父の具合が悪くなったので、これから九州へ行きます。
ブログはしばらくお休みします。
東京国立博物館本館では、「日本美術の流れ」と題して展示が行われていました。
まずは、埴輪 盛装の男子(群馬県太田市出土 古墳時代・6C)
まるで現代の作品のようなモダンさ。
火焔土器(伝新潟県長岡市出土 縄文・前3000~2000年)
本来、煮炊きの器らしいのですが、昔の人も表現力や芸術性は現代と変わらない。
菩薩立像(飛鳥7C)
日本の仏像彫刻の黎明期の作品。 クスノキ一材から彫り出したもの。
顔立ちなど、ガンダーラの面影が。
こちらは詳しい資料がありません。 しかし、芸術的な作品だ。
国宝「観楓図屏風」 (狩野秀頼 室町~安土桃山・16C)
京都洛北高雄の清滝川のほとりで紅葉狩りを楽しむ人々。 粋ですね。当時の人たちの風流さに完敗。
この像の資料もありません。 表情は洗練されていないのですが、逆にそこが生身の人間を感じさせて面白い。
10月10日に東京国立博物館で「皇室の名宝展」を見てきました。 写真撮影は禁止なのでWebサイトから引用。
特に良かったのは次の3点。
永徳の唐獅子は、実物の獅子と同じ位の大きさで、豪快な筆致は大迫力。
永徳と若冲が今期(10/3~11/3)の目玉でしょう。 2期(11/12~11/29)は正倉院宝物が中心
若冲の絵は、昨日描いたかのような保存の美しさもあり、唸る作品が多い。
近代工芸では、この花瓶が秀逸。 気品があり清らかな印象
東京国立博物館は初めてなので、常設展示も見てきました。 こちらは撮影OKなものが多く、印象に残ったものを明日から紹介したいと思います。(まだ、江戸・東京博物館の題材も残っているのですが、国立博物館を先にします)
公園の自転車用ゲート付近。 柵の向こうは
ドッグラン。
ハーブ園入口。 手前の花はアブチロンとうブラジル原産の花。 別名のチロリアンランプがピッタリ。
サイクリングロード沿いの紅葉が始まった樹木。
こちらを向いてくれないレオ。 もっと歩きたいのにという顔かな。
コスモス畑から少し離れると、人はどこにいったのだろうというほど、静かな園内。 次は、11月の下旬あたりに来てみよう。
レオは枯葉の上を歩くのが好きです。 フワフワして気持ちがいいのでしょう。
渓流広場の前で。 レオはカメラを向けると横を向くので、正面からの写真がなかなか撮れない。
コスモス畑近くの植え込みで。 花の名前がわかりません。
水鳥の池で。 左のテラスではスケッチ中。
池脇で。 意地を張るように横を向く。
朝、出立前のレオ。 何故か不安げ。 公園に着いてもお疲れ顔。
コスモス畑。 イエローが多いなかで、深紅のコスモスが映える。
一個一個の花が音符のようにリズミカル。
レオにとっては、コスモスなど関係なし。 花より団子ダ。
それでも久しぶりの原っぱの感触にまんざらでもない様子。
犬連れの入場者が多く、周りの状況に耳アンテナぴんぴん。
コスモスが見頃の昭和記念公園へ。 お供は老犬レオ。
まずは、コスモスから
よく見るピンクのコスモスは終わっていて、イエローやオレンジ、深紅、白のコスモスが咲き誇っていました。
高感度で撮っていますので、少し褪せた色彩や粒子の粗さがあります。
コスモスも凄いがカメラマンも。
意外と、モノクロもいいですね。
御岳渓谷から帰ってくると、レオのハロウィンの洋服が完成したとのことで撮影に。
レオに着せて、頭巾を被せるが、なかなか大変でした。 犬にとっては迷惑だもんな。
以前、阪神タイガースの帽子を被せたときも同様でした。
しかし、ハロウィン柄の服といい、キャップのカボチャの人形といいいろんなものが売られているんですね。
ハロウィンにちなんで、この写真はかなりダークに処理しました。 レオの小悪魔イメージ。
この写真は何も処理せずとも、ボケワンコのイメージが出ています。 有難いやら悲しいやら。
御岳橋下から。 暑くも寒くもないいい天気でした。
橋を渡ってすぐが、JR御嶽駅。
下では、釣り人とカヤックと
橋の上流でカヌーのスラロームの練習が。 今までよりも流れは速そう。
コース上のゲートをくぐりながら下る競技。
流れを昇るゲートもあるようで、急流をものともせず昇っていきます。
御岳橋から見たカヌースラロームの練習場所。
御岳渓谷はオウトドアスポーツあれば美術館あり、とどめに日本酒の蔵元直営料亭ありで、いいところでした。
御岳橋の近くに日本画の川合玉堂(1873~1957)の美術館があります。
日本画の巨匠で作品例として「鵜飼」を次に。 上手いと思います。
絵は撮影禁止でしたが庭はOKでした。 竜安寺の石庭風でした。
晩年の玉堂のアトリエを再現しています。
玉堂は晩年、ここ御嶽駅の近くに住んでいたそうです。 日本画の画材が豊富にあったからかな。
御岳橋の手前まで来ました。 下流に御岳小橋が見えます。
ここで昼食。 ままごと屋の姉妹店「いもうと屋」で利き酒セットつきのいもうと弁当を。 向かいの建物です。
「澤ノ井」の蔵元直営店で、利き酒は大辛口から大吟醸まで4種類。 旨くて写真に撮るのをうっかりしてしまった。
飲む前に撮った、いもうと屋からの渓谷風景。
食事を終えて、渓谷をみるとフリークライミングの若者。 私は、初めて見ました。
実は、渓谷の歩道で何度も折りたたんだマットレスを背負った若者とすれ違って、なんだろうな?と思っていたのです。
小屋への荷物運びの強力?←古い言葉ですね。 疑問はこの光景を見て解消。
ボルダリングとも呼ばれるスポーツで、マットレスはクラッシュパッドというらしい。
外国人女性も挑戦。
渓谷には大きな岩がゴロゴロしているので、ボルダリングにはもってこいの場所なんでしょう。
右下に映っている方は先ほどの女性のボーイフレンドのようでした。
鵜の瀬橋の下まで来ました。
道沿いの土手です。 岩石の上に表土が乗った地層。 赤い滴りは鉄分を含んでいるからだろうか。
川面は空の色を映して美しい。 水色という言葉はあいまい、しかし、微妙な色を表現する、うまい言葉だ。
こちらは道沿いの岩壁にできた苔。 いろんな環境下で様々な生命が懸命に生きている。
対岸を見ると、楓橋で見かけた大型犬を先頭にハイカーの列。 左上は料理旅館「勝仙閣」。ゆず風呂と川床料理で有名。
沢井のちょっと上流でのカヤック教室。 ここは流れも緩やかで初心者コースのようです。
また歩き始めると、上流から転覆したボートが流れてきた。 人は乗っていないようです。
少しすると、カヤックとオールを持って流される人が。
最初に流されていたボートは、先ほどのカヤック教室の指導者と思しき人が猛スピードで近づいて横付けし、流れの緩やかな岸辺に寄せました。 流されていく人も、この下流部でそのボートを渡され、指導者の方にお礼を言っているように見えました。
少しして、もう一人流されてきました。 よくわかりませんが、一応トラブルは解決したようです。
沢井の楓橋を渡って、山影の岸辺を歩いているので苔むした岩などが並んでいます。 片蔭の道と名付けられていました。
渓流に今度は、ラフティングが出現。
一番後ろの人がリバーガイドと思われます。
ちょっとした瀬に突っ込みます。
横向きで突っ込みましたが
大丈夫なようです。
関東では、群馬県水上町でのラフティングが有名ですが多摩川でもやっていたんですね。
沢井の楓橋。 人道橋で対岸には寒山寺があります。 近辺は清酒「澤乃井」で知られる小澤酒造の工場などが。 橋のたもとには酒造会社直営の豆腐料理屋「ままごと屋」や渓流を眺めながらのレストハウスがあり、盛況でした。
もう一つ上流の鵜の瀬橋にあった案内図。
寒山寺から見下ろすと、大型犬(シベリアンハスキー?)の散歩。 ハイカーの記念撮影。
悠々と散歩。 犬の散歩コースとしてよさそう。
右の欄干は寒山寺の見晴らし台。 白とびしていますが下流側を。
清酒の蔵元がある沢井までの行程。 川岸沿いのコースはよく整備されています。
釣り人。 思っていたよりも少なかった印象です。
川がいい色でした。
沢井に着きました。 広くなった川面に楓橋の影が写っています。