『ローレライ』について【※ネタバレあります※】
データ:2005年 日本 128min
・監督 樋口真嗣
・キャスト 役所広司、柳葉敏郎、堤真一、妻夫木聡 他
評価:★★☆☆☆(2点/5点)
・2005/03/07 シアター淵野辺
---------------
内容紹介:
1945年8月、ドイツ降伏後日本海軍に収容された戦利潜水艦「伊507」。海軍軍令部作戦課長の浅倉大佐(堤真一)は、この艦の艦長に、かつての名艦長で現在は閑職に回されていた絹見少佐(役所広司)を任命。原子爆弾を積んだ敵輸送艦を撃沈するミッションを与えた。
アメリカ海軍の執拗な追跡と攻撃の中、艦内で叛乱が勃発する。時を同じくして、広島と長崎に原爆が投下される……そして3発目の原爆を積んだB-29が、既に南太平洋上のテニアン島で出撃準備をしていた。その出撃阻止のため、絹見艦長と折笠たちは、テニアン島に向けて艦を進める。
---------------
日本映画の娯楽作というだけで、観にいくことはなかろうというもの。
それでも観にいったのは、役所広司がリーダー役をしていること。『突撃せよ あさま山荘』を観ているから、彼のリーダー役は一品だろう。元々安心して見ていられる演技をする人だし。
そして、『踊る大捜査線』の亀山千広制作。役所広司の脇を固めるのも堤真一、柳葉敏郎で安心して見ていられる。そして、戦争ものだから楽しめるかなと。
最初から歴史的価値は全く求めず、娯楽として観にいった。
○序盤戦
でも。うーん、正直ストーリーに入り込めなかった。
設定がいろいろと破綻しているものばかりなのだが、それ自体は何も言うまい。何せ娯楽として観るのだから。ただ、そういう「ありえねー」話をつくるときは、ディテイルをきちんと描かないと、そのストーリーに入っていけないものだと思う。その意味でこの映画は大失敗したと思う。
最新鋭兵器「ローレライ」が一人の少女の超能力増幅装置で、それが敵艦の構図を鮮やかにうつしだすというオオウソを軸として、それ以外はなるべくリアルに描かなければいけなかったのではないかと思う。
原爆投下の情報から作戦行動開始の早さが不自然だし、だいたい「原子爆弾」という言葉はあの時点では通用しないんじゃなかろうか。次の日の新聞は「新型爆弾」という言い方してたように思うが(実物そのものを見たわけではないけど。。。)。
ローレライに乗り込むユニフォームも露出多すぎで萌えを意識してるのではないかという疑惑があるし(デザイナーのオナニー説)、ローレライの起動中はパウラ(香椎)から血を吸い取ってるし(僕はこの場面で笑ってしまった)、もう僕の集中力はズタズタだった。
パロディ臭さも感じさせるものがあった。イ507潜水艦がローレライを引っ張る様子はラピュタを想起させ、パウラが倒れて折笠(妻夫木)が抱いているところはセカチューを連想した。これもよくない。娯楽作にパロディは使ってもよいと思うのだが、この作品に限っては、作風とあわない。それが胡散臭さにつながって、作品から観客の気持ちをますます遠ざけてしまった感じがする。
○中盤戦
映画の序盤で集中力は失われ、ストーリーもさほどおもしろくないという状況だった。一握りの期待は、うずまく心理戦。絹見艦長(役所)、浅倉大佐(堤)、高須(石黒)、折笠と清水(佐藤)。彼らの信念、意図、謀略が交錯しねじれ、別方向へ向かっていることから、裏の裏をかく心理戦がスリリングに描かれ、その中で最終目的を達するような展開を期待した。
予想通り、浅倉は謀略を実行にうつすが、彼の思想は僕の理解の範囲を超えていた。ローレライと東京への原爆投下とが交換条件になりうるとは到底考えられない。期待していた心理戦がわけもわからない中展開し、収束していき、ガッカリした。
この混乱の中で、何人か死んでいくが、一人一人の人間描写が薄っぺらかったから、全然感情移入できない。誰一人感情移入できる人間がいないから、死なせても重みが出てこない。何か話させても薄っぺらい。そうした言葉で、兵隊の心変わりが生じ、行動に移されても全然説得力がない。
潜水艦内の反乱を治めたところで、もう終わっていいよと思った。「この後、生き残った者たちは一丸となって原爆阻止に成功した」とテロップが出ることに期待した。ダメだった。
でも、このエピソードの直後に何人かがトイレに立っていったのが印象的だった。20人か30人しか入っていないのに、そんなに長くもないのに席を立つ人が3人くらいいるのだから、珍しい風景を見たものだ。
○終盤戦
まず、佐藤隆太がかわいそう。あんな役どころなら、名もない若い俳優をキャスティングすればよかったのに。彼の役どころの深い部分を全然描いてないのに、間抜けな死に方をされても、意味プーだ。観客に感情移入させるためだけに、顔の売れてる佐藤君を使ったのだろうが、あれはひどかった。
役所広司の演技はうまかったが、描き方の問題で、どんなにいい言葉を口にされても、どうにもうまく入れない。そんな中、ギバちゃんのエピソードで映画に入ることができた。感電死確実の電源の場所に自ら行くというときの、木崎の目や絹見との見つめあいにリアルさが感じられ、入っていくことができた。その後のシーンは、後で思い返すと笑えてもくるのだが、見ているときは手に汗握ってしまった。
この勢いで、最後のB29撃墜などはかなり手に汗握ることができた。でも、最後の上川のシーンは微妙。娯楽作なのだから、あえて回想にする必要などなかったと思う。
文句は言い尽くしたので、よかったところ。
海中の何も見えない、そして閉塞された場所での音しか頼りにできぬ恐怖感を味わえたのはよかった。戦争ではこのような非日常を現実にしてしまうのだなあ。スリルではない。生きるか死ぬかで、いまの生が一瞬にして壊される「賭け」に常に背中を合わせている状況というのは、過酷である。自分は絶対に海軍には入れなかったろう。精神に破綻をきたしてしまいそうだ。
上記で1点、役所たちの演技に1点、合計2点の映画でした。
粗くツッコンいったが、詳細のツッコミはトラバ打っているブログが詳しいので、溜飲を下げたい方はどうぞ。おおむね好評価が大勢をしめるようで、僕たちのような辛口評価はむしろ少数派のようですが。。
※追記をアップしました。
2005-03-12 21:33 映画と私(7) 『ローレライ』をもうちょっと考察
■ここにトラバ打ちました
潜水艦映画にもハズレあり 「ローレライ」【平気の平左 Blogの巻】
もう一度言う 「ローレライ」はダメ映画である【平気の平左 Blogの巻】
ここらで「ローレライ」についてまとめてみよう【平気の平左 Blogの巻】
ローレライ【30歳独身男Kazuakiの映画日記】
映画「ローレライ」【Life Designing Blog】
※その他のトラックバックをお送りしたブログについては、字数制限の関係上、下記に掲載しています。(2005/03/22)
2005-03-12 21:44 映画と私(8) 『ローレライ』参考ブログ
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・2005/03/07 シアター淵野辺
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1945年8月、ドイツ降伏後日本海軍に収容された戦利潜水艦「伊507」。海軍軍令部作戦課長の浅倉大佐(堤真一)は、この艦の艦長に、かつての名艦長で現在は閑職に回されていた絹見少佐(役所広司)を任命。原子爆弾を積んだ敵輸送艦を撃沈するミッションを与えた。
アメリカ海軍の執拗な追跡と攻撃の中、艦内で叛乱が勃発する。時を同じくして、広島と長崎に原爆が投下される……そして3発目の原爆を積んだB-29が、既に南太平洋上のテニアン島で出撃準備をしていた。その出撃阻止のため、絹見艦長と折笠たちは、テニアン島に向けて艦を進める。
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日本映画の娯楽作というだけで、観にいくことはなかろうというもの。
それでも観にいったのは、役所広司がリーダー役をしていること。『突撃せよ あさま山荘』を観ているから、彼のリーダー役は一品だろう。元々安心して見ていられる演技をする人だし。
そして、『踊る大捜査線』の亀山千広制作。役所広司の脇を固めるのも堤真一、柳葉敏郎で安心して見ていられる。そして、戦争ものだから楽しめるかなと。
最初から歴史的価値は全く求めず、娯楽として観にいった。
○序盤戦
でも。うーん、正直ストーリーに入り込めなかった。
設定がいろいろと破綻しているものばかりなのだが、それ自体は何も言うまい。何せ娯楽として観るのだから。ただ、そういう「ありえねー」話をつくるときは、ディテイルをきちんと描かないと、そのストーリーに入っていけないものだと思う。その意味でこの映画は大失敗したと思う。
最新鋭兵器「ローレライ」が一人の少女の超能力増幅装置で、それが敵艦の構図を鮮やかにうつしだすというオオウソを軸として、それ以外はなるべくリアルに描かなければいけなかったのではないかと思う。
原爆投下の情報から作戦行動開始の早さが不自然だし、だいたい「原子爆弾」という言葉はあの時点では通用しないんじゃなかろうか。次の日の新聞は「新型爆弾」という言い方してたように思うが(実物そのものを見たわけではないけど。。。)。
ローレライに乗り込むユニフォームも露出多すぎで萌えを意識してるのではないかという疑惑があるし(デザイナーのオナニー説)、ローレライの起動中はパウラ(香椎)から血を吸い取ってるし(僕はこの場面で笑ってしまった)、もう僕の集中力はズタズタだった。
パロディ臭さも感じさせるものがあった。イ507潜水艦がローレライを引っ張る様子はラピュタを想起させ、パウラが倒れて折笠(妻夫木)が抱いているところはセカチューを連想した。これもよくない。娯楽作にパロディは使ってもよいと思うのだが、この作品に限っては、作風とあわない。それが胡散臭さにつながって、作品から観客の気持ちをますます遠ざけてしまった感じがする。
○中盤戦
映画の序盤で集中力は失われ、ストーリーもさほどおもしろくないという状況だった。一握りの期待は、うずまく心理戦。絹見艦長(役所)、浅倉大佐(堤)、高須(石黒)、折笠と清水(佐藤)。彼らの信念、意図、謀略が交錯しねじれ、別方向へ向かっていることから、裏の裏をかく心理戦がスリリングに描かれ、その中で最終目的を達するような展開を期待した。
予想通り、浅倉は謀略を実行にうつすが、彼の思想は僕の理解の範囲を超えていた。ローレライと東京への原爆投下とが交換条件になりうるとは到底考えられない。期待していた心理戦がわけもわからない中展開し、収束していき、ガッカリした。
この混乱の中で、何人か死んでいくが、一人一人の人間描写が薄っぺらかったから、全然感情移入できない。誰一人感情移入できる人間がいないから、死なせても重みが出てこない。何か話させても薄っぺらい。そうした言葉で、兵隊の心変わりが生じ、行動に移されても全然説得力がない。
潜水艦内の反乱を治めたところで、もう終わっていいよと思った。「この後、生き残った者たちは一丸となって原爆阻止に成功した」とテロップが出ることに期待した。ダメだった。
でも、このエピソードの直後に何人かがトイレに立っていったのが印象的だった。20人か30人しか入っていないのに、そんなに長くもないのに席を立つ人が3人くらいいるのだから、珍しい風景を見たものだ。
○終盤戦
まず、佐藤隆太がかわいそう。あんな役どころなら、名もない若い俳優をキャスティングすればよかったのに。彼の役どころの深い部分を全然描いてないのに、間抜けな死に方をされても、意味プーだ。観客に感情移入させるためだけに、顔の売れてる佐藤君を使ったのだろうが、あれはひどかった。
役所広司の演技はうまかったが、描き方の問題で、どんなにいい言葉を口にされても、どうにもうまく入れない。そんな中、ギバちゃんのエピソードで映画に入ることができた。感電死確実の電源の場所に自ら行くというときの、木崎の目や絹見との見つめあいにリアルさが感じられ、入っていくことができた。その後のシーンは、後で思い返すと笑えてもくるのだが、見ているときは手に汗握ってしまった。
この勢いで、最後のB29撃墜などはかなり手に汗握ることができた。でも、最後の上川のシーンは微妙。娯楽作なのだから、あえて回想にする必要などなかったと思う。
文句は言い尽くしたので、よかったところ。
海中の何も見えない、そして閉塞された場所での音しか頼りにできぬ恐怖感を味わえたのはよかった。戦争ではこのような非日常を現実にしてしまうのだなあ。スリルではない。生きるか死ぬかで、いまの生が一瞬にして壊される「賭け」に常に背中を合わせている状況というのは、過酷である。自分は絶対に海軍には入れなかったろう。精神に破綻をきたしてしまいそうだ。
上記で1点、役所たちの演技に1点、合計2点の映画でした。
粗くツッコンいったが、詳細のツッコミはトラバ打っているブログが詳しいので、溜飲を下げたい方はどうぞ。おおむね好評価が大勢をしめるようで、僕たちのような辛口評価はむしろ少数派のようですが。。
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潜水艦映画にもハズレあり 「ローレライ」【平気の平左 Blogの巻】
もう一度言う 「ローレライ」はダメ映画である【平気の平左 Blogの巻】
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なぜかみんな高評価が多くてビックリしています。
あんな映画で感動するとは口が裂けてもいえません。
僕も連れに『ローレライ』観たいと言って連れてきてしまった手前、館内が明るくなった瞬間に「ゴメン」と言いましたが、反応はガッカリもしていなくて意外でした。
別に荒唐無稽な設定は批判対象じゃないんですよね。予算とかの面で割り引いて見ても、細やかな部分を描くことこそ日本映画の真骨頂と考えると、批判するしかありませんね。。。
僕らの辛口評価が少数派?だというのに
違和感を感じてます。
いや~、周りの人は感動の沸点が低いのだな
と改めて感じました。
あれで客が感動してしてしまうなら作り手は
なんて楽なんだろうと思ってしまいます。
作り手がとにかくおいしい?シーンを並べていけば
客は感動してくれると勘違いされてしまうと日本
映画はますます質が悪くなってしまいますよね。
昔の日本映画のような奥深さのある作品が生まれてくる為にも、
これからも愛のある辛口評論を続けていきましょう。
僕はなかなか感動はしませんが、「おもしろい」の沸点は低い方なんです。でも沸きませんでした。。。
期待しているからこそ辛口になるわけですからね。『戦国自衛隊』に期待していきますかw
私が「おもしろかった」と評価したのは、ひとえに、脚本が情けないのは邦画の宿命と諦め、その辺りを差し引いて、この映画を「途中で席を立ちたくなるくらい情けない物だったか?」という視点から採点した結果です。上から減点していけば目も当てられない点数だったかもしれませんが、点数を加算していく方法でよく見る努力をすれば点数が取れましたよと言う感じでした。あっちにもこっちにも不満はありますが、取り敢えず集中してみることができたから良いんじゃないの? マニアの人には向かないけど、娯楽としてみるなら良いんじゃないの?って感じでした。
どう見るかで、同じ疑問を持っても評価は違う物なんですね。
あ、「新型爆弾」と言わないのは、そう言っても多くの人が理解しないだろうと言う配慮なんだろうなとおもいました。
長文でごめんなさい
娯楽作としてアクションを楽しめたかというと、そうでもないし、人生の示唆を得られたかというと、薄っぺらさで堪能できないという点から、半分以下の点数になってしまいますね。。。
設定、役者とも素材がよいのだから、もう少し役所広司や堤真一を深く描くだけで、彼らの言葉がもっと真にせまるものになり、メッセージ性が出たと思うんですよねえ。それができなかったから辛口になってしまいます。
もしくは、バカ設定やバカ衣装をつきつめて、感動を中途半端に追わなければよかったかなあとも。ただ、これを書きながら、後から考えると笑い通しの映画だったような気もしてきました。。そう考えるともうちょっとあげてもいいかなあ。
クライマックスで真剣モードに見てしまったので、それが「お笑い」映画として見れず、点数が下がってしまったのかもしれません。
あと、話の流れで、「新型爆弾」=原爆とは観客にはわかると思うのですよね。この表現を使うことで、当時の実情に沿った「ディテイルのリアルさ」が引き出せたのではないかと思うのです。
とりとめないお返事で申し訳ありません。
なのに、どうして僕のブログでは高得点を付けているかというと、それは愛をもって映画鑑賞をしているからなのです。
「突っ込みどころ満載」と書いたようにこの映画には欠点がいっぱいあります。しかしどうせ見るなら、楽しい見方をしよう、というのが僕のブログのコンセプトでして、ま、読んでいただいているのでご理解頂いているかとは思いますが、そんな映画評もありかとおもって書いております。
もしよろしければまたご来店お待ちしております。
P.S.たしかに佐藤隆太の扱い方もったいないですよね。
少数派な辛口評価だったので紹介&T/Bさせてもらいました。
私は小説が先で映画が後でした。
CMで誇大な妄想を持って見に行くのはどうかな...。
娯楽映画と割り切ってみればおもしろかったです。
また、面白い話題がありましたら
T/Bやコメントをお願いします。
でも連続して見たくらいなので、日本映画の一ページとしては面白いのかな、という位置づけで私は楽しんでいたのかも知れません。…にしても、亀山部長がこの映画のヒットで暴走しないことを祈るのみです。ヒットしなければ杞憂で済むのですが、去年の「踊る2」の大ヒットがなぁ…観客も質が悪くなっているような気が…おっと失言。
※ 自動TBのせいで、TBが二つ以上つくかも知れません。お手数ですが、余分な分は消して頂いてかまいません(放置プレイでももちろんかまいません…すみません)。
ほんと同感。キライな映画を最初から最後までこんなに冷静に、こきおろしすぎずに書けるなんてスゴイなぁと思います。
私なんて、試写会みてYahoo映画に先頭きって酷評書いたら、直後から好評好評、公開から好調の興行数で、世界にたった一人取り残された気持ちでいました(笑)。
映画ではコケたけど、ここのブログ見つけてちょっと徳しちゃったな。また何かあったら、平常心を取り戻すためにここに来たいと思います。これからもよろしくお願いします。