短い梅雨が終わると、酷暑の夏だ。体温に近い夏日が続き、あちこちで熱中症が起きている。高齢者は要注意! 新聞やテレビでご丁寧に“警告”してくれている。体育館はクーラーつき。中はしのぎやすい。ただ、訪れる道中がたまらないのか、ここ数日、ジムの来館者が減っている。当方は幸いなことに夏バテもせず、まじめに通っている。
池田市の緑のセンター。温室は風通しをよくするため、窓や出入り口も開け放されている。何か、涼しそうな花は? 鉢植えの「ガーデンクルクマ」がすぐ目に付いた。白い花弁に見えるのは、実は“苞(ほう)”。下の方のツユクサに似たかわいい紫色をしているのが実際の花である。でも、細かいことは抜きにしたい。暑いから…。
タイ原産。ショウガ科ウコン属の多年草。学名「curcuma」。アラビア語のkurkum(黄色)が語源。根が黄色いらしい。インドネシア語の黄色は「kuning」、ウコンは「kunyit」だが、アラビア語と関係しているのかどうか。
《今月の「11日の花」はガーデンクルクマにしました。》
