日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

カメムシ発生4倍に

2024年05月20日 | 地域

 月1回の仲間との共同農園の作業、専従者は居ないがリーダーが折々に立ち寄り雑草を刈り、追肥をし、耕したりと野菜作りの大方をされている。メンバーの作業日の主な作業のひとつは収穫になることが多い。先日は大根、ほうれん草、玉ねぎ、キャベツ、サニーレタス、カブなど間引きを含む野菜を収穫、しっかり分け前をいただいて帰る。

 緑濃い野菜を収穫中、暖かくなったんだ、思うひとつに虫が何種類も現れた。日ごろは静かで思いのままに畑を動き回って思いのままに野菜をつついているのだろうが、作業日はそうはいかない。毛虫がもぐもぐと急いで逃げる、今年初、見逃してやった。青虫が転がり落ちる、名前は知らないが赤黒い虫が飛び去る、春だと実感する。

 そんな中で多かったのは大小のカメムシ。これは何匹か葬らせてもらった。例年の何倍もの発生で夏から秋に収穫の果物類に大きな被害が発生する報道があった。地元紙の報道で山口県は平年の4倍以上の見出しが載っていた。クサギカメムシ(写真の右端)で、「暖冬に加えてエサとなるヒノキやスギの実である『球果』が多かったことで個体数が増えたのでは」と推測されている。

 ずいぶん前になるが、県北のリンゴ狩りに仲間と出かけたときにリンゴ園のいたるところに誘蛾灯が設けてある。農園主に聞くと「リンゴを蛾などから守るために欠かせない設備」と教えられた。報道から、これから農園ではこうした戦いの苦労が始まる。効果的な駆除方法はないのだろうか。

 (今日の575) 収量をがた落ちさせるカメムシは
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