のほほんのほほんな日々。

イギリス南部田舎在住です。
心の趣くままに、書きたいことを書き連ねています。

にんにく三昧。

2006年11月19日 23時38分23秒 | ごはん
漬物好きなのに、にんにくの漬物は作ったことがなかったので、挑戦してみました。
にんにくのしょうゆ漬けとにんにくの味噌漬けです。
単に、にんにくを、しょうゆまたは味噌に入れればオッケーという手軽さがたまりません。漬物は、漬けたら放置だから、楽でいいですよね~
しかし、待ち時間が長いのが玉に瑕。
最低3週間待ちだそうで、6ヶ月位した頃から味もいい具合になるって言うんだから、せっかちな私には、長~い待ち時間がたまりません。
毎日、まだか~まだか~と冷蔵庫を開けてはチェックしています。
いい具合に漬かったにんにくも楽しみですが、にんにく風味のしょうゆや味噌の使いまわしを考えるのも、これまた楽しいものです。
やっぱり毎日、まだか~まだか~と、こらえ性なく冷蔵庫の中をチェックしています。 

夫が言うには、

2006年11月19日 02時17分58秒 | イギリス生活
夫が買い物から帰ってきて、開口一番、「スーパーで友達に会ったんだけれどさぁ。彼女の友達の生物学者が、森に入って、めずらしいキノコがあったのでたんまりと採り、それを近所のゲーム(ジビエ)料理を売りにしているガストロパブに持っていったら、な~んと、キノコと引き換えに、6名さまタダ飯ご招待だってさ~」とわざわざ報告してくれました。
なんとうらやましい!! 

この辺ではとっても有名で、とんでもないロケーションにあることがこれまた有名なガストロパブです。
昔は飲んだくれパブで有名だったのですが、ちょっと前にテレビに出ているセレブリティーシェフが買い取り、一躍ガストロパブとしての名声をとどろかせ始めさせました。
最近では、料理教室も始めたようだし、オーナーシェフのテレビシリーズも新たに始まったようで、ますます絶好調な模様です。
テレビのおかげか、遠方からわざわざやってくる人も多いみたいです。
飲んだくれパブだった頃、隣のおっさんに連れられて、何度かビールを飲みに行ったことはあるのですが、飲みに行くだけで、ご飯を食べたことは、もちろんなかったりします。
よく覚えていることは、行くたびに違う道を通るという、とんでもないロケーション。
買取のあったあとは、隣のおっさんは、「あそこはご飯に力を入れるようになっちゃったからなぁ、飲むのはイマイチになっちゃったんだよ」と悲しそうに言っていたことをよく覚えています。
夏だったら、素敵なウォーキングコースの途中にあるので、天気のいいときは、ベンチに座って外で飲むと気持ちいいだろうな~。一回やったけれど、良かったもんな~。本当に素敵なロケーションです。道に迷うけれど。
ということで、隣のおっさんは最近行っていないようだけれど、常連客や地元の人は相変わらずとぐろを巻いているようです。食べるわけではなく、飲む方で。

で、せっかくそんなガストロパブに変身したのだから、飲むだけじゃなくて、食べも試してみなくちゃもったいないじゃ~ん、と興味本位で行きました。
一応、行く前にリサーチもしました。
行った人の中には、チマチマと飾ってばかりで、量が少ないから気に入らないとかいう人も居るようだけれど、量が多ければいいというわけでもないし。食べきれないで残すほうが罪悪感が残るし。私は美味しければそれでいいし。・・・。
確かにゲーム中心で、珍しい食材がいっぱい。
ウナギのゼリー寄せなんちゅー郷土料理がある国の癖に、ウナギ好きな人間をみたことのない私は、メニューにウナギの文字を見て、いったい誰が食べるのだろう、と悩みました。
そのほか、ゲームでおなじみのシカやウサギやハトから、なじみのない動物もあったし、魚もそこらに流れている川で釣ってきたものなど、みんな地元で取れたものばかりのようです。
野菜は有機農法で出来たもの、中には自家菜園でとれたもの、とメニューにしっかり記されていました。確かによく言えばオーガニック(悪く言えば、サイズはバラバラ)でした。
食後の感想。
噂にたがわず、むっちゃくちゃ美味しかったです。あまりの美味しさに、人に勧めまくり。
予約もなかなか取れないみたいだし、お値段は確かにいい感じだけれど、料理もサービスもすんごく良かったから、それでいいのです。
ああ、また行きたい。

という経緯があるので、私も、キノコでタダ飯食べたいぞ~、ともちろん叫びました。 
キノコでタダ飯とか奇を狙わないで、予約して行けよって感じですね。
近いうちに、ぜひともまた行きたいです~。冬のゲームって、なんだろう・・・。

結構なお気に入りです。

2006年11月16日 03時49分55秒 | ごはん
イギリスで、パブに行くと、Scampi & Chipsというパブ飯に出会う可能性が高いです。
小エビフライにフライドポテトという、定番のパブ飯で、私は得体の知れないパブ(つまり、行きなれていない、特にチェーン店)に行くと、必ずこのScampi & Chipsを注文します。こういうところは、保守的かしら?
んで、パブの定番となると、スーパーでもオーブンで温めるお惣菜とか、冷凍食品コーナーで売ってたりするわけです。
イギリスの定番夕飯なのかもしれません。<よく知らないけれど。夫の実家では出てこないし。

で、このScampi(スキャンピ、以降カタカナ表記)、実は車エビフライだということを知って以来、私もよくスーパーで買うようになりました。
家で揚げ物ってめんどくさいしぃ、オーブンで焼けばいいだけなら、エビフライ気分でちょうどいいじゃーん、ということです。
ええ、私はモノグサです。<開き直ってるし。
夫がベジタリアンということもあって、肉(ほとんど食べないけれど)魚(はたくさん食べる)系は、健康にもよくないし、お味もイマイチかもしれないけれど、出来合いのものに手が伸びちゃいます。

で、何が起こったか。
ある日、めんどくさい(またコレかい)から、冷凍スキャンピを袋ごと全部空けて、焼いちまえ~、残ったらどーにかなるさ、と非常に刹那的な衝動に駆られて焼きました。で、もちろんお残りなわけで、翌日食べるベーと冷蔵庫に放り込む。
翌日、「あ~、スキャンピ残ってたな~、どうしようかな~」と思いつつ、高山なおみさんの『うちの玄米ごはん』をペラペラめくっていたら、『コロッケの卵とじ丼』というレシピがあるじゃあないですか!! 
コレ、コロッケの代わりにスキャンピでやっても、おいしかろう、小エビフライ丼になるわけだもんね~と妄想は暴走し、高山なおみさんのレシピを元に、スキャンピ丼を作ったのでした。
お味のほどは、悪くないじゃ~~~ん!! 
いや~、和食に飢えているだけあって、想像したとおり、おいしかったですよ。
カツ(をわざわざ揚げなくちゃいけない)丼やコロッケ(をわざわざ作らなくちゃいけない)丼を作るのが面倒な人間なので、お手軽に作れるスキャンピ丼は、ぜーーーったい重宝するわ~とそのとき思ったのでした。

そして今。
スキャンピ丼が食べたいばかりにスキャンピを買って来ては、スキャンピそのものを食するわけではなく、スキャンピ丼を作っているという本末転倒状態。
このレシピはやっぱり重宝しているのでした。

ひゃっほ~

2006年11月16日 01時51分02秒 | 読書
もともと外耳炎で、うひゃ~という感じだったのに、夫に風邪を移されて、のどが腫れ上がり、その痛みが外耳炎にも影響してきている今日この頃です。
こういうときは、な~んにもしたくないし、な~んにも読みたくないし、テレビを見るのも億劫なので、雑誌を眺めていたりします。『これだけは知っておきたい医学英語の基本用語と表現 増補改訂版』すら、眺めるのが億劫になったと思ってくだされ。(笑) 

で、何を眺めているのかといえば、 『和のしつらいを楽しむ vol.6』だったりします。
ここに紹介されている道具たちが、これまたいいんですわ~。あこがれますわ~。
特に、ヨーロッパに長くいて、工業的で寸法に狂いのない無機質な道具ばかりを見ていると、それがいいとか悪いとか言うことはともかく、有機的で味のある道具たちが、非常に懐かしくなったりします。
日本文化の中で生まれ育った人間としては、一生求め続けるものなのかもしれない欲求かもしれませんね。人によるのかな? 
で、懐かしくなるくらいならいいけれど、欲しくなっちゃうんですよ~。
そして、日本の心といえば、イギリスではやっぱりバーナード・リーチっしょ。セント・アイヴスに行くっきゃないか? などと思いはじめたりするわけです。
果てに、ええのう、職人芸は、とってもええのう、と感動して、手作りし始めようかな~、陶芸はじめたいぞ~~~と萌えているし。
そう萌えさせるのは、須恵器作家の方の特集ページ(私も囲炉裏が欲しい!!)にも、江戸の職人特集にも、どこもかしこも素敵なものであふれているので、動機だらけです。
浅草のふじ屋手ぬぐい、私も大ファンだし~、特集に入っていて、うれしいな~と思い、ほかの職人さんの特集もつぶさに見てみれば、これまたすばらしい匠の技ばかりです!!! 職人さん、万歳!! 
問題点は、手が届かないのに、ものすごーく欲しくなることですかね・・・。江戸指物は無理かもだけれど、風鈴は、次回帰国した際には、ぜひとも欲しいぞ~~~と心に誓ったりするのでした。
和モノの美しさって、やっぱりいいものですね。最近こっちで流行りつつあるのが、分かる気がします。
やっと、バーナード・リーチの愛した日本の工芸・民芸の美しさが、一般にも浸透しはじめてきたのかな、とうれしくなってみたりします。

なんとなく、

2006年11月15日 01時29分21秒 | つぶやき
そろそろ転職したいなぁ、と思っているところです。
転職、といっても、私に何ができるのかが謎ですが・・・。
美術家に戻ったところで、予算がマイナスになっちゃ、まずいし。(笑)。
何か、新しいことを始めたいなぁ、とは思えど、いいアイディアはなかなか浮かんでこないものです。
やっぱり本腰入れて、お勉強ですかね。・・・。

医学英語の基本用語と表現

2006年11月14日 01時10分40秒 | 読書
『これだけは知っておきたい医学英語の基本用語と表現 増補改訂版』っちゅー本を、まぁ、訳あって、いや、別にないんだけれど、最近病気がちだし~、と思ったのがきっかけで眺めています。こういう本が出るとは、世の中便利になったものだのう、と思いながら、やっぱり眺めています。
ちゃんと読めよ!! と突っ込みが入りそうだけれど、病気だから集中できないのさ~という寒い言い訳をしておきます。

単語や会話は、よく聞く病院会話的内容のものです。
お医者さんや看護婦さんが持つためのものなのかなぁ? と思ったりするような問診会話もありますが、要するに、何を聞かれているのか分からなかったら、患者さんは答えようがないわけで、これさえあれば、恐ろしい英語圏の病院でも何とかなる、と思います。
専門的な用語も、あるんだろうけれど、私には何を持って専門用語か分からないのです。
頻繁に使用されるであろう単語は太線だし、使い勝手がいいです。接頭辞と接尾辞についての解説もあって、これまた重宝。私、本当に語源を知らないんだなーと反省しました。
ああ、英語をもっと勉強しよう、と思ったデス。<イタリア語はどうした? 
やるべきことは、いーーーーーっぱいあるってことですね、がんばります。多分。

イタリア語はどうなったのだろう。

2006年11月13日 23時26分30秒 | 語学
前から、イタリア語やってマ~ス、といいつつも、アダルトクラスに通っていたのは、すでに2年の昔となり、使わなければもちろん退化するわけだし、しかも、自習をするほど勤勉なわけではないから、すでに記憶の彼方です。それでも一応、簡単な会話は覚えているから、そろそろ何かしようかな~と思う今日この頃です。
そろそろ何かしようかな、で、昔使用していたイタリア語の本を開いたとたんに、目を回しましたが・・・。
いや、こんな高度なことやってたのか? 私?? ウソ??? って感じですよ、まじめに。このレベルに戻るのには、少なくともあと3年はかかると思う。大汗かいちゃうぞ~。

ということで、同志の方を大募集中です。
イタリア語学習中の方、どうかお友達になってください。
その他言語を学習中の方も、よろしかったらお友達になってくださいませ。
誰か、私にハッパをかけてください~!! よろしくお願いします!! 

【読書】集中力が続かないながらも、

2006年11月13日 23時15分33秒 | 読書
『Eats, Shoots & Leaves』という本を読んでいます。
これ、句読点についての本なんですが、だいぶ前にベストセラーになったようで、世界中で300万部売ったそうです。
世界って、どこ? と思わなくもないですが、他国語にも翻訳されているのかなぁ? 
ちなみに、本の分類は、ユーモア及び語学です。ユーモアが先に来ないと売れないあたりが、イギリスかも、と偏見に思ったり。

で、何が面白いかって、かーなーりーふざけた句読点が街中にあふれているこの国なのですが、それについていちいちねちねちと糾弾する著者だったりします。
この人以外にも同じように怒り狂っている人が、世の中にはいっぱいいるんだなーと思うと、私も救われる気分ですよ。
何しろ、私が、この句読点の使い方はおかしい、といっても、だーれも分かってくれないのですから。私が英語を母国語としないから、みんな馬鹿にしとんのか!? と思ったけれど、どうやら、英語が母国語の人(この本の著者)が突っ込んでも、やはり馬鹿にされるというか、哀れみの目で見られるようです。
みんな自分が正しいわけね、この国は・・・。ま、いいんだけれどさ。どんな学校教育をしとるんだ!! と突っ込みたくなるわけですよ。
だって、コンマやアポストロフィーの使い方って、日本の英語教育で、中学の一番初めの方で習うでしょう? そういう基礎が分からない人が多いみたいですよ。それについても一応この本で触れられているわけですが・・・、この部分は読んでいてちょっとむなしくなりました。

この本を読めば、句読点の使い方がわかるようになるという、お笑いと教育を兼ねた、すばらしい本なのです。
しかし、イギリスで、一般的に本読む人って、たぶん、この本を読む前に、こういう基本的なことって知ってると思うんだけれどなぁ。知らない人は、この本の存在を知らないままだろうし。
と書いたら、ミもフタもないかな?