タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

男の子らしく、女の子らしく

2016-04-25 21:21:56 | つれづれ
一昨日の土曜日は、宝塚での「春のつどい」に招かれていたのです。
ただその前日に第二名神の事故が有りましたから、
1日違えば、巻き込まれていたかもしれません。

この会は、国連NGO団体の1つ、世界平和女性連合の主催で行われています。
海外からの留学生を日本に招いて、奨学金の援助をし、
また外国人留学生の日本語での弁論大会も開いているのです。

弁論大会の方は隣のホールで行われていたのですが、
前回の優勝者はモンゴルの女学生だったようです。
ビデオで紹介されましたが、今モンゴルでは、家庭内暴力がものすごく増えてきているのだそうです。
とくに10代の少女の妊娠に関わることで、
加害者は身内なのだそうですよ。

ちょうど産経ニュースに、グアテマラでも同様だというニュースが掲載されていました。
http://www.sankei.com/world/news/160404/wor1604040011-n1.html
少女の妊娠が社会問題化しており、7割以上が近親者による強姦なのだそうです。

モンゴルなんて、のどかなところだと思っていましたが、
まだまだ人権教育が必要な国なのですね。

ちなみにそれは隣の部屋の様子で、こちらは日本の高齢化社会の問題がテーマでしたよ。
写真は、クラリネット奏者の江川恵子さんで、会を盛り上げてくださったのですが、
還暦を迎えられたそうです。
ちょっと高齢者というには、まだ早いのです。

篠山でも市会議員選挙が有りましたが、その日は尼崎と宝塚市会議員さんも招待されておられて、
宝塚の問題も話されていましたよ。
宝塚は、日本で2番目に同性婚を認めた市なのですね。
夫婦別姓だとか、同性婚が意味するものは何だか分かりますか?
それは家庭の価値観を捨て去る、ということですね。
自分の親がお母さんとお父さんでなく、お父さん2人だったら嫌でしょう?
またいつ離婚したっていいのなら、誰も責任を持って子供を育てないでしょう?

市会議員さんのお話では、この同性婚の条例に反対の署名が2千人分、集まったそうです。
賛成はわずかに10件ほどだったそうですよ。
それなのに、宝塚市長の独断で可決したのだそうです。

これを他人事と考えられるでしょうか、それともどうでもいいことと思われるでしょうか。
先日送られてきた、篠山市の市報には、
新1年生の写真と名前が載っていたのですよ。
なになにさん、なになにさん、と男の子も女の子も「さん」です。
タマル産でのこのブログでは意識して、男の子には「くん」、女の子には「さん」づけで書いています。

男の子は男の子らしく育って欲しいし、女の子は女の子らしく。
アンケートでも、どんな子に育って欲しいか聞くのですが、
赤ちゃんのお母さんはよく、女の子らしく育ってほしい、とか書かれるのです。
本当はみなさん、そうだと思うのですよ。
こんなことでは、モンゴルよりひどい状況だと思うのは私だけでしょうか。

話は変わりますが、今日はタマル産の不妊外来では、3人の方の妊娠が判明しました。
こんなに妊娠しては、もう治療する人がなくなってきてしまいますよ。
3人のうちの2人は、人工授精の1回目でした。
もう1人は、重症のPCOという病気の方で、大量の排卵誘発剤によりましたよ。

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たとえあなたの心が
憎しみと欺瞞に満ちていても、
その心を持つあなた自信が
悲しんでいることを
神様は知っておられます。
そのこと故に、
神様はあなたを許し
いとおしんでくださっておられるのです。

   レバレンド・ムーン









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