ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

ミルクの温度

2010年10月30日 | ミルクティーを入れるまでの話
ホテル日航東京の「VERANDA」のアフタヌーンティーでは、アッサムを頼み、併せて紅茶に入れるミルクを頼んだ。

出てきたミルクの器は熱々。
ミルクも何だか熱そう。
このミルクを注文したのは友人だったので、頼んで味見をさせてもらった。

ミルクも熱い。
味は、ごく普通の市販の牛乳だ。
アッサムにこのミルクを入れたのだけど、普通においしかった。

今までミルクティーに入れるミルクは、入れる器を熱くしてその中に室温程度のミルクを入れると思っていたけど、本当にそうだろうか。
「紅茶-おいしさの「コツ」(磯淵猛)」で調べてみた。
(私にとって教科書のような本)

「冷たいミルクか温かいミルクか、これも先に入れるか後から入れるかの問題と同様に、飲む人の好みになってくると思います。」(本文180ページ)

今まで紅茶に室温程度の牛乳を入れて「水っぽくて物足りない味」と感じていたけど、温めた牛乳を入れるとミルクの甘さが出て、室温のミルクより好み。
イングリッシュブレックファストのような、通常より味が濃く出る紅茶を使うとより甘みが感じられる。
ちなみに紅茶用ミルクを温めて入れると、ミルクの風味が強すぎた。

だけど、鍋で作った水分がほとんど紅茶用ミルクのミルクティーに比べると、やっぱり薄味。
でも、手軽に作れるので、早朝に飲む紅茶はストレートかこのミルクティーになっている。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホテル日航東京 ロビーラウン... | トップ | 紅茶話2種 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みーや)
2010-11-03 14:36:55
ミルクの温度!実は明日ミルクティーのレッスンのため、今、牛乳で頭がいっぱい・・笑。
そうなの・・常温でミルクを入れるというのが定説だけど、フーフー言いながら熱いものを飲むのがすきな日本人にとっては、せっかくの熱々の紅茶がぬるくなってしまいますよね!わたしは熱いミルクティーが好き!・・なので、カップで混ぜるときは、牛乳はごく少量か、わたしは電子レンジで人肌程度に温めています。
わたしの家のレンジ(500W)でマグカップに冷たい牛乳200ccをいれた場合、1分20秒チンです。大体40度です。牛乳のたんぱく質が変質するのは40度という説と60度以上という説がありますが、温度計で実験してみたところ、50度(我が家のレンジで1分半)では、冷めると、膜は張るまではいきませんが、指で表面をさわると、ドロっとしたとろみが付く状態になっており、明らかに変質しています。温めた牛乳がコクがあると感じるのは、実はこのたんぱく質の変化によるものなのですが、膜が張らないミルクティーは美しいですし(飲んだあとのカップも)、何より飲み終わったあとの口の中がネバつかないのがいいですよ!ちなみに、わたしの最近のお気に入りは、ポットで茶葉と熱湯で普通に蒸らしたあと、電子レンジでチンして人肌に温めた牛乳をポットに投入した後、更に1~2分蒸らす方法です。鍋で作るよりもおいしいよ~♪かなーり語ってしまいましたよね。。許して~汗。
返信する
Unknown (ぎんぐ)
2010-11-04 06:05:59
コメント、ありがとうございます。
レシピを「おおっ」と言いながら拝見しました。
牛乳を膜を張らない程度に熱い温度にするのは難しいですね。
私は鍋で牛乳を温めるのですが、ルピシアの本によると「牛乳の泡が鍋肌を一周したら火を止めるとちょうどいい」そうでやっています。
が、ちょうどいい温度かどうかは不明です…。
電子レンジ、いいですね。
鍋の片付けもないし、何よりおいしそう!
今度やってみます~。

>温めた牛乳がコクがあると感じるのは、実はこのたんぱく質の変化によるもの
そうだったのですね。
「温めた牛乳のほうが味があると感じるのは気のせいかな」と思ってました。
ちゃんと根拠があったのですね。勉強になります。
これからは寒くなりますし、我が家のミルクティーはすべて温めたミルクで作ることになりそうです
返信する