柱を立てないといけない様子。脇芽もボウボウ、天空らしい自由な育ち方です。


オクラ・・・こちらは立ち枯れ状態。生き残っているオクラは2本だけになってしまいました。


ハツカダイコン・・・順調に生育中。6月10日だと成長しすぎてしまうかもしれません。間引きを行いました。


ピーマンとナス・・・こちらも支柱が必要な状態。次回活動で支柱を立てるまで、風雨で苗が倒れない事を祈るところです。


暑い時間を避けて、朝5:30から7:30までの活動。名付けて「朝活」。今後も適宜予定していきたいと思います。
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第3回活動報告「田んぼはドーロ泥!?」

2017年05月23日 | 活動報告
5月20日(土)天気:晴れ 参加家族:3家族9人
活動テーマ:「田んぼはドーロ泥!?」泥んこになって、みんなで楽しく田植えをしよう!
活動内容:田植え、サツマイモ、くらかけ大豆、黒豆の作付け、花の種まき


今回の報告は、事務局の西沢よりお届けします。
2017年度第3回目の活動は、年間の活動で一大イベントの田植え。大勢の参加者を期待していたところ、スタッフ家族を除くと「1家族3人」という参加人数でした。少人数でも農作業の量は変わらないので、年中の子どもから大人まで、今日の作業をやり終えるという共通目標のもと、農作業に頑張って取り組みました。


(はじまりの会で、全員、「頑張るぞ!」「おー!!」。かけ声をかけて活動をスタート。)

(黒板に、今日の流れやポイントを書いて共有。)
毎回、スケジュールややること、注意点などを黒板に書いて共有した上で活動を始めています。スタッフの運営側で道筋をつけた上で、主体は参加者の皆さんが動くことで活動が進行していきます。とはいえ、今回は、総勢9人中3人のスタッフも全力参加でした。普段活動を見守る立ち位置の五味副代表は「思いっきり田植えをやってみたかった!」と、気合い十分。フィールドを田んぼに移して田植えに取りかかりました。


(天空でお借りしている田んぼ(棚田の下)と、今年から本格的に活用を始める畑(手前))
芋井には、至る所に棚田があります。芋井の棚田は、江戸時代に開発が本格化し現在の棚田が形成されました。先人のお米作りへの熱意を感じる場でもあります。残念ながら、私たちがお借りしている田んぼの下の林の中にも2枚の棚田がありましたが、森林化・竹林化で放棄され、田んぼとしての機能が失われています。詳しくは、6月17日の活動で触れたいと思います。その中、私たちの田んぼも竹林化の進行で畦の崩壊の危機がありましたが、崩壊の進行を少しでも食い止めるべく、山岸代表を中心に竹を伐採しました。手を入れ続けないと棚田は維持できない、そんなことも語りかけてくる田んぼです。


(3本程に育った苗を観察した後に田植えを始めました。)


(田んぼに第一歩。ヌルル~冷たくて気持ちいい!)


(アカハライモリ)
日本の固有種で、環境省レッドリストで準絶滅危惧種として記載されていますが、この地には、たくさんの個体を例年の生き物調査で確認しています。早速生き物たちとのふれあいがありました。


(一列づつお手植えをしていきました。)


(泥だらけ。一生懸命田植えをした汚れは”勲章”モノ。飯綱山からの湧き水を引き入れているため、泥臭く感じません。)


(田植え終了!)
大人から子どもまで全員が一生懸命田植えをした中で、渡邉紬弘君(7)は、「たくさん田植えをできて楽しかった!今から新米を食べるのが楽しみ!」と、苦労をさておき9月の稲刈りと新米を味わう10月の活動を心待ちにしている様子でした。


(汚れついでに種まき)
田んぼの横の畑は、昨年まで遊休農地で、荒れにあれた場所でした。今年から借り受けて、活用をスタートしました。畑は2枚あり、1枚はクラカケ大豆と黒豆の栽培で活用。もう1枚は、お花畑として活用するために、マリーゴールドとコスモスの種まきを行いました。田んぼで泥だらけになったついでに種まきを行い、午前の作業を終えました。


(耕運機運転体験)
参加人数が少ないメリットを活かして、耕運機運転体験を行いました。さわるのも運転するのも初めての渡邊さん。貴重な経験になった様子でした。


(泥おとし?水遊び?)
30度近くまで気温が上がった今日は、水浴び日和となりました。全身泥だらけを、ホースからのシャワーで洗い流していきますが、どう見ても水遊び。大はしゃぎでした。子どもたちの髪の毛についた水滴が太陽の光にキラキラ輝く光景と子どもたちの笑顔は、それは幻想的な様子で、見ている大人がピュアな気持ちになりました。


(労をねぎらう地産地消の昼食)
五味副代表とスタッフの曽根佳代子さんの発案で、ウド、ヨモギ、フキを天ぷらにしました。また、自生していたアスパラを茹でて、素材の味わいを楽しみました。その他、ニラ炒め、三つ葉のおひたしと、収穫したて野草や野菜を即調理して味わいました。また山岸代表からワラビとゼンマイの煮物やキャラフキの差し入れもあり、豪華な昼食になりました。田植えの感想をシェアしながらの昼食では、「裸足で感じるドロの感触や、苗を差し込むときのサラサラしたドロは癖になりそう」とか、「毎年同じ事の繰り返しだけど田植えが楽しみ」、「実は田植えは初体験だった」というカミングアウトがあったり、参加者の1人ひとり、貴重な思い出ができたようでした。


(サツマイモの植付け)
少しゆったり目のお昼休憩の後に、午後はサツマイモ植付け。「マルチ敷き→マルチ穴あけ→水やり→サツマイモ植付け→乾燥防止のためもみ殻まき」を流れ作業で行いました。全員役割を持っての作業。田植えに引き続き、全員が主役となりました。


(3畝、100本のサツマイモ植付け終了)
今回植えたサツマイモは、秋に収穫を行い、焼き芋や煮物にして味わう予定です。野菜を味わう陰に、苦労もあることを感じた今回の活動日となりました。参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。



(信濃毎日新聞社の取材がありました)
天空の里 いもい農場を紹介するための取材で、伊藤さんにお越し頂きました。長野市ボランティアセンターより打診があり、今回の取材となったわけですが、参加人数が少ない中での取材活動となってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。ただ、笑顔が多くあふれる会でもあったので、ご勘弁いただければと思います。取材や写真撮影でお世話になり感謝です。


■今日の「芽」

(ニンジンの芽)
種を蒔いて発芽ができれば栽培が成功、と言われるくらい発芽までの条件管理が難しい野菜の一つ。湿り気を切らさないよう、こまめな水やりが必要な中、種まき以降、放置状態で様子を見ていたら、2週間で発芽することができました。成長に応じて間引きや土寄せを行い、成長したニンジンを味わいたいと思います。



【次回、6月10日(土)の予定】
活動テーマ:「ぬか漬作り体験 ~発酵の世界を体感!~」きゅうりのキューちゃんでおなじみ、東海漬物さんを講師に、ぬかについて学びます。
活動内容:草取り、ジャガイモ・長ネギの土寄せ、りんごの摘果、ぬか漬け作り学習

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