昨日、5年生の卒研発表が終わりました。
卒研というのは卒業研究のことで、久留米高専の機械工学科では5年生になると各教員の研究室への配属が決まり、あるテーマに沿って1年間研究することになります。
私の研究室でも5人の学生が卒研発表を行い、きちんと練習していてくれたようでしっかりと発表してくれました。
ただ、私の指導不足もありますが、研究内容をきちんと把握してないこともあり、質疑応答などでも「あ、そういうことじゃないんだけどな~」という場面が多々あり、自分が発表するよりもやきもきしてしまいました。
(学生が発表する場合は、学生よりも教員の方がやきもきするというのが普通といえば普通ですが。)
ま、しっかりと発表してくれてほっとしました。
学校で勉強する内容というのは、答えが決まっている、または答えが出てくることがほとんどで、答えのない問題を解くことはありません。
が、研究というのは答えのないことを、実験や計算をして、その結果を分析することで「こんなことが分かるんじゃないか?」と、分かったようなわからないような答えらしきものを見つける作業になります。
答えのない問題に対して、自分で答えを見つけていくというのが研究の面白さであり難しさなのですが、研究に限らなくても、学校を出て働き始めれば、それこそ答えのない問題を何とか解決していくことが続きますので、そういう意味で、答えのない問題に取り組むということの面白さを知ってもらえればな、といつも思っています。
卒研発表前の卒論執筆、レジメ執筆、発表練習と、学生は結構きつい時期を乗り切ったと思いますが、理系の学生の通過儀礼のようなもので、こういうのを一つずつ乗り切ることによって、なんとなく研究というものが分かってくるように思います。
せっかく色々と身に付けてくれた5年生が卒業するのは残念だったりしますが、次のステージでまた活躍してくれることを期待したいと思います。
5年生の皆さん、お疲れ様でした。
卒研というのは卒業研究のことで、久留米高専の機械工学科では5年生になると各教員の研究室への配属が決まり、あるテーマに沿って1年間研究することになります。
私の研究室でも5人の学生が卒研発表を行い、きちんと練習していてくれたようでしっかりと発表してくれました。
ただ、私の指導不足もありますが、研究内容をきちんと把握してないこともあり、質疑応答などでも「あ、そういうことじゃないんだけどな~」という場面が多々あり、自分が発表するよりもやきもきしてしまいました。
(学生が発表する場合は、学生よりも教員の方がやきもきするというのが普通といえば普通ですが。)
ま、しっかりと発表してくれてほっとしました。
学校で勉強する内容というのは、答えが決まっている、または答えが出てくることがほとんどで、答えのない問題を解くことはありません。
が、研究というのは答えのないことを、実験や計算をして、その結果を分析することで「こんなことが分かるんじゃないか?」と、分かったようなわからないような答えらしきものを見つける作業になります。
答えのない問題に対して、自分で答えを見つけていくというのが研究の面白さであり難しさなのですが、研究に限らなくても、学校を出て働き始めれば、それこそ答えのない問題を何とか解決していくことが続きますので、そういう意味で、答えのない問題に取り組むということの面白さを知ってもらえればな、といつも思っています。
卒研発表前の卒論執筆、レジメ執筆、発表練習と、学生は結構きつい時期を乗り切ったと思いますが、理系の学生の通過儀礼のようなもので、こういうのを一つずつ乗り切ることによって、なんとなく研究というものが分かってくるように思います。
せっかく色々と身に付けてくれた5年生が卒業するのは残念だったりしますが、次のステージでまた活躍してくれることを期待したいと思います。
5年生の皆さん、お疲れ様でした。