タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

体外受精のサテライト始めます

2016-04-20 21:02:52 | 不妊症
写真は篠山市黒田の蘭(らん)ちゃん、3月15日生まれ。
「健康で元気な子に育ってね。
無事に生まれて良かったです。
足のマッサージ(リフレクソロジー)が、とても気持ちよかったです。」

3人目のお産だったのですよね。
リフレクソロジーは、丹波市で開業していた時から、延々とサービスさせていただいていますよ。
疲れた身体へのご褒美ですね。

ところで明日から週末まで、全国の産婦人科では、
日本産婦人科学会というのに参加する先生が多いのですよ。
毎年この時期に有るのですが、今年は東京で有るので、
関西の先生方も大挙して出かけられることでしょう。
そこで会えないかと、大阪の扇町ARTレディースクリニックの院長の朝倉先生から今朝、お誘いを受けました。

ですが私など、開業して18年、タマル産から遠く離れたことが無いので、
東京なんてむかしの記憶しか有りませんよ。

それはさておき、昨年から体外受精まで必要なカップルの方には、いくつかのプログラムを紹介しています。
兵庫では英(はなぶさ)ウィメンズクリニックに紹介することが多かったのです。
院長の塩谷雅英先生とは、京大の研究室で机を並べていましたからね。
その研究室の住人は、今では関西大学教授の北先生や、金沢大学教授の藤原先生、
京都の足立病院院長の畑山先生、ハシイ病院の橋井先生、倉敷中央病院部長の長谷川先生など、
そうそうたるメンバーですよ。
私だけが田舎で地域に根ざしている、とでも言いましょうか。
そういう道を選んだのです。

横道にそれました。
最近、体外受精のために、扇町ARTレディースクリニックに2組のカップルを紹介しました。
1組は1回目の採卵後の、2回目の胚移植で妊娠されたそうです。
もうすぐ妊婦健診で戻って来られます。

もう1組は、体外受精のための過排卵刺激によって、次の周期に自然妊娠され、ただいま健診中です。
ですから紹介したカップルは、もう治療が終わってしまったというわけです。
だからもっと紹介してね、というわけでもないのですが、
さらに患者さんの利便性を考えましたよ。

今でも注射や卵胞発育の計測はタマル産で、採卵や移植は大阪で、
と連携してやってきたのですが、
さらに、体外受精の勉強会も篠山でやってしまおう、という企画が出来上がったのです。
今朝の話なのですけれどね。

朝倉先生が日本産婦人科学会から帰られたら、そこのところを詰めてみましょう。
最近では一般不妊治療をとばして、いきなり体外受精を受けられる方も居られます。
逆に、1年も治療しても妊娠に至らないのに、体外受精はまだ考えていない、という方も。

ですから、体外受精を受ける受けないに関わらず、基礎的な知識として勉強しておかれても良いでしょう。
私もむかしは京大病院の不妊外来担当だったのですが、
今ではすっかり、田舎の産科医になってしまいましたから、
世界でも先端の技術を持たれている先生の話を聞くのは、すばらしいではないですか。

朝倉先生は天理よろづでは、産婦人科医としては私の後輩、
ですが、医師としては先輩なのです。
その後アメリカで臨床経験を積まれ、奥さんも英語圏の方という興味深い先生ですよ。
外国に留学経験が有ると言っても、たいていは研究者であって、
臨床家として研修するほど力の有る医師は少ないのですよ。

どなたか参加したい方はおられますか?
興味を持たれたら、フェイスブックで投稿など、してくださいね。
あるいは要望とかですね。

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無条件に天の前に捧げ、
みこころのままに任せる心が必要です。
神様は私の父ですから、
私がいなければならないところを一番良く知って、
私が一番幸福になり、
満足を感じ得る場所に導いてくださいます。

   レバレンド・ムーン

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