ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

紅茶の味の表現を

2013年07月23日 | お茶色の日々
日経新聞では「映画レビュー」という特集が、毎週組まれている。
レビューは、短い感想と★の数で表現される。
★の評価は5段階で構成され、★5つで最高レベル→★1つで最低レベルとなる。

このレビューの優れた点は、感想は褒めていることが多いのに、★の数でレビュアーの本音が表現されているところ。
例えばこんな具合だ。

題名:○○
レビュー:(映画のあらすじが簡潔に書かれた後)、人間模様がよく描かれている一作。
評価:★

こんな感じで、レビューで褒めているっぽいことを書いていても、評価で本音が分かってしまう。

これ、私みたいに(?)「この紅茶おいしくなかったなー。でも、あまり悪いことを書きたくないし」と悩む人にお勧めのやり方かと。

例えば、私のマスキュラン(ルピシア)の元レビューはこれ。

飲むと、味のない漢方薬のよう。
香りだけが漢方薬を主張している。
そして、恐ろしいことに、シナモンの香りも強くする。
茶の味も一応出ているらしく、「漢方薬の香りがする水」ではなく「漢方薬の香りがする汁」を飲んでいる感じがする。
これまで飲んだフレーバードティーの中で、一番の珍フレーバーだった。

これを日経方式にするとこうなる。
あっさりしたレビューになるけど、その分洗練(当社比)されるような。

香りは、漢方薬とシナモンを足したような感じで強い。
茶の味も出ているが存在感は控えめ。
数あるフレーバードティーの中でも、最も個性的なフレーバードティーと言えるだろう。
評価は★。

ちなみに、日経方式は★のコメントもなかなか。
★★★★★ 今年有数の傑作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 見応えあり
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ 話題作だけど…

これを紅茶に置き換えるとこうなる。
★★★★★ 今年有数の紅茶
★★★★☆ 飲み逃せない
★★★☆☆ 飲みごたえあり
★★☆☆☆ それなりに飲める
★☆☆☆☆ 話題(有名or意欲作)だけど…

本当に紅茶の評価をこれでやっちゃおうかなあ。

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