伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

BTスピーカー SRS-X1 購入 浴室で音楽を楽しむ

2014年09月09日 | 日記

9月11日   (木)   

パソコンのインターネットでsonyの新製品SRS-X1というのをふっと見かけた。

Bluetoothに対応したワイヤレススピーカーシステムでお風呂でも使える防水タイプの音響機器である。興味に駆られていろいろ調べてみたら、スマートホンにこの機器を連動させれば浴室で濡れることを気にせずにおおいに音楽を楽しめることが分かった。

私は当地に来てからというもの毎朝、時には夕刻就寝前にも自宅の温泉に浸かりながら音楽を聴くという習慣を続けてきている。

最初の頃は音楽を聴くのに重たいカセットテープレコーダーをその都度浴室に持ち込んで聞いていた。

そのうち、超小型の音楽鑑賞機器Ipodが出現し散歩のお供にして時々イヤホーンで聴いていたが、、これを防水加工された特製スピーカーrelacon(あまり名の知れていないメーカーが作ったもの)に接続させれば浴室で好きな音楽を聴くことができるということなので、これをウエブショップで購入してながく愛用してきた。

この機器はカセットテープレコーダーに比べて小さく軽いので持ち運びが容易なだけでなく、音質もさほど悪くないので、数年にもなろうか使い続けてきた。

>しかし、長年湿気の多い浴室で使い続けてきたので、いつしか劣化が進んで小汚くなっただけでなく、今では蓋も取れてしまい防水機能を果たせなくなったており、これに接続するIpodもその後次々とモデルチェンジが行われた末、いまではすっかり時代遅れの音響機器になってしまっているので、風呂の湿気で故障し動かなくなっても構わないと思い定めてそのまま使い続けてきていた。

ipodを使い始めた頃2008年2月5日のブログ

蓋が取れる前のrelacon・新旧二つのipod           蓋が取れてしまった現在のrelacon・ipod

     

そんなことなので、いずれ新しいスピーカーに買い替える必要があると考えていたところであった。

そこで、早速、アマゾンや楽天などウエブショップでこのSRS-X1の仕様を調べ、更にカスタマーレビューをあれこれ当たってみたところすべて★が5か4の評価であり、書き込みからみれば使い勝手もよく、音質もかなりのものらしく評判はすごくよろしい。

調べれば調べるほどこれが欲しくなってきて、すぐにウエブショップのアマゾンで購入手続きに入った。

いつもなら注文すれば翌々日には商品が届くのが取り柄のアマゾンだが、たまたま土日を挟んだためかなかなか送られてこない。

欲しいと思えば無性に欲しくなるのが人の常、ひたすら製品到着を待ち望む心境に陥ってしまった。

それが9/8月曜日にようやく到着した。手のひらに入るほどの大きさで、なかなか格好もいい。

橘曙覧の「独楽吟」の一首 「楽しみは ふと見て 欲しく思うもの 辛くはかりて 手に入れし時 」 とはまさしくこの気持ちを詠んだのであろう。

さて、待ち望んでいたSRS-x1が手元に来てたら、今度はその使い方をとくと勉強しなければならない。

Bluetoothとはなにか、まずこれを理解した上で、スマートホンとSRS-X1をペアリングさせる(スマホにSRS-X1を認識させること)ことは簡単にできたが、これまでのように、いやそれ以上に好きな音楽を自在に浴室で扱うには一工夫がいる。

スマートホンで聴いていたYoutubeの音楽をSRS-X1で流すのは簡単だったが、これまでパソコンにCDなどから取り込んでおいた沢山の音楽ファイルをスマホに取り込むには、それなりの新しい知識が必要で、これを勉強するのにほぼ半日ほどかける羽目になった。

なにしろ頭が固くなった老人の仕事である。結構時間がかかったが、うまくできれば新しい知識を学ぶ楽しさがそこにある。

私の趣味の一つに新しい電子機器の類の機能をマニュアルから読み解くことがあるが、使った後にこれまで使っていなかった新しい機能を知ることがあるということに改めて気付かされれるのも嬉しいことだ。

これって孔子大先生が言うところの「学んで時にこれを習う また喜ばしからずや(学而時習之 不亦説乎)」の現代版といっていいのかも。

お蔭で、これまで以上に、浴室で(時には食卓で)いとも手軽にとてもいい音質で音楽(主にイージーリスニングかクラシック)を楽しめるようになって嬉しい。

 

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綺麗に晴れた秋の日の園芸

2014年09月09日 | 園芸

9月9日   (火)   

久し振りに爽やかな秋の晴天に恵まれた今日。こんな日には散歩にもでかけたいし、農作業もやってみたい。

ウオーキングか農作業かの選択に迫られ、ふと頭に浮かんだのが「かまきりじいさん」の童謡  ──  確か戦前の小学校何年生かの「国定教科書」に載ってた記憶が甦った。

「カマキリ爺さん 稲刈りに 綺麗に晴れた秋の日を 遠い田圃に急ぎます」だった。

ならば、やっぱり畑だと、「生ゴミバケツ」を片手にぶら下げてIKOI農園に出掛けることにした。

今夏の前半は連日の酷暑で雨が一滴も降らず畑は乾燥し切って農作業を受け付けなかったし、後半は打って変わって連日の雨か曇、農事の喜びをあたえてくれそうな天気ではなかった。

ほとんど手当されていないIKOI農園の状況は当然のことながらかなり荒れている。雑草も野菜も茂り放題でどこから手を付けたらいいものやら。

取りあえず、雑草にからまり、枝を野放図に伸ばした野菜類の実の収穫にかかる。トマト、ミニトマト・ナス、隠元、ししとう・万願寺。そして茗荷などが主な収穫物。

ついで、時期的に今やっておかねばならない大根のための耕耘と播種、面倒なので間をおかず一緒にやってしまう。

涼やかな秋の日とはいえ2時間半の作業で作業衣までびっしょりの汗。カマキリ爺さんは両手に収穫野菜を持ってよたよた帰りの坂道を上って家のテラスに辿り着いてばったり。

汗でへばりつく衣類をなんとか剥いで、朝の残り湯に飛び込みやっと息をつく。

昼食に缶ビールを飲んだため、マッサージチェアに座ってBSTVで錦織vsチリッチの全米オープン決勝の中継録画を見ていたらうつらうつらして寝込む。

茂りに茂ったサツマイモとサトイモ

 

今夏のハヤトウリの成長は随分遅かった。ようやくパーゴラの上桟に辿り着いたようで 半ばまでグリーンルーフとなり、日陰で一休みできるようになった。

ハヤトウリの隣に成ったムラサキアケビ。紫に色付き割れた途端に鳥が食べるので早々と採る。食べるのではなく、観賞用。

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