久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【起業家応援ブログ 大阪支社】

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大阪日記「3分間スピーチ」

2012年09月02日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月28日
PC担当:金沢

本日のPC担当は金沢です。まだまだ日中は暑い日が続きますが、夜は涼しい日も出てきました。体調など崩さぬよう気をつけましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 杉本さんのスピーチ
 第2章の5節(「学ぶ」から「教える」へ)を読んで、私は共感しました。私は新しいことを覚える際、1つわからないことがでてくるとそこで止まってしまいます。その1つを調べるためにまた別の本を読むと、理解することに時間がかかります。わからなければ徹底的に調べないと理解することができないからです。しかし、ふとした瞬間に理解できるとその後は一気に進みます。その後、基礎が固まれば応用編なども8割方理解できるようになります。しかし、自分が教える立場になったとき、自分がわからなかったときのことを忘れていました。「なぜ理解できないのか」と思っていました。それでも教えているときに気がついたのですが、「教えているけど、理解してもらえていないなら自分は何のためにここにいるのか」「覚えることは教えられる人の努力もあるけれど、教える人の責任でもある」と考えるようになりました。そのことに気づいたときに、相手がなぜわからないのかを考えるようになりました。相手に対して、概要から段階的に教えること重要であると思いました。また、自分が100%理解できていないと教えることはできないと思いました。

<スピーチに関する意見・質問等>
【淺野さん】
 過去に感じたことを、今後TCGにてどのように活かしていこうと思いますか。

【杉本さん】
 教えていただいたことをただ覚えるだけではなく、しっかりと教えることを意識して覚えるようにしていきます。

【渡邊さん】
 「すみません」という言葉が気になりました。自信がない印象を与えてしまいますので、直された方が良いかと思います。本日のスピーチで意識していたことがあれば教えてください。

【杉本さん】
 本の内容や、体験を全く知らない方にも分かるよう話すことを心掛けていました。反省点としては、伝えたいことをしっかりとまとめきれなかったと思います。要点を入れすぎて伝えたいことがしっかりと伝えられなかったと思います。

【渡邊さん】
 エピソードに深さが足りないように感じました。
スピーチでエピソードを使う場合、大きく2つの手法があります。数を増やす方法と、内容を深める方法です。気づきや感動を与える場合は、ある程度の深さが必要となりますので、今後追及していただければと思います。

【黒岩さん】
 現状、まだ教える段階ではないとの話がありましたが、どの段階になれば教える段階といえるのでしょうか。

【杉本さん】
 はっきりとわかっていませんが、しっかり理解できてからだと考えています。

【黒岩さん】
 しっかり理解できてからではなく、常に自分は教える立場であると思って下さい。理解に100%はないと思います。例えば会計的な知識は常にアップデートされています。それを全て理解できてからでは、いつになっても教えることはできません。杉本さんには杉本さんにしかない経験があります。教えられることは必ずあります。

【恵谷さん】
 教える段階というのは、理解できている、できていないに関わらず、突然やってきます。すぐに後輩もできますので、しっかり教えられるように今から準備してください。

【中島さん】
 先日のスピーチと比べ、時間を意識して話をされていたので改善されていると思います。あとは、話の構成をより創意工夫すればより良いスピーチになったと思います。

以上

大阪日記「3分間スピーチ」

2012年09月02日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月27日
PC担当:小林

本日のPC担当は小林です。暑い日が続きますが、体調管理を怠らないよう気をつけましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 杉本さんのスピーチ
 『できる若者は3年で辞める』の第2章『人生は成功するか成功しないかの二つだけ』の「学校ではないので教えてもらえないことは当然である」という言葉について話をさせてもらいます。新卒で入社した会社で、新人の間に一日一回失敗しなさいと言われました。これは、仕事が始まれば給料が発生しているわけなので、他の人達と立ち位置は一緒です。しかし新人の間は、まだフォローしてもらうことができます。そのため、新人でフォローがあるうちに、失敗をして学ぶことが大切ですと教えられました。また、多くのことを経験しなさいということも教わりました。これは、多くのことを経験することによって、仕事を与えられるのを待つのではなく、自身で学び、わからないことがあれば自分で考え行動することになるからです。新卒の頃に教えてもらったことですが、何年か経つうちにできていなくなっていました。これを、この研修で再度教えてもらったと思います。今後、もう一度、新卒に戻った気持ちで頑張りたいと思います。
<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 3分間スピーチですので、内容も重要ですが時間も気にしてのスピーチを実施してください。次に内容に関してですが、本を読んで気づきを得たとのことですが、実際にそれに気づいて何か具体的に行動していることはありますか。 

【杉本さん】
 東京研修で議事録担当だった時に、待っているのではなく形式的な部分や進行方法などを自分で聞きに行くべきだったのですが、できていなかったと反省しています。  

【黒岩さん】
 気づくというのは行動ありきです。行動して初めてそのことに気づいたと言えます。具体的に行動に移すことが大切です。

【西井さん】
 声が小さいです。声が小さいだけで、聞き手の聞く気がなくなる場合もあります。それではどれだけ良い内容のスピーチをしていても意味がありません。大きい声で話すというのは、意識すればすぐ出来ることなので今すぐやっていただきたいです。

【中島さん】
スピーチの趣旨説明をしていただいたことは非常にいいことなのですが、単に趣旨を羅列するだけではなく杉本さんらしい説明をしていただければ、もっとよかったと思います。スピーチの1日目と6日目で違う点はありますか。

【杉本さん】
一日目に「何を伝えたいのか分からない」と指摘を受け、本の内容を知らない人に伝わるように話すことに気をつけました。また、聞く人に共感や気づきを与えられるように自分の失敗談を話すようにした方がいいと教えられ、その2点を常に気をつけています。

2人目 谷山さんのスピーチ
 社会貢献についての理解を深めるために、ビジネスとボランティアを比較しながら、考えたいと思います。これを考えたきっかけは、様々な企業の経営理念に社会貢献が掲げられていますが、本当に社会貢献というのであればビジネスではなく、ボランティアとしてやるべきではないかと考えたからです。以前、老人ホームでおじいちゃんを相手にボランティアをした経験があります。大したことをした訳ではないですが、非情に喜んでもらえました。また、年配の方に喜んでもらうという点では、仕事で山奥にあるお宅に配達をして喜ばれた経験があります。この両者の違いを「でき若」にある、与えた量と得る量の考え方にあてはめてみます。仕事のほうは、もちろん与えた量と得る量は等価です。一方、ボランティアでは与えるものはあっても、得る量はゼロと考えられます。これは、私の経験したボランティア活動ではお金を頂くのは難しく、また、仕事で行なったサービスを無報酬でやるのは困難であったことからも頷けます。そのため、いずれも相手に喜んでもらえることを踏まえれば、仕事もボランティアも社会貢献であることには間違いはありません。ただし、社会貢献という枠組みの中で住み分けがあり、ボランティアにはボランティアにしかできない社会貢献、仕事には仕事にしかできない社会貢献があるということです。私は、ビジネスとして社会貢献をしていくべき立場にあります。そして、ボランティアとの対比で考えれば、ビジネスとしての社会貢献はより付加価値の高い業務であるべきであり、このような業務を手がけられることを目指していきたいと考えております。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 谷山さんのスピーチはまとまりがなく、スピーチが長くなりがちです。一言で要点をまとめられるようになりましょう。まとめられなければ、どんなに長く話しても伝わらない話になります。10日間の研修を通じて指摘された部分もあると思いますが、改善できるように自分ひとりではなく、周りの人を巻き込んで練習してしっかりとしたものにしてください。

【淺野さん】
 お金をいただけるほどの価値が無いのがボランティアと言っているように聞こえます。お金以外でも相手の感謝などもらえるものはあります。ボランティアの解釈の仕方だと思います。

【恵谷さん】
 声が小さいです。先ほど杉山さんに声が小さいとアドバイスしていましたが、これでは説得力がありません。声だけではなく仕事全般においてそうですが、頂いた意見やアドバイスは自分の中に吸収するだけではなく、後から入ってくる新入社員に対して体現できるところまで落としこんで欲しいです。

【中島さん】
 スピーチの時間が長すぎます。10日もスピーチをやっているにもかかわらず時間を意識できないのは問題です。話の内容ばかりにとらわれず時間内でスピーチを行うことにもっと留意しましょう。 

以上