トイレットペーパーホルダーが欲しくて、でも100円ショップが珍しく大外れで、結果好きな生地を購入して手作りしたというコトがありました。
自作のトイレットペーパーホルダーには自己大満足したのですが。
副産物として残されたのは、盛り上がってしまったワタシの創作意欲と、生地の残骸・・・。
今月、秋にあるバザーの供出品収集日があります。
作ってみました。
少なくとも我が小学校には絶対的に必需品、図書バッグ
出来れば、琉たんみたいな鍵っ子に使ってほしいの。
フック引っかけられるよう、プラスチック金具付き。
「これ、バザーで売れるかな?原価+手間-技術=500円。つけて欲しいんだけど」
琉たんに言ったら、琉たんは答えた。
「バザー、出さないで!
もしママの赤ちゃんが女の子だったら、絶対その時に使った方がいいから!!」
・・・・・・・・。
琉たんは、よく夢を語る。
「ママの次の赤ちゃんは、女の子かもよ!」
「でも、男の子でもボクはどっちでもいいよ!」
琉たんは、よくワタシを叱責する。
「○○クンのお母さんはもうすぐ赤ちゃんを産むのに、どうしてママは産まないの!?」
「フツー、3人くらいは赤ちゃん産むでしょ!!」
三姉妹だったワタシ的には、兄弟の有難さもわかるような、でも、兄弟の痛々しさもわかるような。
家で遊び友達がいなくて、一人将棋や一人オセロをする姿は、胸が痛い。
でも、でも。
両親の愛情を一身に受けてるコトが当たり前な琉たんは、つくづく幸せだと思う。
妹たちに背を抜かれまくったショックとか、でも体重は誰も抜かない劣等感とか。
すっげーちっちゃいコトだけどさ・・・そんなレベルの自分の中だけでの「比較」っての、彼は知らずに生きていける。
でも、でも、でも。
高志たんもワタシも先に死んでしまうだろう琉たんは、独りになってしまう。
「親身」なヒトがいないのは、とても孤独なコトかもしれない。
でも、でも、でも、でも。
「親身」なヒトがいたとしても。
その親身な人々がいたからといて、絶対に幸せだとは限らないかも・・・?
あくまでも自分の経験と環境と現状からなる、極めて狭い価値観からの考えですが。
考え始めると答えがわからず、どんどん、どこまでもどんどん落ち込んでいく・・・そんな一人っ子論は、置いといて。
とりあえず、この図書バッグ。
バザー、出しても・・・いいですか?
きっと、ワタシが女の赤ちゃんを産んだとしたら・・・間違いなく、その時は。
張り切って、女の子グッズ、手作りしまくると思うんで・・・。